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8月30日 ◆木徳備前岡山ライスセンターが9月に解散 8月29日 ◆2銘柄追加で14年産申込を開始(特選米領布会) 8月28日 ◆千葉コシ、茨城こまちが按分に(第2回自主米) 8月27日 ◆加工米の流用防止でチェック体制強化(食糧庁) 8月26日 ◆関東地区28店舗からナンブ商品撤去(イオン) 8月23日 ◆7月販売、32万7千トンに(主食うるち) 8月22日 ◆埼玉・ナンブ、表示でお詫び会見 8月21日 ◆7産地9銘柄1万3千トン上場(第2回入札) 8月20日 ◆子会社キトクフーズとあじとき10月に合併(木徳神糧) 8月14日 ◆無洗米セミナーを開催(農産物流通技術研究会) 8月13日 ◆新米、計画外検査4割増(7月末検査) 8月12日 ◆業務用プレゼン、優位性を積極PR(ホクレン) 8月 9日 ◆品種の先祖帰り可能性は極めて低い 8月 8日 ◆食味研究会設置、基準米は独自ブレンドに(穀検) 8月 7日 ◆産地JA指定銘柄主体に精米販売(長崎屋) 8月 6日 ◆通販、福島コシも決定(ファーストリテイリング) 8月 5日 ◆斑点米カメムシ類の発生が「多い」予想 8月 2日 ◆金沢の精米表示調査を現地調査(食糧庁) 8月 1日 ◆6月はW杯開催でファミレス等売上げ減(外食調査) ◆木徳備前岡山ライスセンターが9月に解散 大手卸の木徳神糧はこのほど、子会社である?木徳備前岡山ライスセンター(資本金5千万円、松本浩司社長)が平成14年9月30日付けで解散することを明らかにした。 解散に至った経緯として、同社が西日本地区における米穀事業を拡大するため備前食糧と業務提携し、共同出資で平成11年6月に木徳備前岡山ライスセンターを設立。両社が販売する精米の製造受託工場として稼働させてきた。 その後、木徳神糧が備前食糧の株式を取得しその経営に加わり、平成14年3月には持株比率が41.5%に達し、加えて木徳神糧から社長を派遣するなど支配力を強めてきた。 結果、ライスセンターを存続させる必要性がなくなり、その業務を備前食糧に引き継がせることでグループ経営の効率化を図る措置を採ったものと説明。なお木徳神糧本体の業績に及ぼす影響は軽微としている。 ◆2銘柄追加で14年産申込を開始(特選米領布会) コメのカタログ販売を行うTOKYO旬の会「特選米領布会」では、8月より14年産新米の申込受付を開始した。 産地精米、産地直送、純米100%をセールスポイントに、郵便局のゆうパックを利用し個人宅に配達する。 主な商品と領布価格(郵送料、消費税含む)は▽秋田こまち5キロ2,700円▽宮城ひとめ同2,700円▽新潟コシ同3,050円▽新潟佐渡コシ同3,200円▽山形はえぬき同2,650円▽無洗米新潟コシ同3,200円…で、山形はえぬき、無洗米新潟コシ2銘柄が新規アイテムとなる。 平成14年10月〜平成15年9月の期間中、顧客が指定する月に宅配する仕組み。東京都内郵便局で申込を受付。販売業者は全国農協食品(株)(東京・渋谷区千駄ヶ谷)。 ◆千葉コシ、茨城こまちが按分に(第2回自主米) 8月27日に行われた14年産第2回自主米入札は、上場数量1万2,960トンに対して、落札は1万1,038トン、落札率85%となった。 申込倍率は1.4倍(前場1.5倍)。9産地銘柄の総加重平均価格は1万5,523円、前年同期比211円安。会場参加の買い手は「ほぼ予定通り」との反応を示していた。 前場の傾向を引き継ぐ格好で、千葉ひとめぼれ・ふさおとめの2銘柄に販売残が出た。茨城産あきたこまちは前場応札に10円単位のバラつきがあったが、1万5,400円で按分がかかった。指標1万5,420円は前年同期を79円上回った。千葉産コシヒカリも1万6,400円で按分になっている。 愛知コシヒカリは前場落札ゼロだったが、指値を修正したものと見られ、後場で全量が落札された。指標1万5,811円は前年同期より299円安。 ◆加工米の流用防止でチェック体制強化(食糧庁) 食糧庁は加工用米における丸米の流用防止に、委託工場の調査を行うなどチェック体制の強化を打ち出した。 8月9日付けで加工団体に「加工原材料用米穀の適正流通の確保について」一部改正を通知しているもので、主な改正内容は以下の通り。 (1)丸米を使用している買受人の工場倉庫等に対して加工等を行う都度、調査する ◆関東地区28店舗からナンブ商品撤去(イオン) 大手量販店イオン?(千葉・幕張)では8月21日に表面化した、?ナンブのコメ表示違反に対し、即日店頭からの商品撤去、取引停止などの措置を採った。 同社とナンブとの取引は関東地区店舗のうち、千葉を除く1都5県内の28店舗で精米商品を仕入れていた。店舗ごとに格差はあるが1〜3銘柄商品が販売されていた。対象となった商品は栃木コシ5キロ、10キロ、茨城コシ5キロ、10キロ、宮城ひとめ2キロの合計3銘柄、5SKU。 同社では「日付先付けは無く、すべて混米。21日中に28店舗すべてにおいてナンブ商品の撤去を完了。また売り場では今回の事態をポスターにより顧客に説明、申し出のあった顧客に対しては代金返済、商品交換の対応をしている。ナンブとは即日取引停止で今後の対応は協議している段階」(コーポレート・コミュニケーション部)とする。22日からは別のコメ卸から仕入れる対応が採られた模様。 ◆7月販売、32万7千トンに(主食うるち) 食糧庁は8月22日、7月分の国内産主食用うるち米の販売数量(速報値)を自主流通米30万9千トン、政府米1万8千トンの計32万7千トンとまとめた。 前年同月実績26万トンと比べると6万7千トン増となった計算だが、その内訳は自主米が8万1千トン増え、逆に政府米が1万4千トン減少したもの。昨年は自主米の指標アップ防衛のため6月までの引き取りが一気に進行、7月以降は一転して縮小した経緯がある。そうした昨年との比較では、この7月から自主米販売が前年実績を上回って推移するはず。 しかし累計で自主米は前年比27万6千トンのショートしており、残すところあと3カ月しかない14米穀年度。どこまで戻せるか注目。 一方、政府米は累計で13万4千トンの販売。既報のように期間経過米を販促材料にした最後の追込みを仕掛けた格好だが、材料の絶対量不足もありちょっと厳しい状況か。 ◆埼玉・ナンブ、表示でお詫び会見 埼玉の米卸・?ナンブ(さいたま市)は8月21日、米の表示で「日付先付け」と「混米」していたことについて消費者に対しお詫びの記者会見を行った。 県では20日に同社に調査を行い、6〜7月の帳簿を調べたところ、宮城ひとめぼれ100%と表示したものに他県産米が混じっていることを確認。約600トン(確認出来た数量)が適正に表示されていなかったとする。 JAS法に基づく行政指導の前に自から公表したもので、今後は同社の会見を受けて「なるべく早急に指示を出す」(県)考え。 なお、同社の川口精米センターは穀検の認証実施工場になっていたが、不適正な状況が見られたことを理由に16日付けで契約を解除されている。 ◆7産地9銘柄1万3千トン上場(第2回入札) 8月27日に行われる14年産第2回自主米入札の上場銘柄が関東、北陸、東海の7産地9銘柄1万2,960トンで決まった。 前年同期と同じ産地銘柄。上場数量は1,788トン少なく、大半が茨城こまち(1,469トン減)によるもの。系統別では全集連系は千葉コシ432トンのみ、その他は全農系。 売り手が16条価格(希望上限額)を適用しないと申し出たのは、茨城こまち、千葉コシ(全農・全集とも)、千葉ふさおとめ、愛知コシ、三重コシの5銘柄。これらは16条価格より高値で指値するというシグナル。千葉ひとめ、石川ほほほの穂、福井ハナエチゼンは16条価格で指値か。 ◆子会社キトクフーズとあじとき10月に合併(木徳神糧) 大手卸である木徳神糧はこのほど、同社の100%子会社であるキトクフーズ?(資本金7,500万円、瀧典久社長)と?あじとき(同2億1千万円、同)が、今年10月1日を期して合併すると発表した。合併はキトクフーズを存続会社とする吸収合併方式で行い、あじときは解散する。 キトクフーズは、?クックマンとして昭和58年8月に設立、惣菜加工販売を業としてきたが、平成14年7月に商号をキトクフーズに変更、経営体質、業績の安定化を図り業容を拡大してきた。 一方のあじときは、平成元年5月に設立され、食品の販売及び店舗内調理弁当の販売を業とする会社。両社の特性を融合させ、技術力とノウハウを結集し新しい商品を開発するなど業務の多角化を推進し、将来に向けて安定した経営基盤を確立するのが狙い。 なお、平成15年9月期において木徳神糧本体の食品事業部(加工鶏肉、加工食品の製造販売)を分社化し、キトクフーズに承継させる予定であることも明らかにしている。 ◆無洗米セミナーを開催(農産物流通技術研究会) 農産物流通技術研究会では、9月13日に開催される第106回研究例会において、無洗米を取り上げる。同研究会は農産物の加工・流通の技術、ポスト・ハーベスト・ビジネスの向上を目的に、昭和54年に創設。季刊誌・年報の発行や、定例研究会の開催などの活動を行っている。 今回のテーマは「無洗米の新たなる発展に向けて―設備面の課題と需要新調―」。今後さらに無洗米が拡大していくための課題として、?食味?製造コスト?消費者の理解の3点を挙げ、 ◎(社)日本精米工業会の桂木優治常務理事が「無洗米の現状と今後の課題」 …をテーマにそれぞれ講演する。 △日時:9月13日(金)13:30〜16:30△会場:東京都中小企業振興公社(秋葉原庁舎)第一会議室(千代田区神田佐久間町1−9)△参加費:会員2千円、非会員2万円。同セミナーに関する問い合わせは、農産物流通技術研究会事務局 TEL=03-3835-2888まで。 ◆新米、計画外検査4割増(7月末検査) 食糧庁は、7月末現在における14年産米の検査結果をまとめた。 総数は水稲うるち玄米で3万0,837トン、前年比105%。実施県は、高知、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄の5県。 1等比率は74.2%。2等以下の格付け理由は、カメムシによる着色粒の混入過多、早刈りによる充実度不足。 制度別の検査状況を見ると、計画出荷米2万3,091トン、その他(計画外)7,733トン。前年同期との比較では、計画出荷米97%、計画外140%と、計画外検査の増加(2,204トン増)が目立っている。 主な銘柄の検査は、▽宮崎コシ=計画米1万2,361トン(前年比112%)、計画外4,731トン(171%)▽鹿児島コシ=計画米6,697トン(111%)、計画外1,083トン(81%)▽高知ナツヒカリ=計画米1,734トン(60%)、計画外723トン(177%)。 ◆業務用プレゼン、優位性を積極PR(ホクレン) ホクレンは8月8日、都内の全日空ホテルに業務用関係の実需者を招待し「ごはんとしての北海道米」と銘打ったプレゼンテーションを開催した。 特に外食企業をはじめ中食、給食、加工食品メーカー等の関係者で、出席したのは71社。成長を続けるこれらの業種をターゲットに、道産米を中心に当日は北海道産の青果物、加工食品、北海道ぎょれん等の関係者も加わって積極的な取り扱いを要請した。 コメについては、14年産米の集荷・販売計画や品質向上と新規機能(低アミロース米、低グリテリン米、高アミロース米等々)の探索状況などを説明するとともに、今年も高品質米の仕分基準を厳格に行って良質米の出荷をPRした。 14年産米の作付けについては、きらら397(64%)とほしのゆめ(25%)でほぼ9割を占めるが、昨年と比べてほしのゆめが減少、その代替品種としてほしのゆめを上回る良食味品種である「ななつぼし(約3,600ha)」と「ほしたろう(同2,300ha)」が本格生産に入る。約44万8千トン(13年産実績は35万トン)の集荷を計画しており、政府買入は行われないと仮定して全量自主米での販売を前提として取組む方針。 ◆品種の先祖帰り可能性は極めて低い DNA分析や表示問題で話題になる品種の「先祖帰り」について、8月6日開催された表示検討会で農林水産技術会議事務局の佐々木氏は、遺伝子が固定しているため先祖帰りの可能性は極めて低く、自家採取の継続により、 (1)農作業過程における他品種の籾混入 (2)近隣の他品種との交雑 …などを挙げ、種子更新の有効性を説明した。 稲は、交配後10〜12世代を経過し固定されており、12世代で未固定率が0.05%であること、自植率(自株の花粉で受粉する割合)が99%以上と高いことを示した他ほか、とくにコシヒカリは育成開始後50年以上を経過、遺伝子はほぼ固定して先祖帰りの可能性は極めて低いと説明。 ◆食味研究会設置、基準米は独自ブレンドに(穀検) 穀検は内部に食味研究会を設置、8月6日に初会合を開催。食味ランキング調査の30年間のデータなどを解析し、米のおいしさの客観的な基準づくりやブレンド米の評価など、実践的な食味評価について検討する。 今後、学識経験者や卸代表などにも参加してもらい、年内にも中間とりまとめを行う考え。粘り・香りなど消費者に分かりやすい新たな表示方法を提案することも検討していくという。 一方、現在行っている食味ランキング調査の基準米について、穀検独自のブレンド米を採用する方針を固めた。 現在の基準米・滋賀日本晴に代わるもので、地域は日本の中心的なところで、継続性を考慮して日本晴の食味とほぼ同等なものとする。作付面積の太宗を占めるコシヒカリと他品種のブレンドになる模様で、詳細は未公表。 ◆産地JA指定銘柄主体に精米販売(長崎屋) 都内基盤の長崎屋(東京・中央区)は6月に東京地裁より更生計画の認可を受け、橋本浩キョウデン会長を社長とする新体制をスタートさせている。 同社では不採算店舗の閉鎖を進め現在は52店が営業中。今秋にも3店を閉鎖する予定で、最終的には49店舗体制となる見込み。精米商品を含めた既存店売上のマイナス幅も縮小、早期弁済計画など経営正常化を目指す。 コメ売り場の品揃えは定番銘柄、無洗米商品、特売商品とも充実。仕入先卸は全農系卸、大阪第一食糧が抜けたが、ミツハシ、日本マタイ他の複数卸が納入する。 主力商品は産地JA指定商品で現在(価格は7月末の都内23区内店)は、茨城JA北つくば指定コシ5キロ2,180円、宮城JA栗っこ指定ひとめ同2,280円、新潟JAにいがた岩船コシ2,780円、北海道JAあさひかわ市指定きらら1,980円が、また複数原料あきたこまち無洗米1,980円等を販売。 ◆通販、福島コシも決定(ファーストリテイリング) カジュアル衣料品店の「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング(山口市)は今年11月中旬から開始する米の通信販売で扱う産地銘柄について、このほど新たに福島県内3地区で穫れるコシヒカリの採用を決めた。 相馬郡小高町、同新地町、石川郡玉川村の3地区で、それぞれ生産者組織と契約を結んだ。秋田県大潟村のあきたこまちに次ぐ二つめの選定になる。 同社が扱うのは、永田農業研究所が提唱する、水や肥料を極限まで減らし、植物の生命力を伸ばし健康な根をつくる「永田農法」の指導を受けた生産者がつくる米。店舗販売については「のちのちの検討課題」としている。 ◆斑点米カメムシ類の発生が「多い」予想 農水省は7月1日、病害虫発生予報の第5号を発表した。 水稲の向こう1カ月の動向については、斑点米カメムシ類の発生が各地域で「多い」から「やや多い」と予想されている。7月4日以降、1県(石川)で警報、15県で注意報が出されている。 梅雨明け以降、水田周辺部の牧草地や雑草地へのカメムシ類の発生が多く見られ、今後、気温が高めに推移すると活動が活発になり水田内への侵入が増加すると見て注意を促し、防除の徹底を呼びかけている。 その他、葉いもちは北海道、東北、北陸、中国、中秋の一部地域で「やや多い」、紋枯病は東海、近畿、中国一部で「やや多い」予想。 ◆金沢の精米表示調査を現地調査(食糧庁) 食糧庁は、金沢事務所が13年度に立入検査を実施した9販売業者の精米表示調査状況について7月1〜2日にかけて現地調査を行い7月31日に結果を公表した。「同事務所が表示違反調査中に、県議会議員の働きかけで県に調査中止要請されていた」等のNHK(6月27日)報道に対応したもの。 調査結果では、9業者中、十分な対応とはいえなかった事例が3事例((1)JAS法によらず食糧法を適用(2)主要産地品種銘柄米の仕入れ、販売数量等の突合とその整合性の確認をもって調査を終了し、注意文書を発出(3)取扱い米穀全体の仕入れ、販売数量等の突合とその整合性の確認をもって調査を終了し、注意文書を発出)…あったとしたものの、県から金沢事務所に対する調査中止要請や、県議会議員の働きかけについてはどちらも事実関係を否定した。 立入検査した9業者は、その後のDNA分析で適正なことを確認。対応が不十分だった3業者も改善が図られているため、過去に遡って調査しJASに抵触していたことが判明しても再指導は意味ないとした。 また7月5日に9業者販売の精米を購入しDNA分析した結果、県内で販売されていたものはすべて適正だったが、1販売業者が他県で販売していた精米が一部他品種混入の可能性が認められたことから、県と合同で調査中。 ◆6月はW杯開催でファミレス等売上げ減(外食調査) 外食産業団体の(社)日本フードサービス協会(略称JF)が協会会員社を対象に行なった外食産業市場動向調査で、今年6月はサッカーワールドカップの開催でファミリーレストラン(FR)やパブ・居酒屋、ディナーレストランなどで観戦による出控えの影響から売り上げが大きく落ち込んだ。 ファミリーレストランは既存店ベースの売り上げが前年同月比92.0%(客数94.8%)だった。その中で「持ち帰り米飯/回転寿司」は、売り上げが100.2%、客数101.0%と前年を維持。BSEの影響による回復遅れが指摘され続けるファミリーレストランの焼き肉は売り上げ79.3%、客数80.1%と低調が続く。 店舗数は全体で前年比104.7%と増加。旺盛な出店意欲を見せるファミリーレストランの中華は店舗数を前年比120.9%と増やした。 |