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12月24日 ◆第4回MA一般16万2千トン落札、予想通り中国もちも 12月22日 ◆新米表示調査、DNA8%・新鮮度1.4%に疑い 12月19日 ◆15年産兵庫山田錦の自主価格は据置で決定 12月18日 ◆届出移行で、申請手続き変更を通知(東京都) 12月17日 ◆もち検査9万6千トン、うち計画外が4割強 12月16日 ◆来年1〜3月政府売渡価格、据え置き 12月15日 ◆第8回入札62銘柄8万3千トン上場 12月12日 ◆吉村秀雄商店(和歌山)が民再法申請 12月11日 ◆ヒノは平年に近い作況、ひとめ・こまち主産地が低下 12月10日 ◆ミニストップが八女矢部村棚田米おにぎり 12月 9日 ◆15年産水稲作況90で確定、陸稲117の豊作 12月 8日 ◆とよすと業務提携、中国工場の稼働は来年3月(亀田製菓) 12月 5日 ◆再び米国産精米にカビ状の異物を確認(農水省) 12月 4日 ◆給食のグリーンハウス、減・減米調達を強化 12月 3日 ◆トップバリュ新商品、こまちブレンド発売(イオン) 12月 2日 ◆新米検査322万トン、前年比81% 12月 1日 ◆(株)神明マタイ、新布陣で営業開始 ◆第4回MA一般16万2千トン落札、予想通り中国もちも 本年度4回目となるMA一般輸入米の入札が12月19日に行われ、16万2,000トンが全量落札された。 産地国別の内訳はアメリカ9万6,000トン、オーストラリア2万3,000トン、中国6,000トン、タイ3万2,000トン、ベトナム5,000トン。応札業者は延べ94社、落札業者は31社。平均落札価格は1トン5万8,868円。 国際相場の上昇や価格が高い中粒種が多かったため11月下旬の前回取引と比べて9.5%高となった。実需者からの要望を踏まえて買い付けた中国産もち米5,000トンは現地積み期間が2月下旬から3月末までで、4〜5月の需要とされる。 ◆新米表示調査、DNA8%・新鮮度1.4%に疑い 農水省は12月19日、今年9月から行われている15年産新米の品質表示特別調査の実施状況(12月3日現在)を公表した。 それによると、全国の米穀小売2,997カ所と卸売業者295カ所で延べ3万3,678点の精米製品の表示内容を調査した結果、4.7%(延べ1,585点)に表示事項の欠落等の不適正表示が明らかになった。 内容で多いのは「精米年月日の欠落」35%、「産年の欠落」23%、「産地の欠落」18%、「使用割合の欠落」14%、「品種の欠落」11%の順。その場で指導を行うとともに、必要に応じて文書による指導を行い、改善状況の確認を行っている。 今回の調査は、DNA分析と新鮮度判定を取り入れているのが特徴で、DNA分析による品種判別を行った551点のうち8.0%(44点)に表示と異なる品種混入が疑われる反応が認められたほか、新鮮度判定を行った981点のうち1.4%(14点)に酸性度が高く古米混入の可能性がある反応が認められた。これら製品は個別に遡及調査を行っており、販売業者等に発生原因がある場合はJAS法に基づく指示・業者名公表等の措置を行う方針。 ◆15年産兵庫山田錦の自主価格は据置で決定 兵庫山田錦の15年産自主米価格が据置で決まった。特上2万7,700円、特等2万6,450円、1等2万4,600円。 売り手・買い手の交渉においては自主米入札で15年産うるち米が値上がりしていること、一方で清酒の消費が落ち込んでいることなどがポイントとなり据置で妥結したもの。 11月末現在の検査は1万6,264トン、等級比率は▽特上3%▽特等64%▽1等29%など。 また、16年産米の生産は「需要者団体から購入数量が出ていない」ため策定に至っていない。15年産米は26万俵だったが、清酒の生産動向から類推すれば下げ傾向か。なお、同県の他銘柄は未定で、例年通り年明けになる見通し。 ◆届出移行で、申請手続き変更を通知(東京都) 東京都は、来年4月から登録制から届出制に移行することに伴い、来年3月31日までの「米穀取扱業者の申請手続きの変更」について通知した。 申請から登録までの期間が2カ月間かかるため、都道府県での新規・更新登録申請の受け付けを16年1月31日までとする。 4月1日から農林水産大臣(農政局か農政事務所)に届出することになる。移行期間の2月、3月は都も国も受け付ない。販売所の新設や住所変更などの変更登録は3月17日まで都で受け付け、氏名名称変更など変更届出は3月末まで都で受け付ける。 米穀の出荷・販売業者は事業開始前に農林水産大臣に開始届を提出(年間事業規模20精米トン未満は除く)することになっており、現行の登録卸・小売・出荷業者などは経過措置として4月1日現在から届出業者とみなされ、改めて手続きは必要ない。 ◆もち検査9万6千トン、うち計画外が4割強 11月末現在における15年産米の検査は336万6千トン(前年比81.6%)になっている。 種類別では、水稲うるち320万4千トン(81.2%)、醸造用6万6千トン(90.2%)、水稲もち9万6千トン(90.6%)、陸もち6百トン(82.5%)。 制度別では、計画米260万トン、計画外等(予定米含む)76万6千トンで、計画外うるち検査は60万トンを超えたものと見られる。 一方、もち米は計画米が5万3千トン、計画外が4万3千トン(前年同期は計画米8万2千トン、計画外2万4千トン)、外検比率が前年同期の2割強から4割強へと高まっている。 ◆来年1〜3月政府売渡価格、据え置き 農水省は12月12日、16年1月1日から3月31日までの米穀の標準売渡価格について現行価格に据え置くことを食糧部会に諮問し、案通り答申された。4月以降は入札を基本とする売り渡し方式に移行するため、最後の諮問・答申となる。 水稲うるち玄米1〜5類1・2等平均包装込み、税抜き60キロ当たり1万5,925円(税込み1万6,721円)は変わらず。類別・等級別格差も下表のように変わらず。これを基準に定める売渡予定価格は、品質・用途等の相違や、政府米の販売状況等を考慮して適切かつ弾力的に設定される。 しかし、今年は不作と来年4月からの制度変更で特殊な環境にあることや、現状の契約状況(契約が先行し、引取が後。1月改定では差損が発生)などがあり、現行据え置きで改定なしの公算。 一方、ミニマム・アクセス輸入米も国内産米の水準との整合性を踏まえ据え置きとなった。 ◆第8回入札62銘柄8万3千トン上場 12月19日に実施される15年産の第8回自主米入札の上場が62銘柄8万3,212.8トンで決まった。数量ベースは前回並みだが、前年同期比82%と削減されている。 前回上場と比較して、青森むつほまれと熊本コシ・ヒノ・森のくまさんの4銘柄の上場がなく、茨城ゆめひたちが上場される。 銘柄別の数量変動(前回比)は、北海道きらら35%増、ほしのゆめ48%増、山形コシ33%増、山形こまち54%増。逆に減少は、庄内産でササ58%減、はえぬき39%減、ひとめ33%減。関東コシも茨城20%減、栃木4%減、千葉46%減。 新潟コシは、一般・魚沼が減少し、岩船・佐渡が増加。年間上場25%カットが決まったが、12月以降の月別配分は産地によってばらつきが見られている。 ◆吉村秀雄商店(和歌山)が民再法申請 和歌山県那賀郡岩出町の酒造会社、(株)吉村秀雄商店(吉村秀雄代表、資本金5,200万円)は11月30日、和歌山地裁に民事再生法を申請した。 同社の清酒「日本城」は和歌山県内では有名ブランドで不動産資産も多かったが、バブル時に不動産投資に失敗、100億円以上の有利子負債を抱えていた。また、近年の清酒需要の落ち込みで、最盛期18億円あった売り上げが10億円以下に落ち込んでいた。 負債総額は116億円とされているが、かねてより米を納入をしていたA社は「売り掛け金は1台分あるかないか。一頃に比べると醸造量が大幅に減っており、ウチ以外からのコメ代金の買い掛けも巨額なものではないと思う」と話している。 ◆ヒノは平年に近い作況、ひとめ・こまち主産地が低下 農水省は、15年産水稲の品種・産地別の作況指数(確定値、入札上場銘柄)を公表。 コシヒカリは山口88〜長野98までばらつく。栃木91、三重92、滋賀91、島根90、鳥取90、岡山91、熊本90などで、山陰産が全般的に低い傾向。新潟96、富山96、石川96、福井92と、北陸産は一部を除き「やや不良」の範囲内。 ひとめぼれは岩手79、宮城69、福島83など軒並み「著しい不良」、あきたこまちも岩手71、秋田92、山形83と「不良〜著しい不良」。 ヒノヒカリは、佐賀・山口96〜岡山100の範囲で、品種別ではもっとも平年並みに近い。北海道産は、きらら72、ほしのゆめ76、青森産は、つがるロマン66、ゆめあかり36、むつほまれ50。 ◆ミニストップが八女矢部村棚田米おにぎり コンビニエンスストア、ミニストップは福岡県内中心59店舗で今月2日からJA福岡八女農協管内、矢部村の棚田米を使用したおにぎりを発売した。 同農協では米政策改革に対応する戦略として取り組み、全農ふくれんが協力した。ミニストップと取引する佐賀県鳥栖市の米卸・森光商店と契約して、15年産は農家28戸、約8ha分の玄米25トンを出荷する。 17年産までに同村全水田面積(棚田)約70ha(200戸分)での出荷を目指しており、おにぎりの売れ行きに期待を寄せる。 ミニストップでは「すでに全国(宮城、山形、茨城など)で減農薬栽培米というくくりで契約農家と取り組んでいる。九州でも土壌から、植え付けまで(うちの)趣旨に合う産地が開拓出来た。九州でもFC加盟店が参加する稲刈りツアーを開催できる」と話している。 ◆15年産水稲作況90で確定、陸稲117の豊作 農水省は12月8日、15年産水陸稲の収穫量(確定値)を水稲777万9,000トン、陸稲1万2,500トンの計779万2,000トンと公表した。 水稲の10a当たり収量は469kgと前回10月15日現在調査と変わらずで、作況指数は「90」のまま。反収に変動があったのは、福島3kg減、岡山1kg減、沖縄13kg増の3県。都道府県別で作況指数が変動したのは沖縄105(4ポイント増)のみ。全国ベースの水稲生産量は前回予想より2千トン減に留まった。 一方、今年初めて公表される陸稲(ほとんどもち米)は全国指数117の豊作。作付面積は1割減と減少に歯止めがきかないが、10a当たり収量が250kgで、収穫量は1万2,500トン、前年と変わらなかった。 ◆とよすと業務提携、中国工場の稼働は来年3月(亀田製菓) 亀田製菓?は12月4日、あられなどを製造するとよす(株)(大阪府)との業務・資本提携に関する基本合意を締結したと発表。 亀田製菓ではとよすの長年にわたって構築してきた高級米菓のノウハウと同社が持つ生産管理技術の融合により、それぞれの得意分野を活かした事業展開が可能という判断の下に合意に至ったとしている。とよすの75%の株式を取得(平成16年2月予定)する。 両社のブランドは引き続きそれぞれ独立性を尊重しながら、亀田製菓は量販店・コンビニを中心とするチャネルにおいて一層のシェア拡大をはかり、とよすは百貨店等における高品質・高付加価値商品の販売を通じて事業拡大をはかる。 とよすの会社概要は▽本社・本店、工場=大阪府池田市▽直営店=全国有名百貨店▽15年3月期売上高=30億3,300万円(前年比▲10%)。 ◆再び米国産精米にカビ状の異物を確認(農水省) 農水省は1月3日、先月27日に政府が委託により変形加工を行っていた政府所有の米国産精米に「カビ状の異物」の混入を確認した。 今年1月に輸入した8,491トンのうちの1袋(30kg樹脂袋入り)。厚生労働省指定の検査機関で分析中。これにともない、同一本船で輸入され、現在政府が保有している米国産精米7,840トンは安全性が確認されるまでの間、移動を凍結し市場に出回らない措置をとっている。すでに販売した651トンは実需者に確認を行うように要請。 一方、11月6日に政府所有の米国産精米中に混入を確認したカビ状の異物の分析結果は、3種のカビが確認されたものの、カビ毒を生産するものではないことが判明。このため同一本船で輸入され、政府が所有し移動を凍結していた米国産精米1万0,450トンを3日付けで解除した。当該米穀の使用に当たり、カビの混入について確認し、異常のないもののみを使用する ◆給食のグリーンハウス、減・減米調達を強化 給食サービス大手のグリーンハウスは、減農薬減化学肥料でつくる米の調達を16年産以降強化する。 こうした特別栽培米の仕入れは会津産コシヒカリ、山形産コシヒカリなどで着実に実績を築いてきている。同時に「単協との取り組みをしていく」考えで、従来、計画外米の仕入れも含めて取り組んでいるが、これをより充実させる。 今年秋の米取り扱いでは「新米の使用量がかなり減っている。古米を使わざるをえない」としている。事業所給食は受託契約先における食材仕入れ費を始め経費の制限が厳しい面があるため新米への切り替えは容易でない状況となっている。 ◆トップバリュ新商品、こまちブレンド発売(イオン) ジャスコ精米売場でブレンドPB新商品である「トップバリュあきたこまち」が、5キロ袋価格2,480円で発売されている。 内容は15年産秋田こまち50%+山形こまち50%で、先週末の都内23区内店舗では発売済みの、同こしひかり商品と一緒に目立つ位置で販売される。 同社では11月1日よりジャスコ、マックスバリュ、メガマート、またイオン九州?などグループ6社、650店で、「トップバリュ富山産栃木産こしひかり(富山コシ50%+栃木産コシ50%)」、「同富山県産長野県産こしひかり(富山コシ50%+長野コシ50%)」の発売を開始、価格は両商品とも2キロ1,080円、5キロ2,480円、10キロ4,480円、また同じ内容の無洗米商品を2キロ1,180円、5キロ2,580円で展開中。 あきたこまち商品は同PBブランド3弾目の格好で、今回の企画には北海道、青森、秋田、岩手、山形、富山、長野、栃木の各産地が関わっていると伝わる事から、店舗規模により誤差はあるが今後の新商品投入も考えられる。同社では一連のトップバリュシリーズの初年度販売目標を、金額ベースで約70億円、数量ベースで約1万4,000トンとしている。 ◆新米検査322万トン、前年比81% 農水省はこのほど、11月15日現在における15年産米の検査結果を321万7千トン(前年比81.1%)とまとめた。 種類別は、水稲うるち307万7千トン(80.8%)、醸造用5万9千トン(88.7%)、水稲もち8万トン(89.8%)、陸稲もち6百トン(76.5%)。 水稲うるちの等級比率は1等74.8%、2等21.0%、3等2.1%、規格外2.1%。前年同期より1等が+3.8ポイント、規格外が+0.8ポイント。2等以下の格落ち理由のうち充実不足が27%と最多。 ◆(株)神明マタイ、新布陣で営業開始 装いも新たに新会社・(株)神明マタイ(藤尾益也社長、資本金3億円:出資比率は(株)神明85%、日本マタイ(株)15%)が1日、営業を開始した。 社は日本マタイ(株)の食糧事業部門を会社分割し設立したもので、神明と日本マタイ両社と緊密な協力関係を保持しながら事業展開を行う方針。同社の新布陣は以下(敬称略)の通り。 ▽代表取締役社長=藤尾益也▽専務取締役=清水康夫▽常務取締役=藤木栄一(管理部部長兼任)▽取締役=田中義昭【米穀販売事業部】執行役員事業部長=市川治郎(▽精米営業部部長兼任)▽玄米営業部部長=難波修▽仕入部部長=根岸修【米穀生産事業部】執行生産事業部長=宮下剛延(▽品質管理室室長兼任)▽東京工場工場長=松岡延勝▽受注センターセンター長=藤村則夫【食品事業部】執行役員事業部長=川口正敏▽食品部部長=権藤晴喜▽業務部部長=結城孝男。 |