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6月30日 ◆ミツハシにJAS改善指示、委託工場の製品で 6月27日 ◆「残暑厳しい」(気象庁)、豊作ムードへ 6月26日 ◆相模鉄道が岩手ひとめ使用のおにぎり店展開 6月25日 ◆日生米穀(株)にJAS違反で改善指示(大阪府) 6月24日 ◆売れる米創りテーマに農業団体も参加し討論会 6月23日 ◆5月主食うるち販売37万4千トン 6月20日 ◆秋田やまもと農協がコンビニと提携で弁当販売 6月19日 ◆am/pm、米飯は弁当含めすべて減農薬米 6月18日 ◆「しまねWEB産展」での仁多米販売が開始 6月17日 ◆売上310億円、数量12万4千トン(津田物産) 6月16日 ◆サタケ、無洗米装置ミニシリーズも導入進む 6月13日 ◆スリーエフが減農薬「会津コシ」の弁当を発売 6月12日 ◆14年の炊飯出荷量44万トン(食糧庁) 6月11日 ◆4月の外食、天候も左右し売上げ再び前年割れ 6月10日 ◆トレース可能な山形米、今年10万トン目標 6月 9日 ◆ローソン「おにぎり屋」で売上げ前年比2割増 6月 6日 ◆「米の高付加価値化」をテーマにシンポジウム 6月 5日 ◆富山立山町コシ懸賞で、コメ購入基準調査(ユニー) 6月 4日 ◆置賜はえぬきとコシ混合で廉価の無菌米飯発売 6月 3日 ◆東都生協、無洗米省農薬コシに未検米使用 6月 2日 ◆山口ヒノブレンド米好評で定番化に意欲 ◆ミツハシにJAS改善指示、委託工場の製品で 食糧庁は6月27日、(株)ミツハシ(神奈川県横浜市)に対し、JAS法違反で改善指示を行った。 同庁が行ったミツハシ及び同社委託工場に対する立入検査で、委託工場が製造・販売した精米の一部に表示違反が確認されたもので、販売業者名が米袋に記載されていたミツハシに改善の指示が出た。委託工場名は未公表だが、中部地区業者の模様。 同庁によると、今年3月3日から5月22日にかけて行った立入検査で、ミツハシの委託工場が製造し、ミツハシが品質表示を行って販売した「三重県産コシヒカリ14年産100%」のうち少なくとも平成15年2月3日に精米した81kg(2kg袋28袋、5kg袋5袋)に、三重県産コシヒカリ以外の原料玄米を使用していたことが判明したもの。 ミツハシブランド精米の品質表示に対する点検体制の整備、原因究明、責任所在の明確化などを指示した。 ◆「残暑厳しい」(気象庁)、豊作ムードへ 気象庁は6月25日、稲の生育に最も重要な7〜9月期の3カ月予報を公表した。 前回予報より北日本の7月予報を「平年並みか低い」→「平年並み」に上方修正するなど、3カ月平均気温は全国的に高くなる公算で、「残暑が厳しくなる」としている。 水稲作柄も徐々に豊作ムードになってきた。現在、コシ中心に不足気味の需給環境で市況も上昇しているが、これを念頭においた手当てや在庫調整をする必要がある。 月別の天候予報は以下の通り。▽7月=北日本では天気は周期的に変わる。東・西日本では平年と同様に前半は低気圧や梅雨前線の影響で雨の日が多く、後半は高気圧に覆われて晴れる日が多い。気温は全国的に平年並み。▽8月=平年と同様に晴れる日が多い。曇りや雷雨となる時期がある。気温は北日本で平年並みのほかは、平年並みか高い。▽9月=天気は周期的に変化するが、前半を中心に残暑が厳しい。気温は全国で平年並みか高い。 ◆相模鉄道が岩手ひとめ使用のおにぎり店展開 相模鉄道(横浜市)はおにぎり専門店「握り立ておにぎり いすと」を展開する。相鉄の全額出資子会社のイスト(横浜市)が運営する。 1号店は6月18日に相模線二俣川駅改札口前に「二俣川駅前店」を出した。販売するおにぎりは20種類。価格は塩むすびが120円で、梅干が160円、ねぎとろ220円など。お茶漬けや惣菜、みそ汁、おにぎりセットも用意。具材を選んでもらい、注文を受けてからおにぎりを握る。 米は減農薬栽培の岩手県水沢産ひとめぼれで、マイナスイオン水を使って炊く。平日の営業は午前7時30分から午後9時30分まで。1日700個前後の販売で、年間約5,400万円の売り上げを見込んでいる。1号店での売れ行きも見ながら多店舗展開していきたい考え。 ◆日生米穀(株)にJAS違反で改善指示(大阪府) 大阪府は6月23日、日生米穀(株)(大阪府門真市東江端町)に対してJAS法表示違反で改善の指示を行った。 府流通対策室・食品表示グループによると、同社は平成14年10月1日〜12月16日、平成15年3月1日〜4月30日の間、「新潟県産コシヒカリ(14年産)」と表示して袋詰めした精米に、未検査米約109トンを混入していた事実が判明。 また、平成14年10月1日〜12月16日の間、「滋賀県産コシヒカリ(14年産)」と表示して、袋詰めした精米にも未検査米約3.7トンを混入していたことが判明した。 発端は、今年3月24日付けで大阪食糧事務所からDNA分析結果(他品種混入)が大阪府に対して行われ、府が15年5月9日から6月3日まで計4回立入検査を行い、未検査米に産地・品種・産年を表示し、販売していたことを伝票等により確認したという。 ◆売れる米創りテーマに農業団体も参加し討論会 全米販、日本青年会議所、全米工、近畿穀類、全国農協青年組織協議会の5団体の米穀青年部会は6月20日、都内で「売れる米創り」をテーマに討論会を開催。 農業団体も参加した今回は、全青協の門傳英慈参与と三上一正副会長、流通業者から(株)ミツハシの三橋美幸社長、千田みずほ(株)の千田法久常務の4人によるパネルディスカッションが行われた。 全青協側は自己責任を果たすには適正価格での安定供給が肝要とし、農家の生産調整の必要性を強調。表示や安全性、消費拡大の意見開陳で、表示では「できないような表示はしない形に変えていく」(流通業者側)必要性が指摘。 出席者の卸からは量販店バイヤーを巻き込んだルール作りが必要とし、「どう三点セットを否定できるかが課題」との意見も。安全性確保では「業界としてはここまではやっているという態勢は取っていかないと」。消費拡大では「そのためにもっとお金を」、「基礎研究にお金を」。 ◆5月主食うるち販売37万4千トン 食糧庁は6月20日、5月分の国内産主食用うるち米の販売数量(速報値)を自主流通米36万6千トン、政府米8千トンの計37万4千トンとまとめた。 前年同月実績と比べると、自主米は2万6千トン増、政府米は9千トン減で、トータル1万7千トン増になっている。 自主米は、入札価格の上昇となった銘柄の早期取引が進み、2カ月連続で前年同期を上回った。一方の政府米は11〜5月トータルで4万4千トンと低迷が続く。 ◆秋田やまもと農協がコンビニと提携で弁当販売 JA秋田やまもとは、コンビニエンスストアのサークルKと提携し、減農薬栽培したあきたこまちのおにぎり3個をメインに地場産素材を使った「グランママシスターズおむすび弁当」を、6月24日から2週間限定で北東北3県のサークルK162店舗で販売する。 おととし9月からスローフード運動に取り組む同農協では地域の伝統食の提供を目的に“地場食材弁当”の独自開発にも取り組んできた。ファストフード世代の子供たちに提供していきたい思いが強く、今回はそうした思いとサークルK側の要求とが合致したかたち。おいしさと安全も訴求していく。 同農協では期間中、おにぎり2万個の販売を目標にしており、米の使用量は約3トンを見込む。販売期間延長への期待もある。 ◆am/pm、米飯は弁当含めすべて減農薬米 am/pmジャパンは昨年11月中旬からおにぎりや寿司に使う米を減農薬栽培米(山形産はえぬき中心のブレンド米)に切り替えたが、弁当類「とれたて弁当」シリーズについても予定通り年末までに産地指定での減農薬米への切り替えをほぼ終えている。 弁当では各種商品特性に合わせて産地銘柄の配合比率は変えており、そのうちの一銘柄として山形産はえぬきも使用。 一方、売り行き好調のおにぎりは前年比での売り上げの伸びが今年に入ってから顕著となっており、2〜3月度が2%増、4〜5月は3%増とより向上。5月20日からの直巻タイプ「まごころおむすび」シリーズの発売はさらなる売り上げ増の牽引役になりそう。 ◆「しまねWEB産展」での仁多米販売が開始 減農薬栽培など、こだわり農産物のインターネット通販を手掛けるオイシックス(東京都品川区)と島根県との共催による「しまねWEB産展」が6月12日に開設した。 4週間の期間限定で、米は奥出雲仁多米?が提供する出雲地区の仁多米(仁多和牛の完熟堆肥を使った“堆肥施用米”)が対象品目に登録。5キロで価格は3,400円。 オイシックスでは良質米生産地である仁多地区の米を消費者に広くアピールしたい考え。」 ◆売上310億円、数量12万4千トン(津田物産) 津田物産(株)(奥吉治社長/大阪市鶴見区)の平成15年3月期決算は、売上高310億円(前期比106%)、取扱数量は主食11万6,000トン+酒米8,000トン=合計12万4,000トン(同109%)となった。 同社では昨年9月に米穀小売店支援、サポート体制強化等を目的に、販売会社ライスフレンド(株)を立ち上げ、今年1月6日から産地の協力を得て本格的な事業をスタートさせている。 1月は岩手ひとめぼれ、2月福岡ヒノヒカリ、福井コシヒカリ、3月熊本森のくまさん、青森つがるロマン、4月福島コシヒカリ、岡山ヒノヒカリと、月毎に産地の協力を得て販促キャンペーンを打つほか、営業部を挙げて個別米穀小売店の支援体制を強化している。 今期についても4月〜5月の販売実績が2万6,000トン(前年同期比111%)と、好調なスタートを切っており平成16年度3月決算では、主食向け取扱数量約13万トンを目標とする。 ◆サタケ、無洗米装置ミニシリーズも導入進む サタケはこのほど開かれた国際食品工業展に、2月に発売を開始した小型無洗米装置「テイスティホワイトミニ」「スーパージフミニ」、7月から販売する、玄米・白米・無洗米の新鮮度測定装置「シンセンサ」を出展した。 タピオカでぬかをとる「テイスティホワイトミニ」は最小ロット50キロから加工が可能で、排水が出ない特殊仕上精米方式。関東地区では2カ所で導入、長野方面ではレストランが導入を検討。設置費用が毎時2トン型と比べ半分以下で一般小売店での導入が見込まれる。 少量の水でぬかをとる「スーパージフミニ」は最小ロット30キロからの加工が可能で、シンク方式で清掃が簡単で衛生的。 「シンセンサ」は米の新鮮度を迅速に測定し点数化する。5月現在、「スーパージフライス」シリーズは、稼働67工場、施工4工場、商談25工場以上、「ネオテイスティホワイトプロセス」シリーズは、稼働71工場、施工5工場、商談60工場以上。 ◆スリーエフが減農薬「会津コシ」の弁当を発売 コンビニのスリーエフは6月17日より穀検で食味が特A評価の会津産コシヒカリの減農薬栽培したものを使った「米こだわり弁当」を発売する。 「米こだわり味わい御膳」(490円)と「米こだわり親子丼」(480円)の2種類。売場で「会津産コシヒカリ使用」を訴求する。同じ米はこだわりおにぎりシリーズ「おむすびごはん」にもすでに使用している。 「米こだわり味わい御膳」は9品目のおかずを詰めた高級感ある弁当で、米にこだわりを持つ40代以上の中高年層を意識した商品となっている。 なお、「おむすびごはん」以外の定番商品のおにぎりでは、コシヒカリ(会津産)50%、ひとめぼれ50%(いずれも減農薬栽培)のブレンド米を採用している。 ◆14年の炊飯出荷量44万トン(食糧庁) 食糧庁は平成14年の炊飯製品の出荷量を前年比0.1%減の43万8,400トンとまとめた。精米使用量は、うるち19万7,478トン、もち4,252トンの計20万1,730トン。調査対象工場は399。 出荷先別製品数量(製品トン)は、飲食店4万3,203(前年比97.5%)、旅館等2万0,564(同90.1%)、学校給食6万9,408(同114.0%)、病院食3,949(同102.8%)、食料品販売店25万1,736(同100.2%)、自社製品4万5,793(同90.2%)、その他3,747(同75.4%)。 炊飯製品の出荷量は平成12年に比べると1万4,660トン増。調査対象工場数は、13年および12年が421。自社製品とは、レトルト米飯、無菌包装米飯、冷凍米飯等の加工米飯および弁当、おにぎり等。食料品販売店は、百貨店、スーパー、コンビニ、弁当・おにぎり販売店など。 ◆4月の外食、天候も左右し売上げ再び前年割れ 外食団体の(社)日本フードサービス協会(JF)が協会会員社を対象に行なった今年4月の「外食産業市場動向調査」によれば、新規店を含む全店ベースでの売り上げは、全体で99.1%と2ケ月ぶりの前年割れ。 店舗数は前年比104.5%と増えたが、その割に客数は100.8%と伸びず、客単価も98.3%と依然下落しているため。経済環境が改善されず個人消費が低迷していることに加え、昨年に比べ雨天の日が多く、気温も平年より低かったことも影響した。 その中でファミリーレストランの焼肉分野は一昨年のBSEの影響から回復して売り上げが二桁増(111.9%)となり、セルフサービスコーヒーショップ中心の喫茶も出店増(110.9%)にともない売り上げが前年を大きく上回り(106.9%)、この分野の市場を拡大。「持ち帰り米飯/回転寿司」は店舗数が前年比96.1%だが、客数は105.5%で、売上高が104.1%。 ◆トレース可能な山形米、今年10万トン目標 全農山形県本部は6月5日、「関東・山形米研究会」と「山形米ファンクラブ」合同研修会で15年度取り組みを説明した。 販売目標では、はえぬき8万8,000トン、コシヒカリ1万1,000トン、あきたこまち1万4,000トンと案内。こだわり米生産目標では、トレース可能米(栽培履歴を確認できる米)10万トン、山形マイルド栽培米(減農薬米等山形県の認証米)3万トン、全農安心システム米300トン。17年度で、トレース可能米11万6,500トン、山形マイルド栽培米3万6,000トン、全農安心システム米500トンを目指す。17年度作付けでは、はえぬき61%、コシヒカリ11%を目指す。 同会では表示問題アドバイザーの垣田達哉氏が「消費者に信頼される食品表示とは」と題し講演。農薬残留検査の様子を図や写真で説明することが消費者PRに有効であると強調。食品表示は差別化戦略上最大の武器との観点で論じた。 ◆ローソン「おにぎり屋」で売上げ前年比2割増 販売好調とされるコンビニのおにぎり。ローソンは02年11月に同社独自ブランド「おにぎり屋」を登場させ、発売月から03年4月まで6ケ月連続でおにぎりカテゴリーの売上高前年比120%以上を記録した。販売個数は11月からの累計で約3億個を達成。 この貢献で米飯カテゴリー全体の売上高前年比も100%をクリア。「おにぎり屋」シリーズの新作として5月には「新潟コシヒカリおにぎり さけ漬焼」と「新潟コシヒカリおにぎり 豚トロ直火焼」を発売(価格160円)。おにぎりをよりおいしく食べてもらうため5月に「緑茶」と「みそ汁」も販売。「みそ汁」は「上高地みそ(米みそ)」を使用する。 おにぎりは「おにぎり屋」では、使用米に関して、粘り、光沢があり、冷めてもおいしいとしてコシヒカリに統一(炊き込みご飯を除く)。「おにぎり屋」効果では、ヘビーユーザーのリピート率アップと新規購買層の拡大に成功したとしている。 なお、宮城・山形地区で発生したJAS法に基づく加工食品品質表示違反(取引先のサンデリカが製造した新潟コシおにぎりに偽装発覚)に絡んだ追加情報として同社・新浪社長は、5月27日現在、当該地区・全国ともに、米飯カテゴリー及び商品全般の売上げは今のところ大きな影響は出ていない…と報告している。 ◆「米の高付加価値化」をテーマにシンポジウム 6月10日から東京ビッグサイトで開催される国際食品工業展で、コメに関するシンポジウムが開かれる。同展開催初日の10日午後1時05分〜午後4時55分の間、東展示場のセミナー会場にて、「米の高付加価値化技術」がテーマ。 美味技術研究会が企画したもので、米商品に対するニーズは食の高級化(グルメ思考)、食の機能性化、自然食・健康食志向など多様化している。そうした情勢下、コメの消費拡大を図る意味を含めて、食品素材としての利用価値の高いコメをもう一度見直し、高付加価値化された米食品の普及が狙い。 シンポジウムで講演される内容は以下(敬称略)の通り。▽「高級米指向に対する課題」(京大名誉教授・山下律也)▽「無洗米生産と副産物の有効利用」(食協(株)・井尻哲)▽「発芽玄米の機能性」((株)ファンケル・石渡健一)▽「米糠に含まれる機能性成分とその生理作用」(築野食品工業(株)・井上良計)▽「高付加価値米の製造技術」((株)サタケ・金本繁晴)。 参加費用は無料(要旨集代1,000円)で先着順に現地で受付ける。問い合わせ先は、美味技術研究会事務局(電話=0824−24−5364)まで。 ◆富山立山町コシ懸賞で、コメ購入基準調査(ユニー) 産地指定、産白精米商品販売を特色とするユニー(愛知県)では、各産地毎の感謝キャンペーン企画を継続実施するが、現在は「富山立山町のお米こしひかり・ご愛顧プレゼントキャンペーン」を展開中。 富山立山町コシ5キロ、10キロ商品の添付シールを送る事で、産直品、ユニー商品券等が当たる仕組み。応募先は富山県アルプス農業協同組合営農販売部。期間は7月31日まで。 専用応募ハガキには恒例となったアンケート項目(ユニー、アピタのお米を選ぶ基準は?→(1)産地(2)銘柄(3)価格(4)見た目(5)その他)が設定されている。ユニーでは富山立山コシを始め、新潟三島郡コシ、秋田羽後町あきたこまち、信州佐久米コシなどを販売する他、新潟コシ等の産白無洗米も販売する。 ◆置賜はえぬきとコシ混合で廉価の無菌米飯発売 日本生活協同組合連合会(日生協)は6月1日から山形県置賜地区産のはえぬき7割とコシヒカリ3割のブレンド米を原料とする無菌包装米飯を発売した。 コンセプトは「より美味しい無菌米飯を低価格で実現する」。1個200グラム入りで、価格は100円。原料米の調達は産地指定で、トレーサビリティーも明らか。全国の生協店舗及び共同購入で取り扱い、年間1千万食の販売を目指す。 置賜産米の採用は良食味かつ品質が年々でバラつきがないこと、さらには数量確保でも、コシヒカリは今後の数量拡大が見込めるなど安定的な調達が図れる点に着目したもの。 搗精は山形県食糧が行ない、製品製造は東洋水産の子会社で福島県内のメーカー、フクシマフーズ(株)に委託する。JA山形おきたまでは、年間1千トンの原料米供給を見込んでいる。 ◆東都生協、無洗米省農薬コシに未検米使用 東都生活協同組合は6月2日、昨年10月2日から10月4日の期間に販売した「無洗米土づくり省農薬コシヒカリ(そうさ)」が未検米だったことを組合員に明らかにし、お詫びした。 生協内部で産直米の確認・点検作業により明らかになったもので、千葉・匝瑳センターの生産者により出荷された14年産千葉県産コシヒカリだったが、農産物検査法による検査証明のない米を使用していたほか、一般栽培米も含まれていた可能性があるという。東京都は調査中で、JAS法違反で改善指示が出る見通し。 同生協によると、生協担当者と産地事務局の間で事前確認が不十分だったため、供給を行う段階で出荷量不足に気づき、急きょ、予定が無かった生産者に出荷要請したため、検査が間に合わなかったという。 さらに、生産者が周辺農家から集めた千葉県産コシヒカリと自分のコシヒカリを分けて出荷していたか確認できず、殺虫・殺菌剤2回までという生協との約束より殺虫剤の使用が1回多いこともわかったという。 同生協では、組合員に説明し代金返金する一方で、再発防止に向けて、法令遵守の徹底、職員教育・研修の強化、出荷数量の点検・確認作業の強化−する方針だが、昨年も産地を偽った豚肉を販売していたことが発覚したばかりだった。 ◆山口ヒノブレンド米好評で定番化に意欲 今春発売開始した山口産「ヒノヒカリ70%+ひとめぼれ30%」を原料とする新商品「武蔵小次郎米」の売れ行きが順調という。 小売価格が、米穀店で5キロ2,100円、スーパーで同1,980円と値頃感がある。量販店は約60店舗で販売している。5〜6月はキャンペーンを展開、おにぎりにしての試食や300グラム入りサンプル配布など県を上げての宣伝を繰り広げている。 取り扱う県内の卸も「食味も価格もそこそこ」と納得。販売期間はNHKの大河ドラマ「武蔵」が終了する来年3月までだが、県内卸はこの先も販売が好調ならネーミングを変えて来年4月以降も継続して売っていきたいとしている。 |