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8月29日 ◆新米検査4万7千トン、うち計画外1万5千トン 8月28日 ◆米政策改革関係3,139億円(農水省・概算要求) 8月27日 ◆「米の安定供給連絡会議」27日設立へ(食糧部) 8月26日 ◆低アレルゲン米「フラワーホープ」など品種登録 8月25日 ◆山形県村山の業者が偽装米販売で改善指示 8月22日 ◆コメ通販、15年産予約がスタート(三越) 8月21日 ◆有機JAS、ほ場確認・残留農薬調査へ(農水省) 8月20日 ◆第2回入札上場は千葉ふさ・福井ハナエチのみ 8月19日 ◆宮崎コシの集荷1万3千トン、ほぼ完売 8月18日 ◆宮崎コシ7千円高の2万4,091円(早期米入札) 8月12日 ◆早期米7月末で約1万トン出荷(全農) 8月11日 ◆すかいらーく、和食店で6月からコシ100% 8月 8日 ◆福岡・入鶴屋米穀店にJAS法で改善指示 8月 7日 ◆日本型に改装、コメ含め再び注目(カルフール) 8月 6日 ◆15年産第1回入札上場は徳島・熊本コシのみ 8月 5日 ◆全農山形がトレース米情報開示方法を説明 8月 4日 ◆全農山形、15年産は258万俵集荷が目標 8月 1日 ◆安全・安心の最新情報、公開講演会(食総研等) ◆新米検査4万7千トン、うち計画外1万5千トン 農水省は8月28日、15年産米の8月15日現在における検査結果を4万7,224トン、前年同期比77%とまとめた。 8月1日から15日までに2万トン強が積み増しされたが、昨年より1万トン程度少ない。水稲うるち米の制度別内訳は、計画米3万1,842トン(71%)、計画外米1万5,367トン(同91%)と、計画外米は前年より1,500トン減にとどまっている。 うるち米の等級比率は、1等71.6%、2等24.8%、3等3.0%、規格外0.6%で、1等比率は前年同期より10.2ポイント高い。2等以下は、カメムシ類による着色粒が42.6%、充実度不足が24.9%。 ◆米政策改革関係3,139億円(農水省・概算要求) 8月26日、自民党は農水省の16年度概算要求額を了承。 米政策改革関係は17年度予定808億円を含め総額3,139億円。生産調整関連対策は、産地づくり対策=1,651億円(重点作物特別対策・畑作化推進対策は17年度予算で要求105億円)、稲作所得基盤確保対策=(17年度予算で要求502億円)、担い手経営安定対策=(17年度予算で要求102億円)、集荷円滑化対策=75億円(17年度予算で要求100億円)。需給適正化対策200億円。その他関連対策405億円。 需給適正化対策では、8・9年産政府米の主食用販売を凍結し、飼料用・生分解性プラスチック等に計画的に処理することによる損失補てん分。関連対策は、米政策改革の具体化に必要な以下の新規事業等。計画的な米の流通支援対策(長期契約等に基づく消費地への安定供給を促進)40億円は16年産分を17年度予算として要求する予定。 ◆「米の安定供給連絡会議」27日設立へ(食糧部) 総合食料局食糧部は、低温・日照不足の影響で15年産の不作が見込まれることから、本格的に出回るまでの安定供給を図るため、全農・全集連・全米販・日米連・日本チェーンストア協会・自主米センター・農水省など米穀関係団体等の専務、常務理事クラス各1名で構成する「米の安定供給連絡会議」(仮称)を27日に設立する。 (1)米の作況状況、米の集荷・流通等に関する正確な情報の交換・把握(2)売り惜しみ、便乗値上げ等流通を混乱させる行為の防止(3)その他安定供給の確保のために必要な取り組みの検討−を行う。 当日の初回会合では、8月15日現在における15年産水稲の生育状況、現在の米需給などが報告される見込み。14年産自主米調整保管の取り崩し(前倒し)などが論議されるものと見られる。 ◆低アレルゲン米「フラワーホープ」など品種登録 農水省はこのほど、種苗法に基づく品種登録を行い、官報で告示した。稲品種の名称と登録者は以下の通り。▽フラワーホープ(農業生物資源研究所)▽こしいぶき(新潟県)▽夢しずく(佐賀県)▽クサノホシ(農業技術研究機構)▽ホシアオバ(同)▽越の雫(テラル越前農協)。 フラワーホープは、コシヒカリの突然変異系統を選抜した低アレルゲン米。こしいぶきは、高温登熟性に優れる新潟の早生品種。夢しずくは、キヌ×ひとめの佐賀品種。クサノホシ、ホシアオバは、稲発酵粗飼料向け(ホールクロップサイレージ)の品種。越の雫(大系5号)は、美山錦×兵庫北錦で、福井・テラル越前農協独自の醸造用品種。 ◆山形県村山の業者が偽装米販売で改善指示 山形県は8月21日、偽装表示した米を売ったとして、村山市楯岡五日町の登録小売業者、小関善助氏に対して、JAS法に基づき、適正な表示にするよう指示を行なったと発表した。 調べによれば、昨年10月から今年7月までの間、産地、品種及び産年を表示できない未検米を使用しながら「山形県コシヒカリ14年産100%」及び「山形産あきたこまち14年産100%」と表示して販売、販売したコシヒカリ121.2トン、あきたこまち86.7トンの計207.9トンのうち、未検米が31.3トン含まれていた。 販売先はほとんどが首都圏の販売業者という。県は9月19日までに改善した結果を報告するよう求めた。 ◆コメ通販、15年産予約がスタート(三越) 三越通販(三越カタログショッピング)では15年産新米の予約受付をスタートさせており、JA指定米など10月中旬以降からの配送が予定される。 主な商品は▽産地限定減農薬、減化学肥料栽培米新潟魚沼コシ(JA魚沼みなみ・5キロ4,800円)▽同新潟コシ(JA新津さつき・同3,100円)▽同秋田こまち(JAこまち・同2,900円)▽同石川コシ(JA松任・同3,000円)▽同山形庄内ササ(JA庄内みどり・同2,800円)▽同岩手ひとめ(JA江刺市・同2,800円)…の他、無洗米山形庄内ササ(庄内パールライス・5キロ2,600円)など無洗米商品も品揃えされる。 コメ通販では一部で「生育不安報道から予約が先行している」(電鉄系)声も。 ◆有機JAS、ほ場確認・残留農薬調査へ(農水省) 農水省は8月下旬から10月末まで有機農産物の認定生産行程管理者調査を行う。 有機農産物には有機JASマークが義務付けられているが、登録認定機関の不適正や認定生産行程管理者による不正格付けなどが発生しているため、全国400件程度でほ場確認調査を行うほか、生産された有機農産物の残留農薬分析検査を実施する。 不適正な事実が発覚した場合は、JAS法に基づく立入検査を実施、必要な行政措置をとる。 ◆第2回入札上場は千葉ふさ・福井ハナエチのみ 8月26日に実施される15年産の第2回自主米入札の上場は、千葉ふさおとめ3,240トン、福井ハナエチゼン1,857.6トンの2銘柄計5,097.6トンに決まった。前年同期の上場数量の4割にとどまる。 例年ならこの他に、茨城あきたこまち、千葉コシヒカリ・ひとめぼれ、富山ハナエチゼン、石川ほほほの穂、愛知コシヒカリ、三重一般コシヒカリなどが上場されるが、生育・出回り遅れ等で今回の上場は見送られた格好。千葉ふさおとめの受け渡しは9月1日からの見込み。 ◆宮崎コシの集荷1万3千トン、ほぼ完売 宮崎経済連によるコシヒカリの集荷は1万2,800〜900トン、農家保有米などの集荷督励を行っているが、積み上がりは100トン前後と最終的に1万3千トン程度に留まる見込み。2割の収量減といわれる通り計画(1万6,050トン)対比約8割に落ち込んだ。 一方、販売は入札分を入れて1万2,600トン。残り200〜300トンは学校給食用などのため、相対で販売出来る玉はほとんどなく「ほぼ完売」状態。収量は低下したものの、品質は「(買い手から)クレームがほとんどなかった」としている。なお、きらり宮崎が若干残っているが、こちらも学校給食用。 ◆宮崎コシ7千円高の2万4,091円(早期米入札) 8月12日、自主米センターで15年産早期米入札が実施された。 上場は宮崎コシヒカリ496.8トンで、全量落札。落札価格は2万4,091円(大阪渡し、裸)と、先月30日に実施された早期米入札(1万6,998円)から2週間もたたない間に7,093円もの急騰。 申込数量倍率は8.7倍と高倍率で、申込業者68業者に対して、業者倍率は17倍(落札業者は4業者)に達した。宮崎コシヒカリとしては平成5年産入札の2万5,649円以来、10年ぶりの高値となった。 ◆早期米7月末で約1万トン出荷(全農) 8月8日に開催された「千葉菜の花米産地懇談会2003」の席上において、全農東京支所の原米穀部長が米穀情勢報告を行った。1 5年産の新米については、「全国の7月15日時点の生育状況は平年並み〜やや不良で、東日本地域の梅雨明け遅れが懸念。ただ、東北地区各県では冷害対策、努力を懸命に実施していて、一般紙・業界紙等で作柄懸念の報道が出ているが、もうしばらく見守る必要がある」と説明。早 期米は7月末時点で例年より少ない約1万トンを出荷、減収・集荷に苦慮している状況が報告された。18月2日に入札上場される宮崎コシは、県内で“1俵集荷運動”“農家保有米掘り起こし運動”が展開されていることが説明された。 ◆すかいらーく、和食店で6月からコシ100% すかいらーくは新たな取り組みとして、和食チェーン「藍屋」(7月末現在67店舗)で使う米を6月からコシヒカリ100%に換えて品質の向上を図った。 他社との差別化が狙いで、のぼり旗を立てて「コシ100%使用」を謳い宣伝中。産地は特定していないが、ここまでは石川産を選択。生産履歴への対応としては、どこの農協の米かを把握している。 また、中華のチェーン「バーミヤン」(7月末648店舗)ではライスを白米に代えて発芽玄米での提供を検討しており、現在27店舗でテスト販売を展開。さらには「ガスト」でも玄米がゆのメニュー化を検討中。 「バーミヤン」と「ガスト」については「より健康志向が求められてくる」と捉えている。今後の使用米については、減農薬栽培米に関心を向けており、産地にも減農薬米を要望しているという。 ◆福岡・入鶴屋米穀店にJAS法で改善指示 福岡県は8月6日、入鶴屋米穀店(北九州市門司区)に対し、JAS法に基づく改善を指示した。 県では3月12日に発生した夢つくし偽装表示問題を発端に、県内で一般販売されている夢つくしについてDNA鑑定(別途小学校等から提供された学校給食7点も実施)を行い、小売店から購入した64点のうち5点から夢つくし以外の品種が検出された。 商品を販売した5業者(うち県内業者は4業者)に立入検査を実施した結果、同店に不適正表示が確認された。概要は15年1月から4月にかけて未検査米の原料玄米を使用して、福岡県産夢つくし100%の米袋に袋詰めし595キロ販売していたもの。 また、県内3業者についてはJAS法違反の事実が確認されなかったが、残り1業者は県外の広域業者であることから農水省において立入検査を実施中としている。 ◆日本型に改装、コメ含め再び注目(カルフール) 大型外資系量販店企業の日本マーケット初進出として注目を集めた、仏カルフール幕張店(千葉県・千葉市)が、7月11日に開業以来最大規模の改装、リニューアルを実施している。 改装に伴い精米売場はオープン時の精米商品陳列3段棚×11本+玄米商品陳列4段棚×1本+特設(特売商品、目玉商品陳列)スペースは大幅に縮小、目分量でほぼ10分の1程度となっている。それでも元々の器(食品フロア)売場面積が大きい事から、一般的な量販店における精米売場規模を保つ。指摘が続いた商品補充の遅れに伴う欠品、破袋、陳列棚のメンテナンス不足(埃が目立つなど)も、取材時には全く見られずPOP等に工夫が見られた。 精米商品の納入卸は2000年12月のオープン時から若干変化したが、現在は木徳神糧、日本マタイの2卸がメイン。予定通りのスケジュールで進むと、年明けから木徳神糧、神明マタイと東西2強卸商品が売場に並ぶ光景が見られることになる。 その他の食品部門では鮮魚、青果など生鮮部門が品揃え、売場スペースともに充実、特に手薄だった鮮魚部門の強化が目立っており、同社が進める日本市場への適応対策が感じられる。今後は国内既存店の南町田店(東京・町田市)、光明池店(大阪・和泉市)でも同様な措置が採られる模様で、新店政策と合わせて再度注目。 ◆15年産第1回入札上場は徳島・熊本コシのみ 8月8日に実施される15年産の第1回自主米入札の上場が2銘柄3,564トンで決まった。 上場銘柄は、徳島コシヒカリ3,240トン(前年比83%)、熊本コシヒカリ324トン(同68%)。受渡し期日は8月末日まで。 前年の第1回目は、高知コシヒカリ、宮崎コシヒカリが試行入札に引き続き上場されたが、今年産は生育が遅れて最終的な集荷見通しが不透明なこと等から見送られた。 前年産の入札結果は、徳島コシ1万5,950円(数量倍率1.5倍)、熊本コシ1万6,068円(同1.3倍)で、いずれも全量落札だった。前年産の入札結果が売り手の指値上限(16条価格)だが、徳島コシヒカリは適用しない(16条価格より高く指値するの意)申し出を行っている。 ◆全農山形がトレース米情報開示方法を説明 全農山形県本部は7月31日の「山形米ブランド確立集荷販売推進会議」でトレーサビリティシステムに関する情報開示方法を説明。 「山形マイルド栽培米」と「全農安心システム米」(15年産目標3万トン強)は生産履歴が明確で生産基準を同じくする生産者グループを対象に15年産米から実施、「山形マイルド栽培米」の生産者グループ単位に、ホームページアドレス、ID番号等のシールを添付する。 「トレース可能米」(15年産目標10万トン)は、生産履歴が明確で、利用生産者別・検査単位別のサンプル保管体制が整備されているカントリーエレベーター(CE)を主体に実施。開示に当たっては、CE利用生産者の生産基準統一化及びタンク別区分管理を前提とし、ホームページアドレス、ID番号シールを添付する。 また、農薬残留検査に関しては、はえぬき、コシヒカリ、あきたこまち、ササニシキを対象に年間80検体程度実施する。 ◆全農山形、15年産は258万俵集荷が目標 全農山形県本部は7月31日、天童市で「平成15年産山形米ブランド確立集荷販売推進会議」を開き、15年産米集荷販売の取り組み、「JA山形グループ山形安全・安心ブランド」の確立について説明した。 15年産米の農協別集荷目標数量については、出荷契約数量をもとに、全体で258万俵と置き、山形経済センター管内で98万3千俵、最上経済センター管内で65万4千俵、JA山形おきたまで94万3千俵と集計した。 14年産自主うるち米の販売状況については、全量が6月末で成約したことが報告。また、累計販売数量は6月末現在で10万1,310トン(販売進度82.3%)で、前年対比130.0%。早い進捗については、はえぬきの固定需要向け販売が順調なこと、入札指標価格の上昇で前倒決済が増加したことなどによるとした。 当日はデリカエース(株)の熊谷哲男常務が「大手ユーザーが求める山形米」と題して講演を行なった。 ◆安全・安心の最新情報、公開講演会(食総研等) 食品総合研究所、国立健康・栄養研究所共催で9月26日(金)13時30分から東京・大手町サンケイプラザ4階ホールにおいて公開講演会を開催する。 安全で安心な食生活に役立つ最新情報を研究現場から以下の8講演を紹介するもの。入場無料(先着600名)で、申込不要、好きな時間に講演を聞くことができる。 ▽(13時40分)遺伝子組換え食品の安全性評価と検知技術▽(14時)食物アレルギーへの取り組み▽(14時20分)いわゆる健康食品の正しい情報とは?▽(14時40分)食器からしみ出てくる化学物質の安全性▽(15時20分)調理食品中のアクリルアミド▽(15時40分)食品のカドミウムの加工・調理による含有量変化▽(16時)体脂肪を減少させる油(共役リノール酸)の効用と安全性▽(16時20分)魚の効用と安全性。 |