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1月30日 ◆15年度の国産米検査6万トン(穀検) 1月29日 ◆湯之谷山菜加工農協が民事再生法を申請(新潟) 1月28日 ◆消費拡大は「おにぎり」「粉食」で(政策提案会) 1月27日 ◆炊飯協会、食品表示問題で適切指導に注力 1月26日 ◆岡山農協のヒノヒカリで「祈願米」発売 1月23日 ◆ローソンが「新潟コシヒカリ弁当」新発売 1月22日 ◆59銘柄7万9千トン上場、宮城・秋田産は増加 1月21日 ◆「にほんばし島根館」でこだわり島根米販売 1月20日 ◆15年産検査354万トン、東北は前年比75% 1月19日 ◆古米臭対応の炊飯改良材「米の友」発売(大塚薬品) 1月16日 ◆米消費拡大テーマに政策提案会 1月15日 ◆17日「おむすびの日」、各種キャンペーンを実施 1月14日 ◆埼玉・春日部市の倉持商店がJAS違反 1月13日 ◆常盤村農協有機農産物部会、JAS違反で改善命令 1月 9日 ◆パール山形、三文殊祈祷「大願成就米」発売 1月 8日 ◆吉野家、米消費量減少に言及 1月 7日 ◆冷害を徹底検証、仙台で21日にシンポジウム 1月 6日 ◆12月10日現在、集荷は303万トン(15年産) ◆15年度の国産米検査6万トン(穀検) 穀物検定協会は、15年度における国内産農産物の検査数量(12月末)を、米穀5万7,888トン(前年度実績3万0,730トン)、種子もみ3,237トン(−)、麦類2万3,939トン(1万9,556トン)、雑穀1万1,785トン(1万7,108トン)の合計9万6,849トン(6万7,394トン)とまとめた。 検査実施は20都道県、前年度より6県増。今年度から種子もみ検査を山形2,128トン、福岡1,109トンで始めた。外国産米の検査はSBS10万トンのうち約4万7,000トンとなっている。一般MAはこれから。 ◆湯之谷山菜加工農協が民事再生法を申請(新潟) 新潟県の湯之谷山菜加工農業協同組合(北魚沼郡湯之谷村、上重正一組合長)は1月26日、新潟地裁長岡支部へ民事再生法の適用を申請した。 同組合は1966年6月に設立された農事組合法人「湯之谷村山菜出荷加工組合」を前身として、70年12月に特産加工品販売を目的に地元農家の出資を得て設立された。近年では、おにぎり、おこわ、弁当などの材料となる米飯を中心に、もち・豆腐・惣菜なども扱っていた。 2003年2月期は、大手百貨店や旅館などに販売し各デパートインショップでの売上増もあって売上高約19億4,400万円を計上していた。だが、これまでの不良在庫や過剰仕入などによる不要品の在庫処分により債務超過に陥って、自力再建を断念し今回の事態となったもの。 負債はおよそ19億円の見込み。申請代理人の長谷川均弁護士によると、「金融債務が約16億円あり、一般債務は3億円程度。そのうちコメは4分の1程度」と見込まれている。債権者数は200〜250社と小口が多いものの、コメ卸と思われる「有力な1社が大きいがそれでも億(数千万円)にはならない。大手百貨店への納入も『継続してくれ』と、支援することを約束してくれている」という状況。第1回債権者集会は2月2日に予定されている。 ◆消費拡大は「おにぎり」「粉食」で(政策提案会) 農水省は米消費拡大の政策提案会を1月21日に開催、地方の生産・流通・加工・消費者などから意見を聞いた。 消費拡大に向けては▽おにぎりの普及▽お米ギャラリーなどの施設増加・PRマスコットの作成▽基礎知識の普及▽ごはんの食べ方普及−などの意見が出た。 また、米粉製品等については▽味覚形成期の普及▽粒食、飼料用、粉食の三種類での普及▽産・学・官・生・民の連携▽機能性米の増産政策−など、食育や体験学習では▽ごはんを中心とした保育指導や食育講座による日本型食生活の推進▽小、中、高校の農業体験−などの意見があった。その他、家庭用卓上精米機の普及などの意見も。 ◆炊飯協会、食品表示問題で適切指導に注力 炊飯業者の全国団体である(社)日本炊飯協会は1月23日、平成16年臨時総会及び新年賀詞交歓会を開催。 榎本敏章会長は新年会での挨拶で、業界における当面の課題に触れ、米相場値上がりによる米消費量の減少を招いたり、炊飯業界各社の経営に悪影響を及ぼす可能性があるとし、今後とも価格の動向を注意深く見守っていく必要があるとした。 また、消費者はますます食品の安心・安全に対する関心を強めているとし、こうした状況の中で、協会としてはさらにHACCP手法の普及を図るため引き続きHACCP手法支援法の認定業務を行っていく考えを表明。 さらには、食品の安心・安全の問題の中で食品の表示に関する課題も大きく取り上げられているとの認識を示し、「今年から協会として適切なアドバイスを(会員企業に対して)していきたい」と強調した。 ◆岡山農協のヒノヒカリで「祈願米」発売 JA岡山と全農岡山県本部、岡山パールライスは、岡山市の西大寺観音院で家内安全・学業成就を祈願した、JA岡山管内産ヒノヒカリ使用の「祈願米」約10トンを受験シーズンに合わせてAコープ店で1月中旬から2月末まで限定販売。 同県ではヒノヒカリの作付けが拡大し中心銘柄に位置。従来からの業務用と併せて家庭用でも単品商品として値頃感に加えて試食販売などを通じて良食味な点も評判を呼び、「昨年秋から俄然、注目を集めている」(岡山パールライス)という。 ◆ローソンが「新潟コシヒカリ弁当」新発売 ローソンは独自ブランド展開している「おにぎり屋」の新商品として、1月20日から「新潟コシヒカリ手巻きおにぎり」(140〜150円)、27日には「新潟コシヒカリ弁当」を、いずれも全国発売する。 2年目をむかえた「おにぎり屋」ブランドで実績好調の、新潟産コシヒカリを使用した“おいしいご飯のおにぎり”をコンセプトに仕上げた新シリーズ。 「新潟コシヒカリ弁当」は具材にこだわった“ちょっと贅沢なお弁当”をコンセプトに、中高年の客層にも満足いただけるよう、和風のあっさりとした味付けのおかずを盛り付ける。「新潟コシヒカリ弁当」は毎月新メニューを発売する予定で、第1段として「和風幕の内赤魚西京焼」(580円)で開始する。 一方の「手巻きタイプおにぎり」は、同社におけるおにぎり全体販売数の60%を占めている。 ◆59銘柄7万9千トン上場、宮城・秋田産は増加 1月27日に実施される15年産自主米の第9回入札の上場数量は59銘柄7万8,580.8トンで決まった。前月より約5千トン減、前年同期より約2万5千トン減で、不作による上場削減数量が1月以降大きくなっていく。その中で引取進度や市況水準を睨みながらの調整が行われており、産地銘柄ごとの増減変動も目立つ。 上場数量が前回より減ったのは、北海道、岩手、山形、茨城、千葉、長野、石川、滋賀、佐賀産など。前回の半分以下になったのは、ほしのゆめ、佐賀ヒノ・夢しずく。 逆に増えたのは、宮城、秋田、庄内、福島、富山、島根、山口産など。庄内はえぬきは前回のほぼ2倍、宮城ひとめは前回の2割増、秋田こまちは3割増。新潟は一般・佐渡コシはほぼ前回並みだが、魚沼・岩船産は1割増。西日本のヒノヒカリは、山口、香川が増えたが、岡山、福岡、大分、宮崎は前回と変わらずで、佐賀が半減になったため総量では前回より下回る。 ◆「にほんばし島根館」でこだわり島根米販売 島根県のアンテナショップ「にほんばし島根館」が昨年11月21日、東京・日本橋に開店した。 「旬」をコンセプトに物産販売、食事処「てれすこ」、観光などの情報発信、ふるさと雇用情報、観光チケット販売の5つの機能を備え、島根県の総合的な情報発信基地を目指したもの。 米は現在3アイテム(JA西いわみのヘルシー米、JAくにびきのしじみ米、販売業者の仁多米)を販売。産地から直接、店舗に宅配で送り、来店客の要望に応じてインストア精米機で精米して提供する。今後も特色のある島根米を順次販売していく予定。 生産者やマネキンによる試食販売、増量キャンペーン、景品付き販売などの販促による売り場活性策、さらには産地情報を盛り込んだパネルなどの掲示による売り場と産地の一体化も目指す。全農島根県本部米穀課でも“東京ショップ”の開設に大いに期待している。 ◆15年産検査354万トン、東北は前年比75% 総合食料局がまとめた15年産米の検査速報(12月末現在)によると、玄米合計で353万5千トン(前年比82.5%)。12月単月で約17万トン積み上がった。 種類別の内訳は、水稲うるち335万6千トン(82.1%)、醸造用7万2千トン(91.2%)、水稲もち10万7千トン(90.5%)、陸稲もち7百トン(78.0%)。水稲うるちの1等比率は73.7%、前年より3.2ポイント高い。制度別の検査は、計画米271万1千トン、その他(計画外、計画予定米)82万5千トン。 農政局別の検査総数(計画外含む)は、▽北海道32万2千トン(前年同期比78.0%)▽東北107万3千トン(75.4%)▽関東57万9千トン(88.7%)▽北陸62万6千トン(86.7%)▽東海11万1千トン(88.0%)▽近畿17万7千トン(83.7%)▽中国四国30万7千トン(81.8%)▽九州34万トン(93.9%)▽沖縄2.7千トン(99.4%)。北海道、東北の落ち込みが大きい。 ◆古米臭対応の炊飯改良材「米の友」発売(大塚薬品) 大塚薬品工業(株)は、新たな炊飯改良剤「米の友」を19日に新発売する。 同製品の特徴は、「古米臭を抑え軟らかくふっくら炊きあげる」という、古米ブレンドに焦点をあてたもの。デンプン質への浸透性を改善し、ふっくら炊きあげ、米粒表面のデンプンをのり状にして適度な粘りを持たせる。 脂肪酸が酸化し、アルデヒド類、中でもヘキサナール、ペンタナール等が増加することで発生する「古米臭」を低減させるのが最大の特徴。製品の酵素が米デンプンを芯までアルファー化させ老化を遅らせるほか、食品素材に含まれるオリゴ糖も老化を抑える働きがあるという。 「米の友」の成分は、プロテアーゼ1.60%、α−アミラーゼ0.15%、シクロデキストリン15.00%、食品素材83.25%。炊飯時に浸漬米1kgに対して、「米の友」1.5g(生米1kgに対して2.0g)を添加して使用する。生米1kg当たり12円換算。製品規格は10kg(1kg×10入り)、末端小売価格6万円。お問い合わせは同社川越本社(049−231−1260、営業部・渡辺まで)。 ◆米消費拡大テーマに政策提案会 農水省は1月21日、米の消費拡大に関する政策提案会を開催する。 農林水産政策に関して地方からの建設的な政策提案を促進するため特定テーマごと開催しており、本年度第5回目は米消費拡大がテーマ。 提案者は、▽上村孝子(主婦)▽小笠原憲子(NPO法人ながのこどもの城いきいきプロジェクト理事)▽高橋仙一郎(協同組合米(まい)ワールド21普及協議会専務)▽堤公博(農業)▽籐平幸男(ユーコープ事業連合品質保証部長)▽藤井秀夫(藤井製麺?代表取締役)▽本郷弥香(八幡市消費生活モニター)▽三浦靖(いわて米粉ネットワーク)▽森本達雄(岐阜県立恵那農業高校教諭)。 ◆17日「おむすびの日」、各種キャンペーンを実施 ごはんを食べよう国民運動推進協議会では17日を「おむすびの日」として、47都道府県のおむすびレシピ等を紹介した小冊子が当たるキャンペーン、「おむすびの日記念・ふるさとの小冊子プレゼント」を実施中。 同時におこめ券1,080円分が当選するアンケート企画も行っており、いずれも応募締切は2月11日。 アンケートはおむすび消費に関わる事項で、▽市販のおむすびの購買状況▽好きな具▽いくらの価格までなら購入するか…他の質問項目が並ぶ。案内パンフレットは各お米ギャラリーに置かれる。 またお米ギャラリー銀座では1月23日〜24日に山形産米フェア、30日〜31日に北海道産米フェアが予定される他、各店でも独自企画、イベントが順次開催されている。 ◆埼玉・春日部市の倉持商店がJAS違反 埼玉県春日部市は1月8日、(株)倉持商店(同市備後東、倉持隆夫社長)にJAS法違反で改善指示を行った。 同市によると14年9月から15年9月までに販売した「新潟産コシヒカリ14年産100%」について▽新潟県産ではないコシヒカリが混入▽コシヒカリ以外の米が混入されていたことが判明したという。販売数量は概ね383トン(ブレンド含む)、宮城産ひとめぼれや茨城・栃木産コシヒカリが混ぜられていた。 同社は19日までに改善計画及び実施状況の報告を行う。なお、埼玉県では市町村に業務が委譲されているため、春日部市長名で改善指示が出されている。 ◆常盤村農協有機農産物部会、JAS違反で改善命令 農水省は1月9日、有機農産物でない米に有機の格付けを行い、表示を付していた常磐村農協有機農産物部会(青森県南津軽郡)に対して、JAS法違反で改善命令を出した。 同部会が生産した米に不適正な有機農産物の格付けと格付け表示が行われていた疑いが生じたため、15年11月5日に任意調査を実施。 その結果、認定を受けたほ場で生産された米と認定を受けていないほ場で生産した米を混合した米に格付け・表示して98トン販売(14年産)していたことが確認されたという。改善措置を講じるまで格付業務は停止される。 ◆パール山形、三文殊祈祷「大願成就米」発売 パールライス山形は平成3年の発売以来、毎年好評の「大願成就米」を販売中。 日本三文殊に数えられる亀岡文殊の地元、高畠町亀岡地区の「大願成就米栽培者グループ」がつくった減農薬・減化学肥料栽培のはえぬきで、昨年12月中旬に大願成就ご祈祷式を行った。 15年産は約100トンを県内のパールライス取扱店(量販店、米穀店など約100店)で3月末までの期間限定販売する(購入者には開運ご祈祷稲穂のプレゼント付き)。価格は5キロ3,300円前後。 ◆吉野家、米消費量減少に言及 吉野家ディー・アンド・シーはアメリカ産牛肉禁輸により牛丼販売が2月上中旬までになると見通し、代替メニューとして「カレー丼」(400円)など複数の新商品を投入して急場をしのぐ。 牛肉消費を抑えるため、すでに販売構成の6〜7%を占める牛丼の特盛を1月1日から当面の間販売を中止し、昨年末から比較的需要の低い174店(全店の2割に当たる)で深夜営業を止めた。 こうしたことから使用米の消費量減少にも言及している。今月12日までに全店販売する「カレー丼」はご飯の量が牛丼の並盛と同じ。使用米は従来、牛丼のほか定食でも使用している、きらら397を中心としたブレンド米を使う。 ◆冷害を徹底検証、仙台で21日にシンポジウム 15年冷害を徹底検証するシンポジウムが1月21日、仙台市国際センター大会議室で開催される。 15年産水稲の冷害発生の要因や技術対策の課題、作柄安定化に向けた技術対策の実施状況と今後の課題などについて稲作生産者、消費者、農業団体、試験研究機関、普及センター等の関係者を集めて徹底検証する。 主催は、東北地域水稲安定生産推進連絡協議会、農水省。13時から16時まで。 ◆12月10日現在、集荷は303万トン(15年産) 12月10日現在における平成15年産米の集荷数量は、全農、全集連計で約303万3千トン程度となっている。 うるち米が約297万6千トン(計画出荷予定米、加工用米含む)、もち米5万7千トン(同)の内訳で、総量ベースで11月末の集荷実績(291万5,300トン)と比べると11万8千トンほど積み上がったことになる。 また、前年産米の同期実績(409万5千トン)との比較ではおよそ106万トン強少ない。14年産米は最終集荷が433万トンだったので、これから24万トンほど上乗せされた格好だが、この15年産米は周知のように著しい不作の作況指数90。昨年同様の上積みでも330万トンに届かない計算で、320万トン前後でほぼ確定というところか。 ただし、全農、全集連ともに計画外米の集荷が増大しており、これが従来の自主米ルートに流れ込んでいるのもこの15年産米の特徴。 |