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12月27日 ◆「精米改良剤」は表示が必要(厚生労働省) 12月24日 ◆もち米輸入は1万3千トン(16年度SBS) 12月22日 ◆政府米売渡し入札、1月から週1回実施へ 12月21日 ◆「情報提供システム」製品、関西では神明が販売 12月20日 ◆平均300円下げも2割残(入札情報) 12月17日 ◆げんきぼし好調、販売範囲拡大が課題 12月16日 ◆規格外検査8万8千トン(11月末) 12月15日 ◆規格外米を県内量販店で販売(山口) 12月14日 ◆東北スーパーの加州こまち1,480円 12月13日 ◆第7回入札5万2千トン上場(センター) 12月10日 ◆穀検「情報提供システム」第1号は九州むらせ 12月 9日 ◆今年も「受験合格米」販売(パールライス山形) 12月 8日 ◆県民米「みやぎっ娘」説明会(全農宮城) 12月 7日 ◆加州原料の包装もち680円(イオン) 12月 6日 ◆大阪イベントなど、積極的に販促企画(岩手県) 12月 3日 ◆作況98で確定、収穫量873万トン(16年産) 12月 2日 ◆新米検査396万トン(11月15日現在) 12月 1日 ◆「京都米友の会」、幟など配布で活動開始(京山) ◆「精米改良剤」は表示が必要(厚生労働省) 厚生労働省食品安全部はこのほど、「精米改良剤」などと称する商品について、「これらは食品添加物であり、食品衛生法上、表示の必要がある」との見解を示し、各都道府県などに、表示が適切に行われているかを確認・指導するよう文書で通知した。 「精米改良剤」は、保湿剤として使われるプロピレングリコール等が成分として含まれ、精米時に使用すると、米粒が割れにくくなる、精米が白くなり光沢が増す、古米臭が消えるなどの効果がある。そのため、米飯やおにぎり等の原材料として、「精米改良剤」が使用された精米が使われるケースも多い。 今回の厚生労働省の通知では、炊飯後であっても光沢が増したり古米臭の減少などの効果が残っている場合は、精米時に使用した食品添加物(=「精米改良剤」)の表示も必要としており、精米米袋以外にも、おにぎりや弁当、米飯パックなどの商品も表示対象となる。また同省は、精米・炊飯業者、農協などの関係団体にも同様の文書で通知したという。 ◆もち米輸入は1万3千トン(16年度SBS) 16年度のSBSにおけるもち米輸入は1万3,454トンで、15年度(4万2,331トン)に比べると31.8%に縮小したものの、14年度(9,072トン)に対しては148.3%と増加した。15年度は15年国内産米の不作で一挙に増大したため。 16年度は九州産米などが不作となったが、国内産米の不足感はほとんど見られず、増加は外国産米の浸透を裏付けるもの。今後、国内産米が不作になった場合も、需要者による不作対応(外国産米使用における製品化など)は出来ているといえそうで、15年産米のような3万円相場はもはや夢物語になりそうだ。 16年度の国別内訳は▽米国産米=8,560トン▽タイ産米=138トン▽中国産米=4,756トン。契約栽培が主体の米国産米はほぼ前年度並みで、中国産米が減少している。なお、2004年産米の品質は「悪い話は聞いていない」(商社筋)とされる。第4回分は来年3〜4月頃に輸入される見込み。 ◆政府米売渡し入札、1月から週1回実施へ 農水省は12月21日、国内産政府米の販売について来年1月から6月まで試行的に毎週1回入札を行うことを決めた。これに伴い、再度入札と随意契約販売は行わない。また、引取期限は入札実施月の翌月末となり、これまでの1カ月から最大2カ月近くに伸びる。 今年4月以降、入札方式に移行したが、販売業者から随意契約では入札の一番高い価格でしか購入できず購入機会が減少するなどとして改善要望が出ていたことに対応するもの。16年7月から17年6月まで基本指針に定めた10万トンを目途に着実な販売を実施することも見直しの前提にあり、入札前の長期安定契約(上期、中期、下期など2〜3回)より購入機会が増えることになる。年明けは1月12日に行われ、毎週水曜日に実施される予定。5日前に販売メニューが公告される。 販売対象米穀は、9年産米から12年産米のほか、在庫数量が少ない13年産と14年産も合わせて販売する。入札自体の手続きは現行と同じだが、回数増で予定価格の修正度合いも早まる公算。応札がないと予定価格も変わらないので、積極的な応札参加が安値玉を購入する早道か。 ◆「情報提供システム」製品、関西では神明が販売 穀検は、関西地区で初めて「米の情報提供システム」の対象製品となる袋詰精米が販売されることを公表した。 販売業者は(株)神明で、三重県産こしひかりが対象。提供内容は「三ツ星」で、食味・銘柄表示・安全性(残留農薬、カドミウム)の各項目の情報が携帯電話やパソコンから見ることができる。 関西地区のイズミヤ約90店舗で12月19日以降、一斉販売開始。25〜26日には、一部店舗で情報提供システムのデモンストレーションが実施される予定。 ◆平均300円下げも2割残(入札情報) コメ価格センターで12月17日に実施された16年産第7回基本入札は、北海道、東北、東海、近畿、中四国、九州産と大半の産地が▲200〜▲600円の下げ修正場面となった。しかし落札残が2割も発生し、販売環境の厳しさが表れている。 今回の上場数量は5万1,555.48トン。上場数量が削減されたわりに申込倍率は1.6倍(前場1.7倍)と買い応札は伸びず、落札は4万0,644.6トンにとどまっている。北海道、青森、関東、岡山産など31銘柄1万トン強に落札残が発生した。人気の新潟コシも10円台の変動で、魚沼は若干の下げ。産直米最盛期と15年産在庫で、16年産の団体ルート販売にとっては最悪の時期にあり、小さなパイをめぐる産地間の売り込み競争がより激しくなってきそうだ。 ◆げんきぼし好調、販売範囲拡大が課題 コメリンクス21初の統一商品として注目される「げんきぼし」は、12月中旬に入っても販売好調が伝わる。店頭販売価格は1,580円〜1,780円の範囲で、納入先卸によって対応差がある。 ただ、EDLP商品との性格から各卸とも値頃価格を打ち出しており、「消費者が購買意欲を持つのは5キロ2,080円周辺。その価格からげんきぼしは、500円も下回るケースもある。また卸の営業で各量販店とも、商品棚の良いポジションを確保。加え、表示がしっかりした米袋など信用ある販売体制が整ったことが奏功したようだ」(関西納入先A卸)模様だ。 関西市場においては木徳神糧がイトーヨーカドーで、神明がダイエー、大丸ピーコックで販売する。特にヨーカドーでは数量限定ながら1,480円価格時もあり、「先週見た時はほとんど棚に商品がなかった」(大阪卸)と好調だ。しかし、原料米確保の問題を含め、販売先が限られていることで、「単純に喜ぶ訳にはいかない。今後は販売範囲の拡大が課題」(A卸)とも。 ◆規格外検査8万8千トン(11月末) 農水省はこのほど、11月末現在における16年産米の検査結果を413万7千トン(前年同期比123%)と公表した。JAS表示取り締まりや民間検査移行により、受検率が高まる傾向にあるが、九州中心に西日本遅場地帯の作柄が低下しているため、14年産同期とほぼ同水準にとどまっている。このままでは14年産最終検査482万トンまでは難しそうだ。 種類別では、水稲うるち393万3千トン(123%)、醸造用6万1千トン(93%)、水稲もち14万2千トン(148%)、陸もち7百トン(102%)。 うるち米は、1等比率71.8%(前年同期差▲2.5ポイント)で、前回11月15日現在より0.5ポイント低下。数量ベースで、1等282万4千トン、2等86万7千トン、3等15万4千トン、規格外8万8千トン。等級落ちの要因は、心白・腹白28%、整粒不足26%。規格外検査は、北海道4万1千トン、九州1万4千トン、中四国1万2千トンなど。 ◆規格外米を県内量販店で販売(山口) 台風被害が大きかった山口産米は、検査数量(11月15日現在)に占める規格外米の割合が16%と高く、集荷団体の集荷数量も約8万5千俵が見込まれている。 倒伏した稲が多く、「発芽粒と未熟粒、それからシラタ」(県内の卸)の発生が顕著な中、被災農家支援を込めて県内卸5社と県及び生産者団体らが協力、5キロ1,500円前後の価格で12月8日から県内の量販店で販売を開始した。消費者の協力も大きく売れ行きは良好。年内に1万1千袋を限定販売する。 ◆東北スーパーの加州こまち1,480円 地方スーパーのユニバース(八戸市)が全店ベースで12月8日から売り出した04年産カリフォルニア産あきたこまちの価格は5キロ1,480円で設定。国産新米との比較では、地元産のつがるロマンよりも5キロで200円安、秋田産あきたこまちとは28%安となっている。 地元産新米の生産量が不足なく確保されており、農家縁故米の流通も多い状況下、不作だった昨年に比べて店頭での新米の売れ行きは鈍く、11月の店頭販売数量は前年同月比で2割以上下回ったという。 ユニバースではこうした状況もにらみつつ、良食味や価格利点をアピールしながら全32店舗で月間1千袋の販売を目指すとしている。 ◆第7回入札5万2千トン上場(センター) コメ価格センターで12月17日に実施される第7回基本入札の上場は、29産地69銘柄5万1,555.48トン(前回比▲9,630.72トン)で決まった。前回に比べて、岡山あきたこまち、熊本森のくまさんが新たに加わり、千葉こまち・ひとめ、山口ヒノ・ひとめの上場がない。 全農系統は年明け2月、4月、6月の隔月上場の方針が伝わる中で、逆に前回よりも数量が圧縮された。買い気低調で、調整された面もありそう。 一方、基本取引に準じる取引(第12回)も同時に実施される。1業者(登米ライスサービス)が特別栽培米など3件の宮城ひとめぼれ計129.6トンを上場。 ◆穀検「情報提供システム」第1号は九州むらせ 穀検の「米の情報提供システム」対象製品・第1号が今月9日から販売スタート。販売業者は(株)九州むらせで、製品名は「熊本県産こしひかり」(特別栽培米)。情報提供内容は、食味、銘柄表示、安全性(残留農薬、カドミウム)の「三ツ星」。サンリブ・マルショク、サトー食鮮館、マルキョウの各店舗で順次販売が開始される。 穀検が原料米を理化学分析し確認した情報を提供する新事業で、精米製品の差別化と販売促進が狙い。消費者は携帯電話・パソコンから専用サーバーにアクセスし精米製品の情報を知ることができる業界初の試みで、精米袋には情報数が☆印で表される情報提供マークが使用される。現行の認証マークに代わるもので、来年4月から本格化する。 対象となる米販売業者は、(1)JAS法等の遵法意識の徹底(コンプライアンス対策)(2)各工程の透明性と製造責任の管理徹底(3)コンタミ(異品種混入)防止対策と効果(4)分別管理と製造記録の整備−などの要件をすべて満たすことが条件。「第2号以降も準備が進んでいる」(穀検)という。 ◆今年も「受験合格米」販売(パールライス山形) パールライス山形は受験合格の願いを込め、高畠町の亀岡文殊で祈祷した「受験合格米」の販売を11月27日から開始した。受験シーズンに合わせた毎年恒例の人気商品で、去年まで販売していた「大願成就米」をリニューアルした。 高畠町亀岡地区の生産者が契約圃場でつくる減農薬・減化学肥料の特別栽培米で、16年産も、はえぬきで5キロ入り3千袋を限定で販売する。亀岡文殊尊の売店、地元スーパーのヤマザワ、生協各店、パールライス取扱店で販売中。価格は縁起を担ぎ2,459円(入試合格で語呂合わせ)。 パールライス山形ではまた、はえぬきの10年連続食味特Aと絡めた新商品を年明け早々に全国の一般消費者など向けに売り出す予定という。 ◆県民米「みやぎっ娘」説明会(全農宮城) 全農宮城県本部では17年2月実施の予定で、県民米「みやぎっ娘(こ)」の試食説明会を計画する。参加を呼びかけるのは県内実需者で、米穀小売店、ホテル・旅館業者、米穀卸など多岐に渡る。 2タイプが用意され内容は16年産ブレンド米。家庭向け主食用として、ひとめぼれ50%+まなむすめ50%。業務向けがまなむすめ80%+たきたて20%。米袋デザインや販売価格などは検討中。実際の販売はパールライス宮城などが担当する予定。2月の試食会会場も検討中だが、仙台市内のホテルとなる見込み。 ◆加州原料の包装もち680円(イオン) 大手スーパー・イオンのオリジナル商品トップバリューの包装もちは原料に米国・加州産米使用、原料欄及び裏面上部に表記して販売している。価格はキロ680円。岩槻サティでの4日調べ。 なお、同じスペースでは国内産米使用を明記した木村食品の製品がセールで同598円で売られていた。 また、もち精米は年産表記をせず、国内産複数原料米という対応が多いが、さいたまコープでは木徳神糧が16年産米(銘柄はなし)を販売。価格は同880円。 ◆大阪イベントなど、積極的に販促企画(岩手県) いわて純情米需要拡大推進協議会(全農岩手県本部、県農林水産部流通課)では、岩手米販売拡大に様々なイベント企画を打つ。 最近では▽県内釜石市のラグビーチームである「釜石シーウェイブス」支援を目的に、いわてっこ使用の応援米を販売▽埼玉県内イトーヨーカドー3店舗(大宮、宮原、上尾)での、PB米いわてっこ販促フェア▽11月20〜21日の2日間、県内イオン店における岩手米販促フェア…他を実施。 今後についても、「大阪道頓堀くいだおれビルにおける岩手食材フェア、大阪外食業界向けの販促策など、色々な企画を予定し実施していきたい」(県農林水産部流通課)という。 ◆作況98で確定、収穫量873万トン(16年産) 農水省は12月1日、16年産水陸等の収穫量(確定値)を水稲872万1,000トン、陸稲9,400トンの計873万トンと公表した。 水稲の10a当たり収量は514kgと前回10月15日現在調査と変わらず、作況指数も「98」のままで確定した。複数の産地から最終的にはもう一段下げるのではないかとの声が出ていただけに、市況にとっては弱材料。政府買入40万トンがあった上で、需給はトントンかやや余剰が発生する水準が見込まれており、「やや不良」の作柄とはいっても供給に問題はない。 前回の調査から作況に変動があったのは、岡山94(▲1)、長崎91(▲1)、大分86(▲2)、沖縄90(▲5)の4県。台風23号の影響等により、中四国、九州地域で前回予想より6,000トン減少した。 ◆新米検査396万トン(11月15日現在) 農水省はこのほど、11月15日現在における16年産米の検査結果を395万5千トン(前年同期比123%)と公表した。 水稲うるち377万1千トン(123%)、醸造用5万5千トン(93%)、水稲もち12万8千トン(160%)、陸もち6百トン(100%)。不作だった15年産を上回るものの、14年産との比較ではわずかに下回る。 遅場地帯の作柄低下が影響。うるち米の1等比率は72.3%で、前年同期より2.5ポイント低い。等級落ちの要因は、心白・腹白29%、整粒不足26%。 ◆「京都米友の会」、幟など配布で活動開始(京山) (株)京山(京都市・伏見区)では先に結成した京都米都友の会について、「京都米アピールを目的に結成。すでに11月の早い段階で会員小売店には、幟など販促POPツールを配布した。カラーは紫で白ぬきでPR文句を表示する。 現在のところ200業者以上が参加、地元京都府内小売では店頭では幟など見られる」(業務部)との経過。今後に予定される販促企画など、商品供給は同卸の商品が当てられる。販売PR活動には同卸を始め、JA全農京都と共同で取組む計画。 京都米は知名度の高い丹後コシを筆頭として、大阪など近畿地区での販売機会が多い。ここ1〜2年で百貨店や高級食品スーパーを中心に、東京、神奈川など首都圏地区で販売される事例が増加した。 |