2月27日 低アミロース「山形84号」試験成績良好

2月26日 ファミリーマートが「かぐや姫」使用のおにぎり販売

2月25日 ウコン入り発芽玄米を発売(幸南食糧)

2月24日 5回MA一般入札11万5,500トン落札

2月23日 秋田こまち5キロ2,580円など価格対応(サミット)

2月20日 2004年産米の収穫見込みを上方修正(豪州)

2月19日 第10回自主米入札60銘柄6万4千トン上場

2月18日 うるち検査345万トン、うち規格外約10万トン

2月17日 「発芽玄米協会」発足、第1目標は生産量5倍

2月16日 山口米の農協・生産者の量販店販売推進

2月13日 秋田ふるさと農協が履歴公開へ体制整備

2月12日 生産計画は▲1万俵の25万俵(16年産兵庫山田錦)

2月10日 日本発芽玄米協会、発足発表会を2月13日開催

2月 9日 積極策転換の東急ストア、26日横浜鶴見店オープン

2月 6日 DNA鑑定キャンペーンを実施中(ビジョン環境研究所)

2月 5日 有機認定生産行程管理者調査、米残留農薬検出なし

2月 4日 販売増を狙い中山物産がBG無洗米機導入(大阪)

2月 3日 専門店・コンビニなど、おにぎりブーム持続

2月 2日 15年産カドミ調査、0.4〜1ppm45点検出


- 2004年2月27日 -

低アミロース「山形84号」試験成績良好

 山形県立農業試験場で開発中の、低アミロースで粘りが強く、冷めても美味しいとされる新品種「山形84号」は試験成績が良好という。

 主に中山間地向けで昨年の冷害気候でも不稔の発生が少なく、山間部でも9月末までには成熟期に達するなど優良系統として試験場水田営農専門研究員も期待している。

 中山間地農業研究部(新庄市)及び山形県最上町現地における試験からは、10アール当たり収量が527キロと499キロ、千粒重が22.3グラムと21.6グラム、精米アミロース含有量が12.4%と12.0%…といったデータが得られている。


- 2004年2月26日 -

ファミリーマートが「かぐや姫」使用のおにぎり販売

 ファミリーマートは宮城県を中心とする約290店舗で、宮城県産の食材を使ったおにぎり「宮城おにぎり街道」シリーズを、2月17日〜3月15日までの4週間限定で販売中。「くじらしぐれ煮」(140円)、「梅」(120円)の2品。

 米は矢本町特産の「かぐや姫」を使用。ササニシキの突然変異で誕生した、冷害に強い米。もっちりとした食感と甘さが特徴とされる。同町内で特定の農家が栽培を行っている。ファミリーマートでは、高い評価を得ながらも、数量確保で限りのある食材を採用した地域限定商品の開発を進めている。


- 2004年2月25日 -

ウコン入り発芽玄米を発売(幸南食糧)

幸南食(株)(本社/大阪府・松原市)では肝臓機能強化等に役立つとされる、ウコン入りの発芽玄米商品「琉球直送ウコン入り発芽玄米」を新発売した。小売価格は120g(1合分)×3パック入りで600円。1合ずつの真空パックのため封を切って炊飯器に入れるだけ、浸漬も不要でそのまま炊飯が可能。

 商品は沖縄県平良市の(有)「しゃりや」と共同開発した。沖縄石垣島産ひとめぼれ発芽玄米に、宮古島産秋ウコンの成分を加えた。玄米を発芽させる過程でウコンの栄養成分を染み込ませる方法(製造特許申請中)により、発芽玄米の持つ栄養成分にウコン効果がプラスされた。

 同社では「ウコンは長寿の国沖縄県の秋ウコンを使用。古来より琉球では肝機能強化や老化防止、ガンの抑止効果があるとして重宝されてきた。ウコンは苦いとの印象があるが、当商品では苦みは一切なし。ウェットタイプの発芽玄米なので、食感も良く、食べやすいのが特徴。炊き上がりもふっくらしており、ウコンの黄色がまるで黄金のような色になり、大いに食欲をそそる」と説明。

 販売は通信販売、地場量販店等、健康食品店が中心となる他、同社ホームページでも詳しく商品説明がのせられ、また購入する事が出来る。アドレスは以下の通り。http://kohnan.co.jp/


- 2004年2月24日 -

5回MA一般入札11万5,500トン落札

 本年度5回目となるMA一般輸入米の入札が2月20日に行われ、政府の買い入れ予定数量だった11万5,500トンが全量落札された。

 落札数量の産地国別の内訳はアメリカ7万2,500トン、オーストラリア1万トン、中国6,000トン、タイ2万7,000トン。応札業者は延べ75社、落札業者は25社。平均落札価格は1トン5万5,169円。

 一般入札は3月にあと1回実施され、SBS取引と合わせて今年度の外国産米輸入計画数量77万トンをクリアする。


- 2004年2月23日 -

秋田こまち5キロ2,580円など価格対応(サミット)

量販店店頭における精米価格値下げ措置(1月入札を反映した値下げ改訂)は、本格化するが、一部店舗では銘柄別に修正が加えられ始めた模様。

 月央15日のサミット都内西部地区店では、新潟一般コシが5キロ3,180円、秋田こまち同2,580円で販売。店頭では通常売場と集中レジ前の別スペースに、新潟コシを平積みにして販促、PRが実施されていた。


- 2004年2月20日 -

2004年産米の収穫見込みを上方修正(豪州)

 オーストラリア農業資源経済局(ABARE)は2月17日、2004年産豪州米の生産見込みを12月時点の58万7千トンから60万トンに上方修正した。

 作付面積の推計は6万haから6万5千haへ5千ha増加しているが、1ha当たりの単収が9.78トンから9.23トンに下方修正されたため、生産見込みは微増となったもの。

 004年産米は史上2番目に気温が低かった昨年10月に移植されたため生育状況が懸念されていたが、11〜1月前半の温暖な気候で回復しているという。


- 2004年2月19日 -

第10回自主米入札60銘柄6万4千トン上場

 2月24日に実施される15年産自主米の第10回上場数量は60産地銘柄6万3,921.6トンで決まった。

 数量ベースで前回より約1万4千トン減、前年同期より約3万4千トン減。銘柄別では山形あきたこまちが姿を消す一方で、熊本阿蘇コシ・森のくまさんが第7回以来の上場復活になった。

 銘柄別で、前回より半減となったのは、北海道きらら、宮城ササ、秋田ひとめ、庄内はえぬき・ひとめ、長野コシなど。宮城ひとめ、秋田こまちは2〜3割減、新潟コシ他、西日本産は一部を除いて前回と変わらず。上場が増えたのは、千葉コシ、山口ヒノ、香川ヒノなど。

 15年産の入札上場は、不作の影響で11〜2月期計画は29万8千トン(当初計画38万4千トン)に下方修正されたが、前倒しする格好で31万トンが上場される。その分、3〜6月期(計画23万トン)が減ることになりそうだ。3月以降の上場は月当たり平均5〜6万トン程度の見込みで、6月で終了。


- 2004年2月18日 -

うるち検査345万トン、うち規格外約10万トン

 農水省はこのほど、1月末現在における15年産米の検査結果を362万8千トン(前年比82.6%)とまとめた。

 1月単月で9万3千トンが積み上がった。種類別の内訳は、水稲うるち344万5千トン(82.2%)、醸造用7万3千トン(91.5%)、水稲もち10万9千トン(88.6%)、陸もち7百トン(74.2%)。

 水稲うるちは前年より74万3千トン少ないが、内訳は▽1等253万1千トン(前年同期差▲40万9千トン)▽2等74万2千トン(▲34万3千トン)▽3等7万8千トン(▲1万2千トン)▽規格外9万5千トン(+2万トン)−と規格外は前年同期の約3割増。


- 2004年2月17日 -

「発芽玄米協会」発足、第1目標は生産量5倍

日本発芽玄米協会発足会・第1回会員総会が2月13日、東京・霞山会館で行われた。

15年の発芽玄米生産量は1万5千トン(小売ベースで150億円)だが、会長に就任した池森賢二・(株)ファンケル会長は挨拶のなかでこれを5倍にすることを第1目標に上げた。

 協会の事業は発芽玄米の▽品質及び安全性の向上に関する調査研究▽品質表示基準等の整備に関すること▽利用促進に資する機能性の解明技術の開発など。また、食品コンテストの実施、レシピの製作などを行う考え。

 正会員は▽(株)ファンケル(神奈川県横浜市)▽ドーマー(株)(長野県上田市)▽(株)メディカルフーズ(長野県上田市)▽ユタカフーズ(株)(愛知県知多郡)▽農事組合法人・協同組合ゆあさ(和歌山県有田郡)▽たいまつ食品(株)(新潟県中蒲原郡)▽幸南食糧(株)(大阪府松原市)▽(株)コダマ(宮崎県日向市)▽(有)オプスみの(香川県三豊郡)▽尾西食品(株)(東京都港区)▽(株)大潟村あきたこまち生産者協会(秋田県南秋田郡)▽岐阜パールライス(株)(岐阜県各務原市)▽ミールソリューション(株)(大阪府箕面市)の13社。賛助会員は14社。


- 2004年2月16日 -

山口米の農協・生産者の量販店販売推進

 山口では、県、県農協中央会、全農県本部及び県農業会議の4者がさきごろ策定した「やまぐち水田農業振興指針」で、流通・販売対策の強化について、農協・生産者自らによる量販店等における対面販売の取り組みを進めるとした。

 また、契約栽培の導入では、「山口安心システム米」を中心に卸との契約に基づく生産を目指すほか、食品産業との契約で、もち米や酒米の安定生産・供給に取り組むとしている。

 ブランド米づくりでは、JA山口美祢の「金太郎飴戦略」のように地域ぐるみで栽培基準を守る米づくりなど特徴ある地域ブランド米の産地づくりを推進。加えて合鴨米栽培や再生紙マルチ栽培などの「こだわり米」、機能性に着目した「低タンパク米」「巨大胚芽米」等、多様な需要に応じた米づくりを提案する。高品質・良食味米づくりでは、JA山口阿武の「510運動」のように、地域ぐるみで品質を向上させるため適期の田植えを推進する。


- 2004年2月13日 -

秋田ふるさと農協が履歴公開へ体制整備

 JA秋田ふるさとではこのほど、ほぼ全品目の農産物の栽培履歴をインターネットで情報開示する体制を整備した。

 構築に当たった、昨年4月に農産部内に設置された「安心販売課」によれば、米の生産履歴及び流通履歴の公開は16年産米からで、できる部分から順次進める考え。

 流通履歴は、出荷米の卸から販売店までの流通経路を確認する必要があるため、まずは特別栽培米で少量のものから順に始める。並行して、消費者向け産地情報(生産者名、栽培方法、栽培環境、生産者グループの思い等)の提供も3月から開始の予定。同農協の16年産米生産計画は74万2千俵(加工用米等除く)。


- 2004年2月12日 -

生産計画は▲1万俵の25万俵(16年産兵庫山田錦)

16年産兵庫山田錦の生産計画は、前年産米の計画より▲1万俵の25万俵で立てられた。

 15年産米の集荷数量が計画を上回る26万4千俵になったことや、15酒造年度(15年7月〜16年6月)の清酒製造(全体)は前年度を下回るとの見方が出るなど、清酒需要の不振が酒米の代表銘柄である兵庫山田錦の生産にも表れているといえそうだ。

 また、同県では日本晴・中生新千本などをコシヒカリ・キヌヒカリ・ヒノヒカリの3銘柄にシフトする方向で進めているが、山田錦の減少による代替もコシヒカリなどが担う形になる模様。


- 2004年2月10日 -

日本発芽玄米協会、発足発表会を2月13日開催

(株)ファンケル、ドーマー(株)、(株)アジア食貨総合研究所の3社が発起社となり、発芽玄米製造・販売企業10数社の参加を得て「日本発芽玄米協会」が発足されることになった。その協会発足の記者発表会が2月13日、霞山会館(東京都千代田区)で開催される。

 同協会は発芽玄米の市場拡大を通じて国民の健康生活に資することが目的。事務局はアジア食貨総合研究所内(電話03−5282−7888)。


- 2004年2月9日 -

積極策転換の東急ストア、26日横浜鶴見店オープン

  16年から新規出店等の積極戦略に転換した東急ストア(東京・目黒区)では、都内を中心とした首都圏エリアへの店舗網拡大を進める。

 直近では2月26日に鶴見栄町店(神奈川県横浜市)、3月上旬には東急百貨店町田店(東京町田市)、3月下旬には日本橋店(東京中央区)のオープンが予定される。日本橋店は新商業施設「COREDO(コレド)日本橋」内への出店となる。

 精米商品納入は東光食糧が担当。新潟魚沼コシ、新潟コシ、秋田こまち、宮城ひとめ、新潟こしいぶき、青森つがるロマン、秋田めんこいななど通常精米商品の他、各銘柄を使用した無洗米商品(TWR)、付加価値米商品を品揃えする。売り場は2キロ、5キロ袋をメインに米袋表が正面を向く形で、棚割り構成として見やすく整理されている。

 同社では衣料品、雑貨などを含むGMS(総合スーパー)型の東急ストアと並び、最近では食品特化型のプレッセ業態出店を強化する。


- 2004年2月6日 -

DNA鑑定キャンペーンを実施中(ビジョン環境研究所)

米のDNA鑑定などを行っている(株)ビジョン環境研究所(福岡市博多区)は、3月31日まで「米の品種判別キャンペーン」を実施している。

 通常価格2万円のDNA鑑定(60品種パッケージ)定性検査を1万3千円で提供。鑑定希望者は試料300gなどを送付、鑑定書は試料受取後10日以内に発送の予定。

 なお、同社は▽農水省の技術審査を経て、全国の米の検査を受託▽130品種以上の解析データを保有▽各県のみで生産されている品種についても多くの品種が対応済みで、さらに解析を進めており特別な以来も対応▽コシヒカリIL、もち米、酒米についても対応出来ることなどが特徴。最近はもち米の依頼が増えているという。

 → 株式会社 ビジョン環境研究所


- 2004年2月5日 -

有機認定生産行程管理者調査、米残留農薬検出なし

 農水省はこのほど、有機農産物の認定生産行程管理者調査結果をまとめた。

 全国399件(うち米139件)で確認調査した結果、有機JASで規定する生産方法によらず生産していた認定生産行程管理者はいなかったが、15件(米の管理者も複数含む)で記録確認を十分行っていなかったことや書類不備等があり、改善指導を行った。

 なお、残留農薬分析では、333点買い上げ分析した結果、野菜に1点基準より極めて低い値が検出された。土壌に由来するものだった。米は108点を買い上げて44項目の分析を行った結果、残留農薬は検出されなかった。


- 2004年2月4日 -

販売増を狙い中山物産がBG無洗米機導入(大阪)

 大阪のコメ卸・中山物産(株)(本社・大阪府八尾市、中山棟司社長)はこのほど、BG無洗米機(毎時3トン)を設置し稼働を開始した。

 昨年6月から建設を進めていたもので、新工場は東洋精米機製作所製の75馬力精米ライン×1ラインで、すべてコンタミ対応機器を導入。また将来の増設を見込んで2ライン設置できるスペースを確保している。

 中山社長は、「いままでは委託加工だったこともあり無洗米の扱い量も少なかったが、設備が整った今、数カ月後には月産300トンはクリアできると考えている」と語っている。 


- 2004年2月3日 -

専門店・コンビニなど、おにぎりブーム持続

首都圏地区の駅ビルなど繁華街立地の商業施設内で、おむすび専門店、おにぎりカフェ等が出店攻勢を強めている。

 最近、新店出店が目立つ「手造りおむすび専門店・権米衛」では飯田橋アイガーデンテラス、カレッタ汐留、愛宕グリーンヒルズ、品川シーサイドフォレスト、天王州アイル、大崎ニューシティ、西武新宿ペペ、アトレ四谷、舞浜イクスピアリ、川崎BE、新横浜プリンスペペ、亀戸エルナード等、オフィス街など都心部中心に店舗を展開中。

 メニュー、価格は塩むすび、玄米おにぎり他が1個100円、しそわかめ120円、日高昆布130円、和風ツナ140円、明太子、焼きたらこ160円、しそちりめん180円と、1個100円〜180円の価格帯での品揃え。

 こうした“おにぎりブーム”とも呼べる現象が昨年来から持ち越していて、米穀業界においても「コンビニ業態と同時に専門店業態には注目している。関西地区でもJRや私鉄駅内コンコース、またショッピングセンター内などで店が増加中。消費者が米メニューを見直している事が追い風で、何らかの形で商売に結びつかないか模索している」(有力卸)と関心は高い。


- 2004年2月2日 -

15年産カドミ調査、0.4〜1ppm45点検出

 農水省は1月30日、15年国内産米穀のカドミウム含有状況の調査結果を公表した。

 15年産の調査は、過去3年間の調査で0.4ppm以上のカドミが検出された地域を対象とした重点調査242点、それ以外でリスク管理上調査が望ましい地域を対象とした一般調査2,498点の計2,740点で実施。

 結果は、食品衛生法の基準1.0ppmを超えるカドミ米は検出されなかったが、非食用に処理している0.4以上〜1.0ppm未満のカドミ米は45点検出された。うち一般調査で20点検出(前年7点)されており、前年より合計で15点多い結果になっている。

 これらの米は他の米と混ざらないように仕分けされ、出荷取扱い業者の倉庫に保管されている。今後、生産者からの申し込みを受けて政府買入を行い、工業用のりなどで処理する。0.4以上〜1.0ppm未満のカドミ米が検出されたのは以下の通り。

 ▽重点調査=宮城県迫町(3点)、山形県朝日村(2点)、長野県白馬村(3点)、新潟県豊栄市(3点)、福岡県大牟田市(14点)。

 ▽一般調査=山形県米沢市・村山市(各1点)、新潟県大和町(1点)、福井県福井市(2点)・武生市(1点)、三重県大安町(2点)・朝日町(2点)、滋賀県米原町(7点)・近江町(2点)、愛媛県西条市(1点)。