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5月31日 ◆遺伝子組み換え花粉症緩和米の試験栽培中止(全農) 5月28日 ◆サンクス、岩手ひとめぼれのおにぎり新発売 5月27日 ◆15年度の米消費、前年比0.9%減(農水省) 5月26日 ◆北・東日本「平年並み」(気象庁6〜8月予報) 5月25日 ◆4月末の販売業者在庫77万3千トン 5月24日 ◆DNA鑑定に36品種を追加(植物ゲノムセンター) 5月21日 ◆初のもち米上場、日常的取引で(センター) 5月20日 ◆カドミ米買上などで7億円計上(改良協会) 5月19日 ◆25日、第1回基本取引に準ずる取引も実施 5月18日 ◆ファンケル、発芽米コンテスト開催 5月17日 ◆酒米の無洗化技術開発など採択(加食供給促進事業) 5月14日 ◆豊関農協、産地限定「清流米」商品化(山口) 5月13日 ◆もち集荷は5万6千トンで整理(全農) 5月12日 ◆16年沖縄1期作、今月下旬から検査開始 5月11日 ◆全農岩手、JA江刺が感謝キャンペーン(ユニー) 5月10日 ◆「加工・炊飯から米の美味しさ探る」でシンポ 5月 7日 ◆3月の外食、祝土日少なく売上高2.5%減 5月 6日 ◆有力米業者2社が外食ショーで商品提案 ◆遺伝子組み換え花粉症緩和米の試験栽培中止(全農) 全農は5月26日、スギ花粉症の症状を緩和する効果をもつ遺伝子組み換えイネの野外試験栽培を中止することを決めた。 全農は独立行政法人・農業生物資源研究所(茨城県つくば市)と共同でこの遺伝子組み換えイネの研究を進めており、生物多様性の影響評価(環境安全性試験)のため、神奈川県平塚市にある全農の営農・技術センター内隔離ほ場での試験栽培が計画されていた。 5月8日には同センターで試験栽培についての説明会も行われ、100人を超す参加者が集まるなど関心も高かったが、周辺の水田への花粉飛翔の可能性など、地域農業等への影響を懸念する声が強いことなどから試験栽培を中止したもの。今後は当面、実験室内等で研究が進められる模様。 ◆サンクス、岩手ひとめぼれのおにぎり新発売 コンビニエンスストアのサンクスアンドアソシエイツは、5月25日から新たに岩手産ひとめぼれを使ったおにぎり「ふきのとう味噌」(180円)「豚角煮黒酢和え」(200円)の2品目を全国店舗で発売開始した。販売期間は地区によって異なる場合があるが2〜3週間程度になる模様。 同社では良質な米・塩・海苔と厳選した具材を使用し、製法にこだわったオリジナルおにぎりのブランド「味のおにぎり本舗」で昨年4月に“こだわりシリーズ”を開始。宮城産ササニシキのおにぎりを販売した。 同品種銘柄の採用に当たっては、程よく水分を保ちふっくらと空気を包み込む同社独自の握り製法を用いることにより、ササニシキ本来の味を生かす、手で握ったようなふっくらとした食感が実現できたとした。今回の岩手産ひとめぼれ採用はこの延長上でもあり「おにぎりの具材に良く合う」として導入した。 ◆15年度の米消費、前年比0.9%減(農水省) 農水省は5月25日、米の1人1カ月当たりの15年度分(15年4月〜16年3月)消費量を、消費世帯4,850g(前年度比0.9%減)、生産世帯6,283g(同0.2%減)、全世帯4,961g(同0.9%減)と公表した。毎月、全国8,340世帯を対象とした調査によるもので、精米ベース。 1人1カ月当たりの米消費動向は減少傾向が続いており、15年度に入っても7月に前年を上回った以外はいずれの月も減少したが、不作により出来秋以降、新米価格が高騰した割には従来を大きく上回る減少は見られなかった。政府国産古米を使用したブレンド米で不足感を補ったことも要因と見られる。 ◆北・東日本「平年並み」(気象庁6〜8月予報) 気象庁は5月25日、6月から8月までの3カ月予報を公表した。 平均気温は北・東日本では「平年並み」、西日本と南西諸島は「平年並みか高い」と、平年並みの夏を予報している。降水量は北日本では「平年並みか多く」、その他は「平年並み」。 2月に発表した暖候期予報からの変更はなく、前回3カ月予報からの変更は、6月の気温について北・東日本が「平年並みか高い」→「平年並み」に、また西日本が「高い」→「平年並みか高い」にやや下方修正されたほか、7月の東日本の気温について「平年並み」→「平年並みか高い」に上方修正された。 米穀販売業者は平年作を想定した在庫調整を行う方向にあり、今後の販売はかなり厳しくなりそうだ。月別の予報は以下の通り。 ▽6月=平年に比べ曇りや雨の日が多い。気温は北・東日本で平年並み、西日本では平年並みか高い。降水量は北・東・西日本では平年並みか多い。 ▽7月=北日本では平年に比べ曇りや雨の日が多い。東・西日本では平年と同様に曇りや雨の日が多い。気温は北日本で平年並み、東・西日本では平年並みか高い。降水量は北日本で平年並みか多く、その他は平年並み。 ▽8月=平年と同様に晴れる日が多い。北日本ではぐずつく時期がある。気温は北・東日本で平年並み、西日本は平年並みか高い。降水量は平年並み。 ◆4月末の販売業者在庫77万3千トン 米穀機構が5月21日に公表した「米の需給情報」によると、米穀販売業者の4月末在庫数量は77万3千トンとなっている。 農水省「米麦の出荷又は販売の事業を行う者等の流通状況調査実施要領」によるもので、制度変更により16RY3月末までの旧登録業者にの在庫量に加え、年間4千トン以上の米穀販売業者(百貨店、スーパー、コンビニ等を除く)の在庫数量に変更されている。 単純に前年同期(33万1千トン)と比較すると46万2千トン増。前月末よりも4万4千トン減っており、在庫削減に向かっての対応が僅かながら進みつつある。 なお、5月末の在庫データから4月分も遡って旧登録卸分のみのデータと区分して調査・公表する予定。 ◆DNA鑑定に36品種を追加(植物ゲノムセンター) (株)植物ゲノムセンター(PGC)は、コメのDNA鑑定可能品種に36品種を加えた。 今回新たに加わったのはうるち米19品種、酒米・もち米各7品種の他、春陽などの新形質米3品種で、鑑定可能品種は合計78品種(うるち米60品種、酒米8品種、もち米7品種、新形質米3品種)となった。 同社の鑑定方法は、DNAの塩基配列上にわずかに存在する一塩基多型(SNPs)を利用し、サンプルから25粒を取り出し1粒ずつ品種を特定するもの。穀検も同社と提携し、このSNPs法を採用している。 料金・鑑定品種の詳細は同社ホームページ(http://www.pgcdna.co.jp/)を参照。 ◆初のもち米上場、日常的取引で(センター) コメ価格センターに初めてもち米が上場された。5月19日、日常的取引の入札方式に提示されたもので、売り手は登米ライスサービス。 宮城みやこがねもち2等900kg(下限価格2万6,000円)のほか、宮城登米ササニシキ1等10,800kg(1万7,500円)、同2等10,800kg(1万6,900円)、宮城登米たきたて900kg(1万8,000円)。指し値以上で、応札価格の高い順に落札する。基準地は東京。 これでセンター上場が行われないのは、政府米(MA米含む)だけになった。 ◆カドミ米買上などで7億円計上(改良協会) (社)全国米麦改良協会は5月19日、今年度第1回理事会及び第45回通常総会を開催した。 16年度事業では新たに米流通安心確保対策事業を実施する。これは政府買入が行われてきたカドミ含有米(0.4以上1.0PPM未満)が食糧法改正に伴い出来なくなったことに対し、同協会が代わりに買い上げ非食用に処理するもので、対処的な対応から生産者・産地の意識転換を図り発生の抑制に努める方針。 予算はそれぞれ▽流通防止対策事業費(買入・保管・変形加工費など)=6億9,989万2千円▽生産抑制事業費(産地での会議など)=470万9千円▽流通防止対策推進事業費(管理おける蔵落ちなど)=377万1千円を計上。 また、15年度を最後にもち米需給安定対策事業は米穀機構に移管したが、15年度では(1)在庫対策=15RYに持ち越した13年産自主米に対する金利・保管料等の助成(3万3千トンを対象に3億9,727万3千円)(2)出荷確保対策=15年産自主米の早期出荷促進のための助成(5万2千トンに1億6,663万円)などを行った。 ◆25日、第1回基本取引に準ずる取引も実施 コメ価格センターでは5月25日、基本入札と同時に今期初めての基本取引に準ずる取引を行う。 登米ライスサービス、菅原精米工業、松月堂本店の3業者から7産地銘柄572.4トンの上場が出された。カッコ内は受渡地。 ・登米ライスサービス=▽宮城登米産ひとめぼれ1等袋54.0トン(東京)。 ・菅原精米工業=▽宮城ひとめぼれ1等フレコン108.0トン(産地)▽秋田あきたこまち2等フレコン54.0トン(産地)▽庄内はえぬき1等紙54.0トン(宮城)。 ・松月堂本店=▽福島中通りコシヒカリ1等紙162.0トン(東京)▽会津コシヒカリ1等紙54.0トン(東京)▽福島ひとめぼれ1等紙86.4トン。 いずれも申込単位は10.8トンで、希望価格は、最低落札価格方式。 ◆ファンケル、発芽米コンテスト開催 (株)ファンケルは発芽米を使った「オリジナルレシピコンテスト」を開催する。 コンテストは「家族が喜ぶ発芽米 お料理」をテーマに、家族の健康を考えたヘルシーレシピ・発芽米のプチプチした食感や美味しさを活かしたレシピなど個性溢れるレシピを募集。 概要は▽募集期間=5月20日〜6月30日▽賞品=グランプリ・1名(JCBギフトカード10万円)など▽応募内容=(1)料理名、(2)材料と分量(4人分)、(3)作り方、(4)料理の特徴・セールスポイント、(5)住所・氏名・年齢・電話番号など…を明記。封書・官製ハガキ・インターネットで応募。問い合わせは同社(電話0120−750−210)まで。 ◆酒米の無洗化技術開発など採択(加食供給促進事業) 農水省は、16年度ブランド・ニッポン加工食品供給促進等技術開発事業の採択課題を決定した。 食糧自給率向上と地域活性化を目的にした事業で、提案公募方式で実施される。米穀関連では以下の課題が採択された。カッコ内は実施企業等。 ▽酒造用原料米の無洗化技術の開発((株)サタケ、広島県立食品工業技術センター) ▽秋田県産米を用いたα−アミノ酪酸高含有食品素材製造技術の開発(秋田銘醸(株)、秋田県総合食品研究所、東京農業大学短期大学部) ▽低アミロース米等を利用した機能性を有する米菓製造技術の開発(関口醸造(株)、茨城県工業技術センター、食品総合研究所) ▽米糠由来ポリコサノールの機能性解明と食品素材化技術の開発(日本油脂(株))。 ◆豊関農協、産地限定「清流米」商品化(山口) 山口県西部に位置するJA豊関は、「売れる米作り」の視点で16年産から「清流米」と自然乾燥米の2種類を独自ブランド商品化して売り出す。 「清流米」は生活排水が流れ込まない、山から流れ出た精水を使って作る米で、栽培地区は豊浦郡の豊北町と豊田町に限定する。生産履歴は記帳を義務付ける。 両地区は山間地帯で等級比率も比較的高い良質米生産地。初年度の栽培面積は2〜3haの見込み。販売では、地元米卸を通じたルートや同農協直営店での扱いが見込まれる。全農県本部を通じての流通だが、米改革をにらんで「独自で売っていかないと」と意識。 ◆もち集荷は5万6千トンで整理(全農) 全農は15年産もち米の集荷数量(加工用米を除く)を5万6千トンで整理している。最終的な数字と見ており、需要者との契約もほぼ全量が終わっている。 4月末現在の販売数量はまとまっていないが、引取ペースは「全体でいえば例年通りで早めになくなるということはない」という。 一方、加工用米は持ち越した14年産米を先行販売したが、15年産米を含め全量を今期中で販売する方針。契約もあらかたが片づいている模様で、古米を含め8千トン前後になると見られる。 なお、16年産米用の種子配布数量は不透明だが、15年産米の作柄不振の影響で「需要があるものの確保が難しい状況が出たと聞いている」としている。 ◆16年沖縄1期作、今月下旬から検査開始 沖縄県の16年産米第1期作は「2〜3月が若干低温だったためその分遅れている気もするが、(平年並みの)今月下旬に検査が始まる見通し」(事務所)という。 15年産米はJAが直接に量販店で先行して販売するなど、販売業界に回る数量が縮小した経緯があるが、今年も同様の傾向が続きそうだ。JA系統によるひとめぼれの販売価格は未定。販売業者筋からは15年産米(〜7月10日分は基準の2等で1万6,150円)とほぼ変わらずの予想も聞かれる。 ◆全農岩手、JA江刺が感謝キャンペーン(ユニー) JA全農岩手県本部、JA江刺市では5月31日までの期間中、ユニー(ユニー、アピタ、ラフーズコア)各店舗において、「岩手県江刺のお米ひとめぼれ ご愛顧感謝プレゼントキャンペーン」を実施している。 同商品の応募シールを添付して送る事で、江刺りんごジュースなど岩手県の特産物、または5千円分のユニー商品券等が当選する。専用ハガキには他産地キャンペーン時同様に、“ユニー、アピタのお米を選ぶ基準は何ですか?”…他の、精米商品購入に対しての消費者アンケート項目が設定されている。 ◆「加工・炊飯から米の美味しさ探る」でシンポ 6月8日〜11日まで東京ビッグサイトで開かれる「2004国際食品工業展」(日本食品機械工業会主催)の併催で、6月8日同所で、安全・健康・環境保全・低コストの4要素を研究の基本指向とする「美味技術研究会」主催の「美味技術研究会シンポジウム」が行われる。 テーマは「加工・炊飯からお米の美味しさを探る!」。多様化する消費需要への対応及び食品素材として利用価値の高い、米の消費拡大を探る。講演は、 (1)(株)サタケの目崎孝昌氏「お米の微視的構造を見る」 講演終了後に討論もある。参加費は無料。現地受付で名刺登録制(先着90名)。午後1時30分〜4時30分。 ◆3月の外食、祝土日少なく売上高2.5%減 外食団体の(社)日本フードサービス協会が、協会会員社を対象に調査まとめた外食産業の3月の全店(新規店含む)売上高は前年同月比2.5%減だった。 祝日が土曜日と重なったこともあり、昨年より祝土日が合わせて3日少なく来店客数が2.1%減ったため、6カ月ぶりに前年実績を下回った。 アメリカ産牛肉の輸入停止は、牛丼などが含まれるファーストフードの和風とファミリーレストランの焼き肉で影響が現われており、とくに既存店において顕著。また、鳥インフルエンザで鶏肉中心の分野も落ち込むなど業種や企業によって影響が出た。 ファーストフードの業態は、全店売り上げが3.7%減(客数4.2%減)で、とくに和風の分野が落ち込んだ。また、ファミリーレストランの業態では、全店売り上げが3.7%減(客数2.3%減)。「持ち帰り米飯・回転寿司」の売り上げは、全店で1.4%減、既存店では12.3%減だった。 ◆有力米業者2社が外食ショーで商品提案 5月13〜16日まで横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で、外食団体の日本フードサービス協会が開く「2004ジャパンフードサービスショー」の米関連出展は次の通り。 米販売業者では、(株)イクタツが鮮度及び品質管理された精米・無洗米等商品と物流機能並びに利便性の高い加工米飯(白飯・酢飯・古代米ごはん・ロール寿司等)を、(株)ライスワールドが米どころ各産地の真面目な生産者と安全・安心・健康をテーマに栽培から取り組んだ米を採り上げ、それぞれ提案する。 このほか青森県産米需要拡大推進本部が“健康&クリーン青森米”を謳い、つがるロマン、ゆめあかり、むつほまれの業務用として価格の手頃さをアピール。また、(協)米(まい)ワールド21普及協議会は国産米を原料としたパン、(株)ナカノスは食酢メーカーとしてこだわった国産玄米100%使用(黒酢)のドレッシングを出展。午前10時〜午後6時(16日は午後5時まで)。 |