8月31日 全国6カ所でコメ研究会報告書セミナー(東穀取)

8月30日 新米入札、6割が落札残に

8月27日 次回作況調査は9月10日に前倒し(農水省)

8月26日 作柄・生育、「並み〜良」(農水省8月15日現在)

8月25日 ご飯用カルシウム加工食品を発売(森永乳業)

8月24日 第1回入札10銘柄1万4,527トン上場

8月23日 山眞産業がJAS違反、外もち使用製品に国産表示

8月20日 ◆コンビニのスリーエフが黒米おにぎり発売

8月19日 山口宇部農協が実需の声聞く「米委員会」発足

8月18日 山本製作所、無残粒精米ユニット納品進む

8月17日 16年産種子更新率、過去最高の79%(改良協会)

8月11日 山本製作所も発芽胚芽精米の通販開始

8月10日 6月末までの売上高805億円(木徳神糧・連結)

8月 9日 徳島コシ1万6,337円、全量落札(入札結果)

8月 6日 牛丼チェーンは6月も売り上げ前年比2割減

8月 5日 山形はえぬき10年連続「特A」記念大会開く

8月 4日 東・西日本は高温顕著(7月の天候)

8月 3日 北陸・東北地方に高温情報、フェーン対策も

8月 2日 日本レストランエンタープライズ、おにぎりの具で不正表示


- 2004年8月31日 -

全国6カ所でコメ研究会報告書セミナー(東穀取)

 東京穀物商品取引場は、「コメ研究会報告書」セミナーを9月6日から全国6ブロックで開催する。コメ上場について検討・調査してきた内容をコメ当業者等に報告し、質疑応答を行う。開催地別の日程は以下の通り。いずれも17時から19時まで2時間。100〜150名の定員制。問い合わせは、東穀取03−3668−9318まで。ホームページ(http://www.tge.or.jp/japanese/)でも受け付けている。

 ▽第1回=大阪(9月6日)大阪新阪急ホテル▽第2回=札幌(9月10日)ニューオータニ札幌▽第3回=名古屋(9月21日)ホテルキャッスルプラザ▽第4回=仙台(9月28日)ホテルJALシティ仙台▽第5回=福岡(10月1日)ホテル日航福岡▽第6回=東京(10月4日)東京穀物商品取引場2階会議室。


- 2004年8月30日 -

新米入札、6割が落札残に

 コメ価格センターによる本年産米入札の初回(基本的取引)は応札が26業者と低調で、上場数量の6割が落札残となった。

 卸の応札数量は全体で上場数量と同数程度、比較的上場が多かった茨城産コシヒカリでは0.7倍という少なさ。

 また、札入れした消費地の卸でも「関東コシの売り指し値が1万6千円になりそうだという話は聞いていたが、入札で落ちなくても手当は可能なので、追随はしなかった」というように、価格面でもシビアな応札となり、完売できたのはゼロ。茨城産は2割も落ちない惨状となった。後場は各産地銘柄ともに前場と同水準で変わらず。


- 2004年8月27日 -

次回作況調査は9月10日に前倒し(農水省)

 農水省は、16年産の生育が早まり、出穂期が全国的に早まっていることから、次回の作柄調査(例年9月15日現在)を9月10日現在に5日早めることを決めた。豊作基調のため、区分出荷など産地の早期対応を促す狙いもあるものと見られる。

 なお、8月25日に開かれた水稲作況委員会では、今後の気象予報から早場地帯の登熟と遅場地帯の生育は平年並みに推移するとして、作柄について平年を大きく上回る可能性は低いとの見通しをまとめた。


- 2004年8月26日 -

作柄・生育、「並み〜良」(農水省8月15日現在)

 農水省は8月25日、8月15日現在における16年産水稲の作柄概況を公表した。

 早期栽培は作況指数、早場19道県は文字情報による作柄、遅場27都府県は生育の良否でまとめているが、沖縄一期作を除き、いずれも「平年並み」〜「良」と、全国的な豊作がほぼ確定的。集荷円滑化対策など過剰米対応が焦点になる。

 早場地帯の作柄良否は、秋田県、北陸4県、鳥取県が「平年並み」のほかは、北海道、東北、関東各県ともに「やや良」が見込まれる。

 遅場地帯は、台風6号の影響が大きかった徳島県の「平年並み」を除き、いずれも「やや良」〜「良」。九州地区は大豊作の見込み。早期米は、徳島の作況100、沖縄の96を除き、高知104、宮崎109、鹿児島106。


- 2004年8月25日 -

ご飯用カルシウム加工食品を発売(森永乳業)

 森永乳業(株)はお米に入れて炊くだけでカルシウムを手軽に摂ることができる「ごはんにカルシウム」を9月1日から全国発売する。

 「ごはんにカルシウム」は原料に消化吸収に優れるミルクカルシウムを使用、米1合に同商品を1本加えた場合、茶碗1杯(約150g)のごはんで約100mgのカルシウムを摂取できるというもの。カルシウムの消化・吸収を助けるCPOP(カゼイン・ホスホ・オリゴ・ペプチド)も配合されている。

 内容量は3g×15本で希望小売価格は380円(税別)。大手スーパーやドラッグストア、一般小売店の店頭で販売される。


- 2004年8月24日 -

第1回入札10銘柄1万4,527トン上場

 8月27日にコメ価格センターで実施される16年産第1回入札の上場は北海道、茨城、千葉、愛知、三重の5産地10銘柄1万4,527トンで決まった。

 このうち種子・栽培履歴確認米(確認米。米袋にシール添付)として上場されるのは、北海道きらら・ほしのゆめ(北海道米あんしんネット)、千葉コシヒカリ(全農千葉=JA米。全集連系は一般米)・ふさおとめ(JA米)、三重一般コシヒカリ(JA米)の5産地銘柄5,815トン。

 千葉コシ・ふさ、三重コシの全農系売り手から、確認米と一般米の価格差▲50円(60kg、税抜き)の申出が行われている。


- 2004年8月23日 -

山眞産業がJAS違反、外もち使用製品に国産表示

 農水省は8月20日、山眞産業(株)(愛知県名古屋市西区)に対する任意調査の結果、同社が販売した道明寺粉の一部にJAS表示違反が確認されたとして改善指示を行った。

 同社が製造者より仕入れ・小分け包装のうえ販売したものに、国産及び外国産(中国産及びアメリカ産)の原料もち米を使用し製造された製品にもかかわらず、「国内産水稲もち米使用」と全量国産もち米使用を表示し販売していたこと等が確認されたという。

 同社は、製菓食品原料、加工食品、業務用食材の製造・卸売業者。


- 2004年8月20日 -

◆コンビニのスリーエフが黒米おにぎり発売

 コンビニエンスストアのスリーエフは、黒米を使ったおにぎりを8月24日から発売する。商品名は「小袋おにぎり 黒ごはん(黒米・黒胡麻)」で、1パックに黒米入りのおにぎりと黒ごまおにぎりが入った“W黒おにぎり”。価格は210円。

 健康、安心をコンセプトにした商品開発において、美味しさも併せ持つ黒い食材に注目、これを使用した米飯を始めとする惣菜メニューを「黒のチカラ」シリーズとして売り出す。


- 2004年8月19日 -

山口宇部農協が実需の声聞く「米委員会」発足

 山口県のJA山口宇部(宇部市)は、9月7日に「JA山口宇部 米生産者大会」を開催する。管内各地域の生産者代表450〜500人が集う。

 米政策改革への対応として、今後実需者の要望に合った売れる米づくりを進めるべく生産者の士気統一を図る。同県下においては、JA山口美祢がさきごろ生産者大会を開催、他農協にも同大会の計画があるとも。

 JA山口宇部ではまた、需要者需要の把握に努めるため、各地域の大型農家や集落営農組織の代表ら15名で構成する「米委員会」を8月30日に発足させる。量販店など需要者を招いて意見を聞く場で、9月下旬の開催を手始めに、3カ月に1回程度開催する予定。


- 2004年8月18日 -

山本製作所、無残粒精米ユニット納品進む

 精米機の製造などプラントメーカーの山本製作所(山形県天童市)は、多機能な無残粒タイプの精米ユニット「ライスプロセッサ」を、今年2月の販売開始以来約30台を納品した。

 10キロから精米出来る小ロット生産への対応、コンタミ(異種・異物混入)防止(各機器の無残粒化実現)などで大いに効果を発揮する。「一つの箱の中に精米プラント(精米機、石抜機、シフタ、色彩・異物選別機の4つ)をすべて入れた」ことで1台5役の働き。


- 2004年8月17日 -

16年産種子更新率、過去最高の79%(改良協会)

 米麦改良協会はこのほど、16年産米の播種用種子の購入数量を、うるち4万5,037トン(前年比106.1%)、もち2,065トン(同106.3%)の合計4万7,102トン(同106.1%)とまとめた。種子更新率は過去最高の79.0%(前年比4.4ポイント増)を見込んでいる。

 平成8年産以降、良質米指向の高まりを反映して伸びてきたが、DNA鑑定やトレーサビリティ、さらにはJA米対応(種子更新率100%)への取り組みなどで今後さらにアップが見込まれる。


- 2004年8月11日 -

山本製作所も発芽胚芽精米の通販開始

 GABA(ギャバ)とGerm(ジャーム、胚芽)の栄養を備えた新タイプの発芽胚芽精米「G2(ジーツー)ライス」が、同商品を開発した、精米機の製造などプラントメーカーである山本製作所(山形県天童市)でも7月22日から、JA天童市の関連会社、JAてんどうフーズが取り扱う果物などの通販における顧客を対象に発売を開始した。

 米は県産のコシヒカリを使う。「独自の発芽・精米技術により、発芽玄米から栄養豊富な胚芽を残して精米しているので美味しい。生鮮食品の範疇」などとアピール。量販店での販売に向けて都内の大手複数と取引商談も進行中という。また、コンビニエンスストアでも販売していきたい考え。


- 2004年8月10日 -

6月末までの売上高805億円(木徳神糧・連結)

 大手コメ卸の木徳神糧(株)(本社・東京都品川区、木村良社長)は8月6日、平成16年9月期における第3四半期(平成15年10月1日〜同16年6月30日)の業績概況(連結)を発表した。

 それによると今年6月までの売上高は804億8,700万円で、米穀事業においては流通在庫の過剰などから相場安が続いているが、概ね予想通りに推移していると報告している。

 現在まで財政状態や経営成績に重要な影響を与えた事象はなく、16年9月期の連結業績は売上高1,080億円、経常利益▲2億1,500万円、当期純利益3億5,000万円−−が見込まれるとしている。


- 2004年8月9日 -

徳島コシ1万6,337円、全量落札(入札結果)

 8月6日、コメ価格センターで行われた16年産早期米第3回入札結果は、徳島コシヒカリ1万6,337円、熊本コシヒカリ1万6,283円となった。上場2,484トンは全量が落札された。両銘柄ともに前年同期入札より2,900円前後の下値。

 申込数量倍率は、徳島コシ1.6倍(前年5.2倍)、熊本コシ2.1倍(前年7.4倍)で、不作で買いが集中した前年産よりも低いが、一昨年よりは高かった。申込業者数は63社で、落札業者は24社(徳島コシ21社、熊本コシ3社)、業者倍率は徳島コシで2倍、熊本コシで7倍だった。


- 2004年8月6日 -

牛丼チェーンは6月も売り上げ前年比2割減

 外食団体の日本フードサービス協会が協会会員社を対象に調べまとめた、外食産業の6月の全店(新規店含む)売上高は、前年同月比1.0%の微増にとどまった。前年より日曜日が1日少なく、下旬は気温が高かったものの台風の影響が一部に出て客数が99.6%と伸び悩んだため。

 ただし、企業によっては既存店でも前年を上回るところがあり、業績でバラツキがみられた。客単価は1.4%増と上昇基調を持続。全体の店舗数は3.5%増と新規出店は依然旺盛。

 牛丼などが中心の和風ファーストフードは、店舗数が8.2%増えたが売り上げは前年比23.8%減(客数28.6%減)と前年割れが続く。「持ち帰り米飯/回転寿司」の売り上げは、全店ベースで1.5%増(客数6.2%増、店舗数1.0%増)と伸ばしたが、既存店ベースでは9.5%減。既存店ベースで売り上げが伸びたのは、ハンバーガーなどの洋風ファーストフードのみだった。


- 2004年8月5日 -

山形はえぬき10年連続「特A」記念大会開く

 全農山形県本部は8月3日、はえぬき10年連続「特A」獲得を記念し、山形市で山形米取扱関係者、生産者・農協、全農関係者ら約400人を集め16年産山形米集荷・販売拡大大会と山形米シンポジウムを開催はした。

 生産や流通に携わった量販・生協6社、外食・中食4社、米卸9社に感謝状を贈呈して関係者の努力に感謝の意を表すとともに、「日本一売れる米づくり産地山形」に向け流通最前線の代表から生産・販売で助言を受けた。

 生育状況や山形米取扱方針の産地報告ののちシンポジウムに移り「産地間競争に打ち勝つ 売れる山形米を目指して」をテーマに量販店・米小売業、業務用実需者、米卸、品質・食味検定機関、行政指導機関、生産者、農協の各代表者がパネルディスカッションを展開。

 需要者から「競争は消費者の志向の変化やら求めるものの変化に対して、生産者なりわれわれ米に関わる業界が消費者の動きと競争することがポイント」との意見も。


- 2004年8月4日 -

東・西日本は高温顕著(7月の天候)

 気象庁は7月の天候を公表した。新潟、福井、福島県など北陸から東北にかけて豪雨が発生して災害をもたらしたほか、台風10号が四国西部に上陸して中国地方を横断し西日本中心に大荒れの天気となる一方で、東・西日本では月を通して高温が顕著だった。

 月平均気温は、東日本で2001年(平成13年)、1994年(平成6年)に次ぐ第3位、西日本では1994年に次ぐ第2位。横浜、浜松など6地点で月平均気温の最高値、東京など15地点で日最高気温の7月最高値を記録した。

 日照時間は、北海道から九州地方にかけての太平洋側では平年の140%以上となったところが多かった。過去の高温年の水稲作況は、平成13年産103、平成6年産109と豊作年になっている。


- 2004年8月3日 -

北陸・東北地方に高温情報、フェーン対策も

 新潟、富山県など北陸と東北各県の気象台から7月30日〜8月2日にかけて高温に関する気象情報が発表されている。

 新潟、富山県では、7月23日から晴れて気温の高い状態が続いており、この状態は8月第1週も続く見込み。数日間はフェーン現象が起こりやすく、最高気温が35度以上となるところが多い見込みとして、農作物の管理に注意を呼びかけている。

 秋田、山形など東北各県も2日に、向こう1週間気温のかなり高い状態が続くとした高温情報が出された。最高気温は平年より5度以上高くなるところもあるとしている。

 新潟県農林水産部では7月30日、フェーン(高温・乾燥)に伴う農畜産物の管理対策を出した。出穂15日前頃〜出穂期は最も水を必要とすることから、間断かん水により必ず土壌水分を保つなどの対策を求めている。稲体からの急激な蒸散による白穂被害など高温障害発生の防止を促す。


- 2004年8月2日 -

日本レストランエンタープライズ、おにぎりの具で不正表示

 農水省は7月29日、列車食堂や駅弁などを事業展開する(株)日本レストランエンタープライズ(東京都港区)が製造販売した「おにぎり」の一部(具)にJAS法に違反する表示が確認されたとして、改善の指示を行うと同時に業者名を公表した。

 同省によると、任意調査した結果、おにぎりの一部において原材料の焼きたらこに使用された食品添加物(酸化防止剤「ビタミンC」等」の表示が欠落していることを確認していたにも係わらず、一定期間販売していたという。加工食品品質表示基準に違反する。