8月31日 ◆作況99の「平年並み」(農水省)。900万トンも下方修正パターンか

8月29日 ◆後場も上伸、魚沼コシ3万3,664円(入札)

8月28日 ダイエーPB蔵米、アイテム追加はなし

8月27日 新米検査6万2千トン、前年比91%(20日現在)

8月26日 ◆7月売却、32万トンに落ち込む(主食用うるち)

8月25日 ◆アメリカ1万5千、中国1万3千落札(第2回SBS)

8月24日 低アミロース米「スノーパール」など登録(農水省)

8月22日 大倉商事が自己破産申請、負債3千億円

8月21日 新潟ゆきの精、北海道・青森産等の等級格差改正

8月20日 第2回入札上場は約5万トン、宮城産も登場

8月19日 ◆都の有機農産物協定に米も登場、21日に卸説明

8月18日 ◆有機農産物の認証制度を創設、米も適用(新潟県)

8月13日 ◆日本農産情報、7月の仲介実績は23万俵強

8月12日 ◆「鳥取パールライス」設立

8月11日 初検査、「14日にズレ込み」濃厚(千葉)

8月10日 ◆主産地不作、人気銘柄の奪い合いも

8月 8日 ◆茨城こまち指標1万8,998円(第1回入札)

8月 7日 ひとめ納入ストップで、卸にペナルティー(量販店)

8月 6日 ◆相次ぐ通販企業の米販売撤退

8月 5日 いなげや「無洗米こまち」、レギュラー商品化決定

8月 4日 ◆10年産「木酢米」、4万2〜3千俵計画(全糧連)

8月 3日 ◆主食向け新米供給、10年産も調整へ(JA)


- 98年8月31日 -

◆作況99の「平年並み」(農水省)。900万トンも下方修正パターンか

 農水省は8月28日、10年産水稲の8月15日現在における作況指数を99の「平年並み」と公表した。

 北海道・東北の太平洋側では7月中旬以降の低温・日照不足により生育・登熟が緩慢に推移、また北陸では穂数がやや少なく8月以降の多雨・日照不足で登熟やや不良となっているが、その他の地域では概ね天候に恵まれ、生育は順調に推移しているためと説明している。

 農業地帯別では、近畿・中国が作況101、北海道・東海・九州が100、東北・関東・東山・四国が99のいずれも「平年並み」、北陸が97の「やや不良」、沖縄が92の「不良」。都道府県別でも最高は102の長野、滋賀、大阪、和歌山、愛媛、鹿児島のみに留まった。

 一方、早期栽培の作柄は生育期間の高温の影響やいもち病の発生により、高知が作況86、宮崎が78の「著しい不良」、鹿児島が94の「不良」となっている。


- 98年8月29日 -

◆後場も上伸、魚沼コシ3万3,664円(入札)

 自主米センターは8月28日、第2回自主米入札の結果を公表した。上場4万9,570トン全量が落札され、申込倍率も7倍となった。

 コシヒカリ中心に必要玉確保の札が入り、応札価格も関東・北陸コシは百円玉数枚が上乗せされたほか、新潟コシは1千円前後の上乗せが行われた。

 この結果、前場の落札平均価格に対して、魚沼コシ660円、岩船コシ560円、佐渡コシ860円、一般コシ130円それぞれ値上がりしたほか、宮城ササ・ひとめ、茨城コシ・キヌ、千葉コシは200円前後、北陸コシは100〜160円値上がりした。

 一方、千葉初星・ひとめぼれ・ふさおとめ・福井ハナエチゼンは▲3〜▲19円とほぼ横ばいだった。なお、異常価格に該当する応札はなかった模様。

 9年産最終入札(現行相対価格)と比較すると、新潟コシが一般2,300円高から魚沼コシの4,800円高と急騰。関東・北陸コシも900〜1,600円高、宮城ササ・ひとめが800〜900円高、西日本銘柄は作柄が平年並みとあってか100〜700円高と上げ幅が抑えられており、香川コシは▲100円と唯一値下がり。


- 98年8月28日 -

ダイエーPB蔵米、アイテム追加はなし

 ダイエーでは、PB商品「蔵米」の10年産販売計画について、「今のところは新商品投入の予定はなく、現行アイテムで望む」(広報部)計画。

 ただし、米袋を全面リニューアルし、低価格を全面に出す従来の手法から、高品質米をPRしていく販促策に切り替えていく。

 商品は、きらら397(北海道・秩父別JA)、岩手ひとめぼれ(岩手県・胆沢町JA)、秋田こまち(秋田県・大曲市JA)、山形はえぬき、ササニシキ(山形県・おきたまJA)、新潟コシヒカリ(新潟県・上越市JA)。


- 98年8月27日 -

新米検査6万2千トン、前年比91%(20日現在)

 食糧庁は10年産米の8月20日現在における検査実績を6万1,535トン、前年同期比91%とまとめた。

 9年産対差▲6万4千トン、8年産同▲2万8千トンとなっており、九州早期米の収量減等の影響が出ている。逆に東海産は前年よりも好調。

 うるち米の等級比率は1等68.5%、2等27.6%、3等3.3%、等外0.2%、規格外0.5%。1等比率は前年同期より7.7ポイント高い。

 制度別では、自主米5万3,963トン、計画予定米1,208トン、加工米533トン、計画外米等5,832トン。計画外米はコシヒカリが4,685トンを占めており、うち宮崎が3,125トンとなっている。


- 98年8月26日 -

◆7月売却、32万トンに落ち込む(主食用うるち)

 食糧庁は8月24日、7月分の国内産主食用うるち米の販売・売却数量(速報値)を自主米26万トン、政府米6万トンの計32万トンとまとめた。

 自主米は7月以降相対価格上昇の防衛策として6月中の引き取りが進んだため、その反動で前月比10万トン減と落ち込んだ。26万トンのうち古米引取が約8万5千トン、新米も3万トン程度あり9年産は10万トン台に縮小している。

 一方の政府米は9年自主隔離玉の前倒し決定遅れや、とくに系統卸の政府米切り替え等が影響して、それまでの実績を倍増した格好。7月までの累計では前年実績を20万トンオーバー、自主米だけとってみると55万トン増となっている。


- 98年8月25日 -

◆アメリカ1万5千、中国1万3千落札(第2回SBS)

 今年度第2回SBSが21日に行われた。全体の申込数量は、予定数量3万トンに対し8万6,348トン(一般米枠8万3,067トン、砕精米枠3,281トン)。倍率は2.9倍だった。このため、一般米枠を2万8,860トン、砕精米枠を1,140トンとした。

 全体の申込件数は683件(一般米枠650件、砕精米枠33件)。生産国別の落札数量は、アメリカ1万5,333トン、中国1万2,967トンのほか、オーストラリ1,348トンなど。

 もち米はアメリカのみ4,482トンが落札。砕精米は1,140トン(倍率2.9倍)に止った。マークアップは、うるち米で軒並みキロ130円台、もち米(アメリカ産短粒種)はさらに一段高かった。


- 98年8月24日 -

低アミロース米「スノーパール」など登録(農水省)

 農水省は21日、平成10年同省育成農作物の新品種命名登録を行った。稲は以下の6品種。低アミロース米など新形質米が登場。

 ▽雪雫[ゆきしずく・北海278号]=北海道農試。(マツマエ×上116)×北海258号。道中央部以南に適した多収の酒造好適米。耐冷性強。普及込み面積1,000ha。
 ▽はなぶさ[北海280号]=北海道農試。道北53号×キタアケ。道中央部以南が適地。低アミロース系統で、粘りが強く、良食味。米菓等への加工適性を持つ。親の道北53号は彩の姉妹系統。普及見込み面積は8,000ha。
 ▽スノーパール[奥羽344号]=東北農試。74wx2N1(農林8号由来の低アミロース変異体)×レイメイ。東北中南部が適地。低アミロース(半糯)。多収で、加工用に適する。
 ▽ササニシキIL6号[東北IL6号]=宮城古川農試。ササニシキ(12回)×曲系808。ササニシキのいもち病真性抵抗性同質遺伝子系統。ササニシキBLとして普及見込み面積は6,000ha。
 ▽あわみのり[北陸159号]=北陸農試。北陸132号×北陸122号(キヌヒカリ)。北陸、東北南部、関東以西が適地。短稈で、耐伏性やや強。食味・品質が良い。普及見込み面積は徳島県で1,200ha。
 ▽夢山水[ゆめさんすい・中部酒97号]=愛知農試山間。山田錦×中部44号。大粒で、たん白含有量が低い酒造好適米。いもち病抵抗性やや強。愛知県の標高150〜650mの山間・中山間地が適地。普及見込み面積は50ha。


- 98年8月22日 -

大倉商事が自己破産申請、負債3千億円

 中堅商社・大倉商事(東京)は21日、東京地裁に自己破産を申請したことを明らかにした。負債総額は3,000億円(同社広報)。不動産事業の失敗が主な原因。

 今月上旬には鉄鋼メーカー等への支払い延期を要請するなど資金繰りの悪化が伝えられていた。リストラ等の合理化や支援要請でも対応できず、会社更生法申請の目処もつかなかったとされる。

 また、大倉商事は食糧部門を持ち米穀業界との関連も深いが、グループ会社で資本関係にある大倉農産(東京)では「単独で継続できる。取引先にも了解を得つつある」としている。


- 98年8月21日 -

新潟ゆきの精、北海道・青森産等の等級格差改正

 10年産自主米入札取引に伴う業務細則が一部改正された。

 等級間格差(1・2等格差)のうち、新潟越路早生・ゆきの精はこれまでの▲400円から▲600円に、また北海道(4・5類)・青森(4類)の各産地銘柄も▲320円から▲600円にそれぞれ一般銘柄同様の格差に変更された。

 これで別設定されているのは、新潟コシ▲400円、富山・石川・福井コシ▲500円、兵庫日本晴▲320円の5銘柄のみ。


- 98年8月20日 -

第2回入札上場は約5万トン、宮城産も登場

 自主米センターはこのほど、8月27日に実施する10年産第2回の入札販売数量を発表した。

 対象は37銘柄4万9,570トン(全農系4万6,818トン、全集連系2,753トン)で、前年同期の入札28銘柄3万2,454トンに対して5割増。

 いきなり宮城ササ・ひとめが上場されるほか、関東・北陸・東海・近畿コシなどの主要品種が顔を揃える。新規上場銘柄は千葉ふさおとめ、長野あきたこまち、鳥取ひとめぼれの3銘柄。


- 98年8月19日 -

◆都の有機農産物協定に米も登場、21日に卸説明

 東京都は有機農産物等の流通推進を図ることを狙いとして昨年から産地自治体と流通協定を結んだり、自主的にこの事業を進める都内流通事業者を推奨する流通モデル事業を行っているが、今月11日に締結された第3次流通協定の3自治体のうち岩手県大東町、宮城県田尻町の生産品目に米が初めて登場した。大東町は10年産から、田尻町は11年産からの取り組み。

 都生活文化局米穀係は21日に都内米卸を集め、都の流通指針について説明する。この事業は有機農産物等の信頼性向上と分かりやすい表示の普及を図り、消費者に商品選択の目安を提供することが目的。流通協定は産地の申し出により都が指定、公募した流通業者を指定して仲介する、いわば御見合いの場をセットする仕組み。それぞれ安定的な取引先が確保できるメリットがあり、都指定の店頭表示も出来る。

 今回の協定締結を加えると全体で3,000トン(別途流通モデル事業3,700トン)の有機農産物が流通する見通しになっているが、ほとんどが野菜で米は岩手大東町の8トンのみ。「産地自治体の参加は拡大方向」(流通対策課)と、徐々に米扱いも増加する見通しだが、当面はスポット商品となりそうだ。


- 98年8月18日 -

◆有機農産物の認証制度を創設、米も適用(新潟県)

 新潟県農林水産部はこのほど、有機農産物等認証制度の概要をまとめた。生産者・消費者双方から公的認証制度が求められているため、わかりやすく信頼される認証制度を創設して県産農産物のイメージアップを図るのが狙いで、米にも適用した。

 認証区分は?有機農産物(有機農産物、転換期間中有機農産物)?特別栽培農産物(減農薬減化学肥料栽培農産物)の2区分。

 有機農産物の定義は、3年以上、化学合成農薬、化学肥料及び化学合成土壌改良資材未使用で、かつ航空防除散布区域外で生産されたもの。転換期間中有機農産物は、上記定義で6カ月以上3年未満のもの。?の特別栽培農産物の基準は、化学合成農薬使用回数は除草剤1回(2成分)以下、かつ殺菌剤1回(2成分)以下、かつ殺虫剤1回(2成分)以下。化学肥料使用量は10a当たり3kg以下。

 認証対象者は、農業者、農業者が組織する団体・法人、認証された玄米を購入し搗精するもの。県内を6地域に区分し、地域認証委員会を設置し、現地調査・確認を行い、知事が承認する。今月中旬に農政事務所単位で制度説明会を開始、認証申請を受け付ける予定。


- 98年8月13日 -

◆日本農産情報、7月の仲介実績は23万俵強

 ?日本農産情報の7月仲介実績は23万1,882俵で前月比89.6%、前年同月比では141.0%だった。同社の今年の仲介は4月28万5千俵がピークでその後なだらかに減少してきているが、販売業者間のスポット取引きの賑わいを反映して、夏場の出来高としては例年以上のペースで推移している。

 自主流通米だけ見ると、今年のピークだった6月(約16万5千俵)に比べ、7月は約3万俵の減少となった。その他、規格外米、くず米関係に減少が目立つが、未検米、外国産米は若干の増加になっている 。

 うるち米の品種別(年産、制度別を問わない集計)では、値上がりが著しかったひとめぼれが大きく数量を減らし、あきたこまちを下回った。青森むつほまれは、競合する府県産非銘柄や北海道産米が堅調だったこともあり出来高が回復した。北海道産は9年産取引量の減少を、8年産で補ったような傾向があった。

 なお同社では、新米期に向けて顧客間のコメ代金決済のスピードアップを図っており、品物の受け渡しと代金の支払いをほとんど同時にできるようなシステムの浸透に、力を入れていく方針を固めている。


- 98年8月12日 -

◆「鳥取パールライス」設立

 県農とっとりと全農が10月1日付で統合するが、これに伴い県農とっとりは全農との共同出資で米卸会社「鳥取パールライス?」を12日に設立。

 資本金は1億3千万円で、県農とっとりが1億円、全農が3千万円を出資。新会社の所在地は東伯郡羽合町田後494―1。県農とっとりの精米工場がある田後事業所の一部に置いた。

 県中央部に位置することで、県西部、東部どちらの方面への配送にも有利。こうした販売体制の強化に加え、自主米入札での自県産米への対応ができる。取扱目標は11年度9千玄米トン、13〜14年度は1万玄米トン。


- 98年8月11日 -

初検査、「14日にズレ込み」濃厚(千葉)

 「早ければ10日に刈取り、初検査は11〜13日に予定」としていた千葉県だが、「日照不足の影響で登熟が緩慢に推移しており、(10日午前中の段階で)初検査の場所、日付けが決められない。明日には確定させたいが現在は未定」(千葉食糧事務所・検査課)と若干遅れ気味。

 鴨川、安房地区で実施される見通しではあるものの、「そのほかでも夷隅中央でも新品種のふさおとめ200袋(30キロ)が14日には出せると聞いている」(同)状態で、複数地区での初検査となる公算が高い。

 予定より数日遅れも、「14日にふさおとめ中心に、はなの舞等で検査」に突入する見込みとなっている。


- 98年8月10日 -

◆主産地不作、人気銘柄の奪い合いも

 8月以降の天候が平年並みで、最終収穫量が本社予想並みに留まった場合でも、量的な供給に不安はない。

 10米穀年度末(今年10月末)の国産米持越在庫は、政府米約320万トン、自主流通米40万トン前後、合計360万トン前後。11米穀年度の国産米供給可能量は1,245万トン前後で、輸入米を度外視しても十分な供給量ではある。

 新米の供給という点でも、政府買い入れの大幅縮小により、その分が自主流通米ルートや計画外米に回るので、10米穀年度に近い数量の確保は可能である。

 しかし、「コシヒカリ」、「ひとめぼれ」などの主産地が軒並み平年作を下回るため、流通業界では人気銘柄の奪い合いが起こる可能性は大きい。

 自主流通米は仮渡金が大幅に安くなる見通しもあり、計画外米に流れるコメが増えそうだ。農協などの今後の対応によっては、計画流通米の集荷が収穫量全体に対して過半数割れとなる可能性も浮上してきている。


- 98年8月8日 -

◆茨城こまち指標1万8,998円(第1回入札)

 8月6日に行われた10年産第1回自主米入札は、前場・後場ともに全量落札した(資料のページ)。

 申込倍率は平均5.2倍。茨城こまち13.3倍、千葉初星7.0倍、福岡コシ6.9倍など。注目の指標価格(前場・後場の加重平均)は7産地銘柄平均で1万8,613円。いずれも売り手の希望上限価格を100〜700円上回った。

 売り買い当事者の話を総合すると、前場入札に対して後場入札は関東産が数十円から2百円程度の値上がり、逆に四国・九州産は数十円から1百円強の値下がりになったのが特徴。

 なお、今回の入札では異常価格は1つも出ず、すんなり落札が決まった。


- 98年8月7日 -

ひとめ納入ストップで、卸にペナルティー(量販店)

 決定が遅れている隔離玉の影響か?首都圏某大手量販店の店頭から、宮城ひとめ、岩手ひとめが消える事態が発生している。「先月下旬から両銘柄の納入が先細り気味で、今月に入ってからは在庫ゼロの店も出てきた」という。

 同社では「米業界の現況は理解できるが、年間安定供給は約束ごと。卸には何らかのペナルティーを出す」考え。業界では、先月中旬から下旬の一時期、百貨店納入分の新潟コシを切らした卸など、「8月末までの当面玉に、相当困っている卸の存在」が噂されている。


- 98年8月6日 -

◆相次ぐ通販企業の米販売撤退

 昨年、まるでブームのように参入してきた通販企業の、米販売からの撤退が相次いでいる。10年産では、「固定客をを確保している大手企業以外は、早々と脱落する」(業界筋)との予測が出ている程だ。

 理由は大きく、?予想以上に利益が少ないこと、?食品分野参入へ向けた、仕入ルート開拓の目的は果たした…の2点。

 また量販店の価格から、高品質米への政策転換も、少なからず影響を与えている。「10年産契約で新規開拓を試みた産地を、量販店に先駆けされる場面が多い。状況を考えると、米販売で通販の特色を出すのが困難になってきた」(某通販)が現況。


- 98年8月5日 -

いなげや「無洗米こまち」、レギュラー商品化決定

 試験販売が続けられていた、いなげやの「無洗米秋田こまち」の、PB商品化が正式に決定した。これで同社の精米PB商品は、合計8アイテムとなり、10年産から基本的に全124店で販売される。

 これは9,100袋を売った6月の販促キャンペーンに続く、7月8日〜12日の第2弾キャンペーンで、予定数量8,000袋(2キロ,5キロ合算)を完売した結果を受けての決定。

 価格は2キロ1,100円、5キロ2,600円。中身は既存PBと同じ、秋田県千畑町、仙南村、六郷町産あきたこまちで、精米は千葉県経済連南総精米工場が担当する。


- 98年8月4日 -

◆10年産「木酢米」、4万2〜3千俵計画(全糧連)

 全糧連が9年産から取り扱いを開始した“木酢米”の販売は、「ほぼ順調にいった。実績として9年産は1万8千俵。これを10年産では4万2〜3千俵に増やす計画」(米穀部・和知部長)だという。

 県別に今年の計画をみると、最も多いのは秋田(大瀉村)で2万5,000俵、次いで新潟4,300俵、熊本2,500俵、福島2,000俵、その他は500〜1,600俵の範囲で山形、長野、滋賀、岡山、栃木、岩手、福井などで生産される予定。この中には食糧庁が示した有機米ガイドラインに沿った玉も7,000〜8,000俵含まれている。

 昨年の取扱卸は10卸だったが、「主産地の東北は難しいが今年は、12以上の卸が新に参加し北海道から沖縄までの消費地で全国的に発売される」(同)ことになる。


- 98年8月3日 -

◆主食向け新米供給、10年産も調整へ(JA)

 7月30日、全中・全農・全集連主催の第7回米情報委員会が開催された。

 8年産自主米の契約残23万トン、9年産自主米の持越在庫仮配置47万トン、自主米との協調販売から昨年を大幅に上回る国産政府米在庫を踏まえ、需給バランスの回復には相当の努力が必要と強調したうえで、自主米と政府米、新米と持越米のバランスのとれた販売環境を作り出す考えをあらためて示した。

 具体的な10年産米のJAグループ販売方針は?生産目標を超えるものは主食用以外に処理する?10年産新米の供給量が9年産新米供給量を勘案した適正水準を超えないよう市場隔離措置する?11年産の生産調整方針・水準を早急に検討・決定する…など。