11月30日 ◆秋田県が10年産カドミ汚染米の調査報告

11月29日 新米検査、前年並みに近づく(20日現在)

11月26日 作況研究会、初会合で現状説明

11月25日 ◆12年産集荷、大規模農家・計画外米対策に重点

11月24日 農業食品監査システムが有機認証事業を説明

11月22日 ◆持越米は上場6万トン、指し値上限は11年産同額

11月19日 秋田こまちカドミ問題、量販店などで混乱続く

11月18日 ◆10年産に基準値超えたカドミ検出(秋田)

11月17日 近畿の量販等2千店舗で販促展開(USAライス連合会)

11月16日 三菱商事が3,800トンでトップ(第3回SBS)

11月15日 全農食品の冷凍米飯新工場、来年4月本格稼働

11月12日 青森経済連、つがるロマン取扱会議で販売方針説明

11月11日 はえぬき「業務用にも最適」とPR(山形経済連)

11月10日 住友商事、マミーマートの筆頭株主に

11月 9日 前年比4割増の計画外米検査、18万トン突破

11月 8日 ◆検査は前年比4%増、集荷470万トン前後か

11月 5日 ◆9月売却、31万5千トン(主食用うるち)

11月 4日 ◆備中食糧卸、今月末に解散へ(岡山)

11月 2日 ◆当分11RY方針を踏襲、7年産63万トン提示

11月 1日 ◆12年産の生産目標919万トン(指針)


- 99年11月30日 -

◆秋田県が10年産カドミ汚染米の調査報告

 秋田県農政部は11月26日、仙北郡協和町下荒川地域(高台で水系の独立した圃場)で収穫された10年産米から、1.2ppmのカドミウム濃度が検出された問題で調査状況を報告した。

 県の事実確認調査では、消費されていない分に対して採りうる措置として、経済連が福島県内に保管依頼していた米から当該生産者の米6.57トンを回収し、現在、県農業試験場においてカドミウム濃度を分析中であること、卸売業者の段階で当該生産者の米の在庫がないことを説明。

 当該圃場に対する土壌汚染対策については、カドミウム吸収抑制資材(ケイカル、ようりん)の投入や適切な水管理を行った結果、11年産米のカドミウム濃度は0.336ppmとなっていると説明。また、当該圃場周辺の63.4haについての調査の結果からは、基準値を超える汚染米は検出されなかったとしている。


- 99年11月29日 -

新米検査、前年並みに近づく(20日現在)

 食糧庁がまとめた11月20日現在における11年産検査実績は418万4千トン、前年同期比101%とほぼ前年並み水準まで近づいた。

 東北・関東・北陸など主産地は前年実績を上回っており、九州地区の不作による減少が大きい。また、北海道が着色粒発生で再調整しているため前年より10万トン少ないのが響いている。集荷団体は本年産集荷見込みを480〜485万トンと見ているが、検査が進むごとに難しくなっていく格好。

 種類別の検査実績は、水稲うるち393万3千トン(前年比101%)、醸造用8万トン(同100%)、水稲もち16万9千トン(同110%)、陸稲もち2千トン(同165%)。


- 99年11月26日 -

作況研究会、初会合で現状説明

 11月24日、水稲作況の調査取りまとめや、公表のあり方等を検討する「水稲収穫量調査に関する研究会」(学識経験者の委員5名・生産流通関係者の専門委員4名で構成)の初会合が農水省で開催された。

 農水省が現状の調査方法や時期別の利用状況、自主米入札日と作況公表日、民間調査(米穀データバンク)による作柄予想…などについて説明したほか、外国の農産物生産量調査の概要を報告した。

 委員からは8月15日現在と最終では作況が変動するのでデータの出し方を検討すべきなどの意見が出された。 12月に関係者から意見聴取、来年1月に論点整理・取りまとめされる。研究会の開催は2月末まで。

 今回の検討は、本年産の作況公表と米価の下げが絡んだ政治的な要素も含まれており、8月15日現在の公表を巡って論議が進められる見込み。この期は、早場地帯は一部登熟開始しているものの、遅場地帯はほとんど出穂途中で実測できない要素が多いことが指摘されており、作況公表を控える結論が出る公算も。


- 99年11月25日 -

◆12年産集荷、大規模農家・計画外米対策に重点

 12年産米の生産調整目標面積は11年産と変わらずで各県に配分された。今月上旬から各県で市町村別配分が行われるなど、早くも次年度に向けて準備が進んでいる。

 全農では12年産集出荷に向けた取り組みとして@水田農業振興計画A新たなとも補償と稲経対策への加入促進B大規模農家対策C計画外流通米の取扱い…を挙げており、県連は県産米の需要・販売動向を踏まえた銘柄別の作付計画等を策定する他、新たなとも補償や稲経対策への加入促進を通じて、米の計画的生産を推進する。

 大規模農家の集出荷確保の具体的対策や、12年産から稲経対策の対象になった計画外流通米のJA出荷誘導がポイントとして、来年1月から検討に入り、2月にも大規模農家への支援策・計画外流通米の取扱方針の提起を行う方針。


- 99年11月24日 -

農業食品監査システムが有機認証事業を説明

 有機認証事業を手掛ける株_業食品監査システム(東京、徳江倫明社長、AFAS)は外食団体(社)日本フードサービス協会(JF)主催「JF食材・産品フェア’99」で、潟宴Cスボード新潟(長岡市)のブランド米「クイーンブライト」(低農薬特別栽培の新潟コシ、AFAS認証)を出展。

 ライスボードは契約農家が生産した米を出荷する会社で、当該生産者が会社株主となっている。

 株_業食品監査システムでは、有機認証の実際と今後の課題についてのセミナーを11月25日に都内で開催する。徳江社長がAFASシステム認証・有機・特別栽培認証の経緯について、AFAS初の認証発行先のライスボード新潟の生産者が認証に至る経緯を、それぞれ説明。

 また、スウェーデンの有機認証機関、KRAVの代表が新潟ライスボードの認証について感想を語る。


- 99年11月22日 -

◆持越米は上場6万トン、指し値上限は11年産同額

 持越米(10年産自主米)の入札は12月21日実施でほぼ固まったが、この入札の仕組みはすべて基本取引に準ずることになった。

 懸案事項になっていた売り手の希望申出価格(指し値)の上限についても現行11年産と同額(10年産最終3回の平均)となる。同日行われる11年産第6回入札に10年産米が追加される格好。前場・後場制、落札の仕組みなどすべて同じ入札の中で処理される。

 12月10日前後にも上場メニューが提示される見込みだが、調整保管玉の3分の1が基本で、全農5万9千トン弱、全集連1千トン強の約6万トンが上場される見込み。産地銘柄別では、秋田こまち7千トン、新潟一般コシ5千トンのほか、北海道ほしのゆめ・青森ほまれ・岩手こまち・山形はえぬき、栃木コシ・長野コシ・富山コシが2千トン台が見込まれる。


- 99年11月19日 -

秋田こまちカドミ問題、量販店などで混乱続く

 秋田県経済連は11月17日、代表理事会長名で「秋田県協和町一部集落のカドミウム含有米の概要について」と題する文書を送付し、事態の沈静化に務めている。

 内容は大きく@検出された10年産協和町荒川地域産米は、国の支持に従い全量を消却処分したことA11年産については県の調査によりカドミウムによる汚染米は検出されず、安心して取り扱っていただきたい…の2点。

 しかし末端販売では、一般消費者からのクレームなど混乱が続いている。大阪の大手量販店では17日から、“当店の秋田こまちは新聞報道された地域産でないので安全です”…趣旨のPOPを表示しているが、店頭では消費者が敬遠する現象が発生している。

 同店バイヤーは卸を通じ秋田県経済連に、「11年産について詳しい説明が欲しい」と要望している。卸にも小売りや一般消費者からの問い合わせが多数入っており、「広域流通銘柄だけに、対応を誤ると大変なことになる」(米穀部長)と指摘している。

 また量販店では西友(本社・東京)が協和町産こまちを販売しいるが、「9月中に11年産に切り替えていることから問題ない」(広報室)として、現時点では特別な措置は採らないとする。


- 99年11月18日 -

◆10年産に基準値超えたカドミ検出(秋田)

 食糧庁の10年産米残留農薬調査から秋田県協和町下荒川地域で穫れた米に食品衛生法による基準値を上回るサンプル1点があったことが分かった。

 秋田食糧事務所では3月段階で確認したため、秋田県経済連に当該地域(面積2.2ha)で穫れた米の販売の凍結を要請するとともに、出荷前の56袋(1袋30キロ)を消却処分にした。およそ300袋は出荷済みだった。

 これを受けて秋田県では土壌改良や深水管理を指導。本年産米に関しては問題がないことが県が行った独自の調査で明らかになっている。


- 99年11月17日 -

近畿の量販等2千店舗で販促展開(USAライス連合会)

 USAライス連合会は11月15日、近畿地域限定(一部で徳島県)でアメリカ米のテレビCMを放映するほか、全国で「お試しください。アメリカ米」キャンペーンを実施することを発表した。

 外国産米のテレビCMは日本初。放映期間は18日から来年4月まで。CMで販売店も告知する。ダイエーグループの各店、シージーシー関西本部の加盟店、イズミヤ、ジャスコ、平和堂など大手量販店で800〜1,200店舗、コンビニで1,100店舗。

 米穀店は約2,000店と交渉している段階。USAライス連合会日本代表事務所の里美泰典代表は、「近畿地区は米、弁当の支出が全国平均より高く、かなりの市場性が望める。本年度の重点地域としてより多くの上得意をつくる方針」と語った。


- 99年11月16日 -

三菱商事が3,800トンでトップ(第3回SBS)

 11月5日に行われた第3回SBS入札の商社別落札数量が判明した。

 最も落札数量が多かったのが三菱商事の3,786トン。次いで日商岩井(3,042トン)、住金物産(2,654トン)、三井物産(2,473トン)、東邦物産(2,084トン)と続く。

 国別には契約残消化のためか約1万トンと米国産米が予想外に多かったが、住金物産、三菱商事の2社が2,000トンを超える落札。一方の中国産米については日商岩井がトップで約2,300トン。三井物産、東邦物産、東食なども1,000トンを上回る数量を落札した。

 卸売業者別の落札に関しては、「今回、商社への名義貸しが多く自社で独自に落札したものは極めて少ない。いずれ裾物にタイト感が出てくると予測しても、実際に手当てするには価格が高過ぎると判断。仮にゲタをはいているとしても前回よりも少ない感じで、現在の予測からはとても買えない値段。卸別の落札数量はあまり意味がない」と見られている。流通業界に裾物不足が出てきた段階では、上位商社に直接交渉するほうが得策かもしれない。


- 99年11月15日 -

全農食品の冷凍米飯新工場、来年4月本格稼働

 JAグループは、米消費拡大の取り組みとして国の助成(19億3千万円)と生産者拠出(同額、20円/60kg)による「米需給調整・需要拡大基金」(平成8年〜11年)として約40億円を造成。

 11年度は@お米ギャラリーによる情報発信(銀座に新ギャラリー開設)A消費者啓発事業の実施(イベント開催、アンテナショップ「ご飯処・純米亭」の開設)B新規需要の創出(輸出)C関係団体との組織的な取り組み(「ごはん推進委員会」の発足、米消費拡大・純米酒推進議員連盟との連携など)…など推進しているが、全中関連会社と連携した米加工品の開発・製造・販売も行っている。

 全農食品では冷凍米飯(ピラフ各種・そば飯)を外食チェーン・Aコープチェーンを通じて年間販売3,000トン(原料精米トン)、全農直飯では無菌包装米飯(白飯、赤飯)を量販店・問屋・Aコープチェーンで年間100トン(同)をそれぞれ販売している。

 全農食品は栃木県真岡市に能力8,000トン(年/製品ベース)の冷凍米飯新工場を建設中で、平成12年4月から本格稼働する予定。


- 99年11月12日 -

青森経済連、つがるロマン取扱会議で販売方針説明

 青森県経済連は11月10日、都内で関東の卸を集め「平成11年産つがるロマン取扱会議」を開催、県産米の販売方針等を説明。

 つがるロマンの販売方針では、10年産は集荷数量が3万2,000トンと少なかったことに加え、単品販売を中心とした販売方針を採ったことから、取扱卸を集約した取り組みをせざるを得なかったが、11年産は単品販売の拡大・充実に加え、業務用としても販路を訴求して取り扱いの拡大を図るとしている。

 11年産つがるロマンの販売計画は主食のみトータル5万3,168トンで、入札1万6,000トン、相対が3万7,168トン。全農支所別計画は、東京が2万9,980トンと56%の割合。以下は、県内1万トン強、名古屋と大阪が5,000トン台。


- 99年11月11日 -

はえぬき「業務用にも最適」とPR(山形経済連)

 山形県経済連は11月9日、都内で「5年連続『特A』・山形米ご愛顧感謝の集い」を開催。寿司チェーンやとんかつチェーンなど外食企業も参加した。

 集いでは、本年産について卸数社による品質及び食味等各種データを挙げ、「10年産を上回る品質で供給できるのでは」と案内。

 経済連報告では、本年産集荷数量が5日現在、はえぬき6万9,000トン、ササ6,700トン、コシ5,400トン、こまち2万5,800トンなど合計13万7,000トン、進度85%と説明。

 主食用自主うるち米販売計画は合計で前年対比124%の9万4,950トンで、はえぬき8万5,190トン、ササ8,910トンなど。

 山形はえぬきの業務用での販拡においては「業務用に最適」とアピール、飲食店100店を対象に今春実施したキャンペーンは「初年度として順調な成果を得た」と報告した。


- 99年11月10日 -

住友商事、マミーマートの筆頭株主に

 埼玉地盤の食品スーパー潟}ミーマート(本社・大宮市)は、住友商事鰍ニ資本・業務提携する。住友商事が30億円を投資、発行済株式の20%を取得することでマミーマートの筆頭株主となる。

 マミーマートは埼玉県内を中心に食品スーパー、生鮮市場TOP、ショッピングセンターなど、38店(埼玉35店、群馬2店、千葉1店)を展開している。売上高は501億円(11年9月期見込)で、精米販売量は4,000トン弱の規模。納品卸は西武米穀、埼玉北部米穀、ライケット(旧青森南部食糧)、神明。

 同社では今回の業務提携の目的について「日本のスーパー分野における事業基盤の強化拡大を相互に図る」としている。これは住商の全額出資子会社のスーパーサミット(本社・東京杉並区)との商品開発、物流面での協力を視野に入れたもの。

 サミットは東京都市部を基盤に、現在食品スーパー66店舗を展開している。売上高は1,310億円(11年3月期)で、精米販売量は約1万1,000トン。納品卸はミツハシ、ヤマタネ、東京城南食糧、東京パールライスと協同仕入機構であるAGS(平成10年当時)。

 マミーマートでは「提携後も自主性を尊重し別会社として運営していく」とするが、住友商事がかねてから「住友商事食品スーパーグループの形成による、食品スーパー事業の拡大、強化」を検討していることからも、将来的な両社の合併も考えられる。


- 99年11月9日 -

前年比4割増の計画外米検査、18万トン突破

 計画外米の検査実績が10月末現在で18万3千トンを超えている。前年同期比141%。全国ベースでは10年産実績の20万5千トン(9年産22万3千トン)を突破するのは確実と見られている。

 増加の要因は3つのパターンが見られる。第1は、新潟など高級銘柄を抱える産地。「例年なら黙っていても1等格として通用していた未検取引が、今年は品質が悪く公的機関の証明がほしいと買い手から検査が求められている」(食糧事務所)ことが指摘される。価格下落が後押しする格好で、新潟では計画外米の検査が2万8千トン台と前年の最終実績の2万2千トンを超え、まだ積み上がるものと見られている。検査対象はコシヒカリがほとんどを占める。認証マーク絡みの要因も大きくなっている。

 第2は、北海道など被害粒発生の地区。カメ虫による着色粒混入から規格外が大量に出回ったが、道内では計画外米検査3万トン超えのうち、この着色規格外が2万5千トンを占めている。加工用米への規格外米取扱が認められたことで、受検済みの計画外米が制度変更されることもあり得るとされている。

 第3は、群馬のように系統集荷が伸びた産地。まだ出回り初期だが、検査の半分が計画外米と全国的にも高率。今年は「未検集荷業者の動きが鈍く、生産調整に協力していない農家が系統に出荷しているため」とされ、品種も朝の光・月の光が主体となっている。二毛作地帯ではそう多くないと見られているが、前年同期の4.5倍の計画外検査は突出している。1万トン以上の計画外検査は、北海道、秋田、福島、新潟の4道県。


- 99年11月8日 -

◆検査は前年比4%増、集荷470万トン前後か

 食糧庁がまとめた10月末現在における11年産検査実績は379万3千トン(前年比104%)、数量にして15万5千トン増。検査の出足が早かったものの、徐々に前年水準に近づきつつある。

 前年産ではこれから100万トン強の積み上げで最終集荷は465万トンに達した。本年産は、晩生の九州産が不作だけに470万トン前後が精一杯と予想する。計画外米等(農家消費含む)は450万トン前後と前年産より20万トン前後の増加と予想。

 種類別の検査は、水稲うるち359万6千トン(前年比104%)、醸造用6万5千トン(同99%)、水稲もち13万トン(同123%)、陸稲もち2千トン(同168%)。水稲うるちの等級比率は1等64.0%、2等30.4%、3等4.1%、等外0.2%、規格外1.3%。


- 99年11月5日 -

◆9月売却、31万5千トン(主食用うるち)

 食糧庁は11月4日、9月分の国内産主食用米穀(うるち米)の販売・売却数量(速報値)を自主流通米28万5千トン、政府米3万トンの計31万5千トンとまとめた。

 前年同月実績との比較で自主米2万1千トン減、政府米も同様に4万トン減となり、総量で6万1千トンの減少となった。

 11RYもあと1カ月を残すのみだが、累計では自主米40万6千トン減少、逆に政府米は11万2千トン増加。全体で約30万トン縮小している。

 最終月である10月の自主米は、18万トン程度(10年産)の所有権移転玉が販売数量としてカウントされるため相当大きな数字になる。実売の計画流通米は再び下降線を示す流れとなっている。


- 99年11月4日 -

◆備中食糧卸、今月末に解散へ(岡山)

 岡山県の全糧連系の卸・備中食糧卸協同組合(杉本橘太理事長、岡山県倉敷市)は11月末日に解散する方針だ。関係者の話によると、先月の下旬に開催した理事会で今月末の解散に向けた決定をしたという。

 これは、11年度上半期の決算内容で売上高が9億円に至らず、通年で赤字決算が避けられないことや米価の低迷で振るわないことと、米穀業界の回復の期待ができないことなどが要因とされる。

 組合の解散は総会の決議事項であるため、11月30日に予定されている総会開催が即解散総会になるものと見られている。


- 99年11月2日 -

◆当分11RY方針を踏襲、7年産63万トン提示

 11月1日から12米穀年度(RY)に入ったが、政府米の販売について食糧事務所は「当分の間、11RYの販売方針を踏襲する」と卸に通知している。

 今月分の長期安定取引等の販売メニューは7年産167銘柄、8年産184銘柄、9年産143銘柄を提示、9日まで申込を受け付けている。

 緊急需給安定対策により30万トンの政府米が販売凍結されることになっているが、今回の提示で注目の7年産は63万8千トンが示されている。これから凍結されるのか、別の年産を凍結したのかは不明。

 いずれにしても現行販売価格は変わらずで、7年産長期安定分は1〜5類1〜2等一律1万2,900円、8年産1万6,265円(1類)〜1万5,265円(5類)、9年産は1万7,065円(1類)〜1万5,465円(5類)で、8・9年産の2等格差は▲320円。

 今月の申し込んで契約となった玉の受渡期限は平成12年10月末までで、引き取った時点の米価が適用される。


- 99年11月1日 -

◆12年産の生産目標919万トン(指針)

 農水省は10月29日、平成12年産米穀の生産・出荷の指針をまとめた。

 生産目標数量は主食用等895万トン、加工用24万トンの合計919万トン。生産調整目標面積96万3千ha、加工用米作付予定面積4万6千haとした。平年反収の増加により生産目標数量は11年産と比べ17万トン増(加工用は変わらず)、生産調整目標面積は変わらず。

 12年産の計画出荷数量は534万トンと前年産より26万トン減に設定、うち政府買入予定数量(うるち米)を50万トンとした。政府買入は備蓄運営ルールを継続し、12RYの政府米販売が25万トンを超える分から買入枠が生じる仕組み。

 都道府県別の配分は、政府米買入実績80%程度、県産政府米の販売実績15%程度、生産調整面積5%程度により配分することを原則とし、生産団体の意向を踏まえ行う。また買入対象は、計画出荷米の50%以内で、自主米入札上場銘柄を優先する。