3月31日 ◆潟vレナスが鰍ルっかほっか亭を子会社に
3月30日 ◆明治ライスデリカ、ミルキークイーン使用拡大へ
3月29日 ◆グループ6社清算、当期83億円赤字(ヤマタネ)
3月26日 ◆贈答向け「魚沼コシギフト券」発売(新潟ケンベイ)
3月25日 ◆関税措置で4カ国が異議申立、米国は見送り
3月24日 ◆2月の自主米、今期初の前年割れ(主食うるち)
3月23日 ◆スノーパール、はつごぜん、柔小町など品種登録
3月19日 ◆秋田こまちと新潟コシは生協・農協が安い(都調査)
3月18日 ◆ミルキークイーン、百貨店で試食キャンペーン
3月17日 ◆ニッスイ向けスノーパール、11年産1万2千俵
3月16日 ◆63銘柄8万9,617トン上場(26日自主米入札)
3月15日 ◆11年産集荷465万トンに下方修正(基本計画)
3月12日 ◆アメリカ米業務用炊飯セミナー開催(USAライス連合会)
3月11日 ◆日新食糧に認証マークの使用を停止(穀検)
3月10日 ◆コシ・ヒノ増、ひとめ・こまち横ばい(作付意向)
3月 9日 ◆新品種「オープス」発表(豪州コメ生産者組合)
3月 8日 ◆イズミヤ、今期精米販売53億円へ(大阪)
3月 5日 ◆川崎食糧商事が月末で玄米卸から撤退、自主廃業含み
3月 4日 ◆有機米テーマに研修会(稲作経営者会議青年部)
3月 3日 ◆兵庫経済連、BG無洗米を月間180トン目標
3月 2日 ◆販売登録、15日から更新・新規の申請受付
3月 1日 ◆無洗米、当面月間100トン目標(奈良経済連)
◆潟vレナスが鰍ルっかほっか亭を子会社に
潟vレナスは3月25日、持ち帰り弁当「ほっかほっか亭」(2月末で1,146店)を東日本地域で展開する鰍ルっかほっか亭、及び「ほっかほっか亭」の弁当製造販売のコンサルタント業を行う鰍ルっかほっか亭総本部の株式を取得し、子会社及び関連会社とすることを決めた。
九州全県と山口県で「ほっかほっか亭」を展開するプレナスとの関係が強化され、プレナスのフランチャイズビジネスのノウハウ、商品力、店舗展開能力等を注入する地域が大幅に拡大し、商品力の向上、1店舗当たりの平均売上高の向上、出店の加速化が可能になるとされる。
「ほっかほっか亭」事業については、従来にも増したスケールメリットを最大限に利用し、より効果的な資材の調達・生産・販売・物流システムの再構築が実現できるとしている。
◆明治ライスデリカ、ミルキークイーン使用拡大へ
明治ライスデリカは低アミロース米の新形質米「ミルキークイーン」の仕入れ量を11年産で増やしたい考え。10年産は70トンを確保したが、同社商品の「固くならないすし飯『チルドdeソフト』」の原料として使用する。
気温が上昇し出す5月頃より千葉産コシヒカリに3分の1程度をブレンドすることにしており、秋口までの継続的に使用する。ブレンドすることで、「硬くならない」効果を引き出す。仕入れ価格は千葉産コシヒカリ並みとしている。
ミルキークイーンの使用については、ユーザーからは価格が高いことや食味を考慮した場合、単体では使い切れないとする見方がある。
◆グループ6社清算、当期83億円赤字(ヤマタネ)
大手米卸・潟с}タネは3月19日、グループ会社6社の清算に伴う損失負担291億円を当期特別損失に計上することを明らかにした。
不動産の売却益190億円で一部穴埋めするものの、当期(平成11年3月期)の業績予想は83億円の赤字となり、期末配当金も無配とする。
清算会社は、且R種ファイナンス、且R種エステートシステム、且R種サービス、朝日キャピタル梶A且R種総合研究所、鰹報村。多角化の失敗と景気低迷のあおりを受け、何れも債務超過に陥っていた。
なお、グループ全体の収益改善のため、平成11年4月から同14年3月までに人件費17億円の削減(グループ全役職員の年収カット=5億円、人員削減=役職員200人12億円)を行うほか、有利子負債の大幅な削減(同期間でグループ保有資産の売却等により450億円を削減)する計画。
◆贈答向け「魚沼コシギフト券」発売(新潟ケンベイ)
新潟の米卸・叶V潟ケンベイ(新潟市上大川前通)は、4月1日から魚沼産コシを使った「お米のギフトカード」を新発売する。贈答用市場での米利用を促し、贈る側・贈られる側により便利・手軽に扱って貰うのが狙い。
贈られた人はギフトカードに届け先、配達希望日を記載して投函すれば、同社魚沼精米工場から厳選した魚沼コシが直送される仕組み。
商品は自社ブランドの「新潟米物語(魚沼産コシヒカリ)」で、希望小売価格は箱代、送料込みで5kg6,000円、2kg3,200円。原料は六日町産で注文を受けてから搗精する。引き換え期間は3カ月がめど。
同社では、お中元やお歳暮のほか、お土産やゴルフコンペ、結婚式の引出物などに幅広く利用してもらいたい考えで、取扱先に現物を置く必要がなく、カード1枚で手軽に扱えることが利点としている。今月から県内企業に扱いの打診を始めている。
◆関税措置で4カ国が異議申立、米国は見送り
農水省は、米の関税措置への切り換えに対する異議等の申し立て状況をまとめた。期限の3月21日までに異議等の申し立てを行ったのはEU、豪州、ウルグアイ、アルゼンチンの4カ国。
「現時点では譲許表修正に異議。関税率の計算に用いられた数値について更に検証する必要があるため、譲許表修正に対して一般的に留保」(EU)、「譲許表修正の算定方法に関して異議。農業協定と今回の譲許表との整合性について日本と協議すること要望」(豪州)、「譲許表修正と農業協定との整合性について日本と協議することを要望」(アルグアイ・アルゼンチン)。米国、タイからの異議申し立ては行われなかった。
農水省は、内容等を確認した上で具体的対応を行うが、農業協定の規定に従ったものであることを説明、申し立てが撤回されるよう努力する。関税措置への切り換えは、これまでの方針通り、国会で議決を経た上で4月1日から実施することに変わりないとあらためて強調している。
◆2月の自主米、今期初の前年割れ(主食うるち)
食糧庁は3月23日、2月分の国内産主食用うるち米の販売・売却数量(速報値)を、自主米31万3千トン、政府米4万トンの計35万3千トンとまとめた。
特徴的なのは自主米の販売がペースダウンしていること。これまでは契約数量のみならず実引取も好調に推移してきたが、「先月の期別相対や入札の申込みに変化が出た。流れが変わった」(系統筋)ことを数字で表すかのように、今米穀年度に入って初めて前年割れを示した。3月には再び所有権移転分などが上乗せされるため公表数字は大きくなるはずだが、実際の販売は「相当に厳しい」(大手卸)環境にあるのは確か。
一方の政府米は、数量は小さいながらも前年実績の2倍ほどに当たる3〜4万トンペースを維持。安価な玉へシフトしているのが一目瞭然。
◆スノーパール、はつごぜん、柔小町など品種登録
農水省は種苗法に基づき品種登録(稲部門)を3月16日に1件、17日7件行い、官報告示した。登録は以下の通りで、カッコ内は登録者。
▽かぐや姫(宮城・小野寺諭)=ササの異株。ササより稈長が長く、出穂期・成熟期が晩い
▽ササニシキBL8号(宮城県)=イナバワセを一回親、ササニシキを反復親として戻し交配を繰り返して育成。他のBL同様に、いもち病抵抗性を持つほかササと区別性はない
▽ササニシキBL6号(同)=曲系808を一回親、ササニシキを反復親として戻し交配を繰り返して育成
▽ササニシキBL7号(同)=曲系872を一回親、ササニシキを反復親として戻し交配を繰り返して育成
▽吟吹雪(滋賀県)=山田錦に玉栄を交配して育成。玉栄より心白が大きく、山田錦より玄米の形が円い
▽スノーパール(東北農試)=74WX2N−1にレイメイを交配。玄米千粒重がやや大きい低アミロース米
▽はつごぜん(兵庫県)=691−1にひょうごわせを交配。ひょうごわせよりアミロース含量が低い
▽柔小町(九州農試)=ニシホマレに低アミロース系統の探系2021を交配。ニシホマレより玄米千粒重が小さく、アミロース含量が低い。
◆秋田こまちと新潟コシは生協・農協が安い(都調査)
東京都生活文化局は3月17日、うるち精米の都内小売販売実態をまとめた。
取扱高が多い13品種(北海道きらら、宮城ササ・ひとめ、秋田こまち、山形はえぬき、会津コシ、茨城コシ、栃木コシ、魚沼コシ、新潟一般コシ、富山コシ、たくわえくん、輸入米)の袋詰め5kg当たりの小売価格(消費税込み)について、今年の1月中〜下旬に240店舗(調査件数1,123件)を対象に職員が店頭調査したもの。
それによると、都内全体平均価格は、魚沼コシが4,101円で最も高く、次いで新潟一般コシ3,049円、会津コシ2,935円、富山コシ2,779円の順。逆に低かったのは輸入米の1,746円、たくわえくん1,917円、きらら2,181円。最高価格は魚沼コシの5,145円。
取扱件数の多い秋田こまちと新潟一般コシの店舗形態別の平均価格を見ると、秋田こまちはコンビニで最も高く、最も低い生協・農協と約2割の差が出た。また、新潟一般コシは百貨店が最も高く、低かった生協・農協との差は約1割。ディスカウントストアに次いで生協・農協の安さが浮きぼりに。
◆ミルキークイーン、百貨店で試食キャンペーン
黒米・赤米など古代米から新形質米まで幅広い種類の米を取り扱う福島県の椛株n屋(いわき市常盤水野谷町亀の尾134−7)は、最近注目されているミルキークイーン、スノーパールなども早い時期から取り扱い、首都圏の百貨店・量販店と直取引している。
その高島屋立川店では3月18〜24日、ミルキークイーンの試食キャンペーンを実施する。「特殊なお米なので、食べてもらうと売れる説明商品」(相馬屋・佐藤代表)という。
高島屋では平成8年から販売、現在は日本橋の本店ほか、新宿、高崎、横浜、大阪、京都、岐阜の各店舗で扱う。末端小売価格は5キロ4,000円。
昨年から取引が始まった伊勢新宿本店では4月7日から13日まで、また地元・いわき市のマイカル・サティいわき店でも3月27〜28日にかけてそれぞれ試食キャンペーンを行う。
相馬屋の10年産ミルキークイーン取り扱いは1万2,000俵。種もみも取り扱っており、11年産用でミルキークイーン、スノーパールともまだ販売余裕があるという。いずれもキロ2,500円。その他、巨大胚米玄米、赤米・黒米など玄米・種もみも扱う。ホームページでの問い合わせも多いという。
◆ニッスイ向けスノーパール、11年産1万2千俵
日本水産(ニッスイ)は、低アミロース米「スノーパール」の商品実用化に成功し、試験的に冷凍食品として3月から首都圏エリアで限定販売している。
スノーパールは東北農試で育成された新形質米で、通常の半分程度とされる低アミロース含量が売り物。解凍後の老化状態の進行が遅いのが特徴。
同社では、スノーパールの生産について東北中心に限定量で契約栽培しているという情報のほか詳細はノーコメントとしているが、消息筋によると秋田県大潟村で生産しており、10年産で5,000俵を確保したほか、11年産は1万2,000俵を計画していると伝えられる。
◆63銘柄8万9,617トン上場(26日自主米入札)
3月26日(金)に実施される第9回自主米入札の上場数量が米卸に通知された。上場対象は63銘柄(前回67銘柄)、全農系8万7,501トン、全集連系2,117トンの計8万9,617トン(トン以下四捨五入)で、前回より6,102トン増。宮崎ヒノヒカリが上場される一方で、岩手ササ、福島初星、栃木ひとめ、山口日本晴・ヒノヒカリの上場がなくなった。
その他、前回より上場数量が200トン以上少なくなったのは、青森むつほまれ、山形はえぬき、千葉コシ、長野コシなど。500トン以上の増加は、北海道きらら・ほしのゆめ、宮城ひとめ、庄内はえぬき、栃木コシ、新潟一般コシ、富山コシ、島根コシなど。
当日は、入札後に「その他附帯入札取引」の説明会が東京・大阪両会場で開催されるため、会場参加者が多くなりそうな見通し。後場応札状況の変化を指摘する向きも。下値札が多くなる?
なお、滋賀日本晴と島根コシは前回同様に売り手から2等上場の申出があり、了承されている。2等比率は変わらず、滋賀日本晴50%(上場数量は211.2トン)、島根コシ90%(同777.6トン、全量フレコン)。
◆11年産集荷465万トンに下方修正(基本計画)
食糧庁は3月12日、自民党に米穀の基本計画案を示した。
需給見通しは、昨年11月の指針に対して、11年産の計画出荷量(集荷)が計画ベースの552万トンから465万トン(自主米435万トン、政府米30万トン)に下方修正されたほか、外国産米の輸入数量を関税化受け入れにより77万トンから72万トンに修正したのみで、需要・在庫ともに変わらず。
11年産の生産目標数量902万トン(うち加工用24万トン)、生産調整目標数量96万3千ha(加工米予定4万7千ha)、計画出荷数量560万トン(うち政府米買入予定75万トン・備蓄運営ルールを前提)−などこちらも指針通り。
SBSは、既報のように前年度と同様に年4回平均的に各回3万トン程度とした。15日の米審懇を経て、正式に決定する。
◆アメリカ米業務用炊飯セミナー開催(USAライス連合会)
USAライス連合会は3月11日ウエスティンホテル(東京)において、「アメリカ米の業務用炊飯に関するセミナー」を開催した。
ジョンデニソン理事長の「日本は大変重要な市場。アメリカ米の評価は高まってきているが、これに満足することなく品質改善の努力を進めていく」の挨拶に続き、第1部日本精米工業会によるアメリカ産米試験結果の発表が行われた。
試験はカリフォルニア産コシ、コシ試験品種、アキタコマチ、Mー401、カルローズ、アーカンソー産コシの6品種で実施。同協会向井技術部部長からは「加州産コシは国産コシと比較しても遜色ない品質。他品種も多少改善すれば問題ない」との報告が、山縣商品研究室長からは「炊飯時の酸味臭や外観がやや気になる。全体評価では加州産こまちが安定している」との報告がされた。
またイクタツ岩本米飯本部長からは、「やわらかめなので、おにぎり加工時の計量が一定しない」との問題点が指摘された。
続く第2部ではセイフー西村商品企画部長から「昨年12月に加州産こまちを5キロ1,680円で販売。6日間で合計3,750袋の実績、消化率92.7%」との販売結果が、最後には「今後はテレビCMなどプロモーション活動を強化していく」とライス連合会の計画方針が説明された。
◆日新食糧に認証マークの使用を停止(穀検)
穀検関西支部は、2月8日から大阪府の卸売業者・日新食糧梶i東大阪市)に対し、精米表示に一部不適性が判明したため、認証マークの使用を停止している。
同支部によると、「大阪府の監査で、魚沼コシヒカリの表示で他の銘柄のコメを売っていたという表示不正が分かった」というもの。同社は搗精を大阪市内の卸に委託搗精をしながら営業を続けている。
業界筋では「認証制度そのものが極めて不的確な制度。自己責任で自社ブランド米を売るべき。ただ、一部卸は認証制度を悪用して偽物を作っていたのも事実。日新食糧だけの問題ではなく、業界全体の問題として捉え、消費者の信頼回復に努めるべき」と話している。
なお、大阪府は「現在監査中で、詳しい実態が解明できれば業務改善命令など何らかの処分も検討している段階」(流通対策室)と語っている。
◆コシ・ヒノ増、ひとめ・こまち横ばい(作付意向)
農水省はこのほど、11年産水稲作付の生産者意向調査(昨年12月実施)結果をまとめた。
主要品種の作付予定では、九州を除く関東以西ではコシヒカリの作付意欲が引き続き高まる傾向で、特に関東東山・北陸では過半を占める。西日本に普及するヒノヒカリも同様の傾向。
ひとめぼれは総体では現状維持も関東東山では低下、前年まで増加傾向にあったあきたこまちは横ばい。北海道では、きららが前年に引続き低下傾向で、替わってほしのゆめが順調な伸びを示す。近畿ではキヌヒカリが高まる傾向を示す一方で、日本晴が低下。
拡大予定品種選定の理由は、収益確保から「良質・良食味である」「価格が高い」が重視され、特に北海道ほしのゆめは「良質・良食味」を理由としたのが93%。東北のひとめぼれ、はえぬきは耐冷性や倒伏に強い品種特性も重視され、はえぬきは「良質・良食味」「価格が高い」という理由よりも「強健で作り易い」が上回るほど。
3年後の作付規模意向については、「現状維持」が80.8%を占め、前年調査より8.3ポイント増。規模拡大は7.3%、縮小が6.5%、わからないが5.3%。
◆新品種「オープス」発表(豪州コメ生産者組合)
オーストラリアン・ライス生産者組合は、日本向けに開発した新品種「オープス(OPUS=傑作)」を発表した。
「オープス」は豪州産の中粒種「ボーガン」と日本のコシヒカリを交配した短粒種で、日本の市場が求めている“炊き上がり”が得られるようにと、1987年から10年以上の歳月をかけて研究・開発されてきたもの。炊き上がりがやわらかく、時間が経ってもそのやわらかさを保つため、寿司などの日本食に向くという。
開発は、NSW州農業省のコメ交配・育種チームと同生産者組合、農業地域産業研究開発公社、およびマッカーキー・メモリアル農業試験場が協力して行われ、植物の交配・育種に関する権利「プラントブリーダースライツ(PBR)」を豪州で初めて確認された品種となった。このため、同生産者組合は「オープス」の独占販売権を有することになる。
今年産の生産量は約1万トンの見込みで、種籾を確保した後は、日本への出荷も可能という。また、9日から12日まで幕張メッセで開催される「FOODEX'99」でも、新品種の展示と試食が行われる予定。
◆イズミヤ、今期精米販売53億円へ(大阪)
イズミヤ(本社・大阪)の今期(決算期2月末日)精米販売規模が、約53億円(前期約50億円)まで拡大する見込みだ。
10年産販売では消費者の高値敬遠に苦心しながらも、三重コシ、秋田こまちなど定期的な特売銘柄を投入、宮城ひとめの早期投入などが効果を発揮し、在阪他店が苦しんだ12月〜2月実績も前年プラスを達成した。また数量集計中ではあるが基幹PBである「香豊」も、約30億円強と順調な伸びを見せた模様。
銘柄別シェアは前期の、@秋田こまち49%、A新潟コシ28%、B北海道きらら8%、C福井ハナエチゼン7%、D新潟魚沼コシ3%、E庄内はえぬき3%、F千葉コシ1%…から大きな変動はなく、新潟コシが若干の落ち。
今期は新定番アイテムである宮城ひとめぼれに期待がかかる。すでに3月1日から発売されており、来週末には全農みやぎ協賛の販促キャンペーンが予定されている。同商品は宮城JAあさひな産ひとめぼれ、納入卸は大阪第一食糧、初年度販売予定数量(11年3月〜12年2月)は1,000トン、販売価格は2キロ1,080円、5キロ2,480円。
◆川崎食糧商事が月末で玄米卸から撤退、自主廃業含み
神奈川の米卸・川崎食糧商事梶i川崎市川崎区堀之内町)は、3月末で玄米販売から撤退することを決めた。
当面、卸売り業務は継続し白米販売を行うが、こちらも最終的には撤退、自主廃業する方向。「他に迷惑がかからないようにソフトランディングさせる」(中村営業部長)としており、負債なく廃業出来る見通しという。現在の取引先には同じ全糧連系卸の鶴見食糧販売協同組合(横浜市鶴見区)を紹介・移行させることを説明している。
競争激化から販売量が年々減少、10年ほど前のピーク時の年間売上80億円から現在は月間2億円弱まで落ち込んでいる。大手納入先だった忠実屋がダイエーに吸収されたのが大きく影響したという。今後の白米販売の継続期間は流動的。
他の卸も環境は同様で、今年は卸売登録の更新期でもあり、3月決算終了後には他県でも廃業・合併を含めた動きがある模様だ。
◆有機米テーマに研修会(稲作経営者会議青年部)
全国稲作経営者会議青年部と朝日工業の主催で有機栽培の研修会が3月4・5日、長野県上山田町のホテル圓山荘で開催されている。
4日は現地・長野県東部町永井農場を視察するほか、「有機米栽培の新展開」をテーマに、鳥取大学の津野幸人名誉教授が「小さい稲作、大きい稲作」と題した基調講演と、アグロ・アドバイザーの真中多喜夫氏が「新“有機米栽培”を提案する」を講演。
また5日には埼玉県農試の日高伸環境生物部部長が「水田環境変化と有機材の役割」、農水省農産園芸局の伊藤洋環境保全型農業対策室長が「環境保全型農業の推進方策」と題してそれぞれ講演する。
◆兵庫経済連、BG無洗米を月間180トン目標
BG無洗米製造設備を導入した兵庫県経済連は昨年12月から商品の供給を開始。ラインは毎時1トンを2基で、炊飯メーカーや病院など業務用筋を中心に供給。一般家庭用としては、環境問題にも熱心なコープこうべに兵庫産コシヒカリにて供給。
平成11年度目標としては業務用を中心に月間180トン。このうち新規の取引も半分程度狙いたい考え。洗米装置の軽減などによるコストダウンや「環境にやさしい」商品であることをアピール。原料米はユーザーの要望に対応。「商談が進んでいる。環境を含めてから興味をもってもらっている」とするなど、工場給食など大口納入にも期待を寄せている。
◆販売登録、15日から更新・新規の申請受付
2月15日(月)から米穀卸・小売業の登録受付が始まる。今回は平成8年に登録された販売業者の更新登録と今年1回目の新規登録。1日から申請書の配布が行われている自治体もある。4月30日(金)まで土日祝日を除き受付られる。5月1カ月間の審査期間を経て、6月1日付けで登録される。卸の他県追加登録は6月15日。
食糧法施行後の8年6月に登録された販売業者総数、卸売業339(他県追加延べ766)、小売業者11万0,352(店舗17万5,973)が更新の対象。販売解禁でさまざまな業種から参入したが、「思ったより利幅がない」「売れない」などですでに販売を取りやめているケースも多く聞かれ、更新率も気になるところ。
卸の数量要件は本拠地4千トン、他県追加400トンの要件は変わらずだが、販売計画(見込み)さえ提出すれば基本的に更新可能の状況。他県追加などは登録後、実績ゼロのケースも結構多いとされているが、数量要件については需給環境等に応じたもの等の都道府県知事の裁量があり、実質的に切捨てはない。卸・小売への一元化の方向も要因のひとつ。
◆無洗米、当面月間100トン目標(奈良経済連)
奈良県経済連は昨年12月に無洗米製造設備を稼働、当面の販売目標を月間100トンに置いて取り組みを展開中。導入したのは毎時1トンの東洋精米機製作所製のBG米設備。
販売は業務用での実績が先行、取引先の外食店のうち、月間20トンクラスのところ数店が無洗米に切り替えたほか、一般の外食店を中心として拡販に当たっている。価格は加工賃によるアップ分を多少圧縮させているという。
一方、小売店を通した業務用と家庭用の販売も進める。家庭用はコシヒカリとヒノヒカリの2銘柄で、「万葉の清流に愛を米」の商品名で販売する。今年春には生協への供給も予定している。