4月30日 持帰り米飯落込み、どんぶりもの好調(3月)

4月28日 ◆加工原材料米も車側売却を適用(食糧庁)

4月27日 20日までに3割超の田植え(千葉・夷隅)

4月26日 米現金問屋東部ストアが多店舗化も視野

4月24日 ◆申込倍率2.8倍、落札残も6銘柄(前場)

4月23日 3月の自主米、先月に続き前年割れ(主食うるち)

4月22日 ◆入札の下げがもち米の作付増へ?

4月21日 初の卸間取引は「全量落札」(自主米センター)

4月20日 ◆米分析計ANー800が千台突破(ケット化学研究所)

4月19日 木徳備前岡山ライスセンター6月発足

4月16日 買い手も「止むを得ず」了承で決着(代金決済)

4月15日 JA庄内たがわ、6万俵の直売でメリット発揮

4月14日 十勝米穀が九州進出、10年度売上315億円

4月13日 ◆新米コシ、オープス品質良好とアピール(豪州)

4月12日 ◆ブレンド指定銘柄に大幅変更の可能性(卸)

4月 9日 10年産政府買入30万トン、3等4万トンで終了

4月 8日 3月末検査457万2千トン(10年産)

4月 7日 ◆複数年産ブレンド商品が増加

4月 6日 ◆トーメン、中国からの精米供給アップへ意欲

4月 5日 ◆持ち帰り米飯・回転寿司が2月落ち込む(JF調査)

4月 2日 県南地区10農協に絞って田植え開始(千葉)

4月 1日 販売登録の通年化、検査早期民営化を(規制緩和)


- 99年4月30日 -

持帰り米飯落込み、どんぶりもの好調(3月)

 外食団体(社)日本フードサービス協会(JF)の会員社を対象にした外食産業市場動向調査(今年3月度)では、新規店を含む全店ベースの売り上げは全体で前年比100.0%と、店舗数増(104.2%)にかかわらず前年並み。客数は102.6%で、客単価も97.5%と相変わらず。

 一方、既存店ベースの全体の売り上げは94.4%。今年に入り縮小傾向にあった下げ幅が再び拡大。客数が前年を上回った2月から一転し客数96.2%に。3月は雨の日が終末に集中し、土日の客数が伸びなかったが、一般消費者の消費意欲も依然低調とした。

 ファーストフードの売り上げでは、持ち帰り米飯・寿司が大幅に落ち込んだ(87.5%)が、牛どん、天どんなどの和風分野は103.9%と引き続き好調。業種によって格差。


- 99年4月28日 -

◆加工原材料米も車側売却を適用(食糧庁)

 食糧庁は政府米の販売促進の一環として主食向けの売却に際して小売・外食への車側売却(直送)や手続きの簡素化などを行ってきたが、4月1日付けで加工原材料用米の販売についても主食同様に需要者が希望する食糧事務所において買い受けできることとした。

 販売対象米穀の受渡しは在姿のまま行うが、変形加工を伴わない米穀は車側渡売却に準じて販売可能となり、保管場所から需要者が指定する場所まで政府運送する。

 鉄道コンテナの場合5トン、トラックの場合10トン以上となるよう計画し、港頭倉庫から需要者が指定する場所までの直行発送に限る。

 なお、希望する米穀が自県に在庫している場合は、在姿売却とし、同一都道府県内の車側売却は実施しない。買受申請は期別に各期間の開始月の前々月の10日まで所轄所長に提出、原則1カ月単位で計画・実行するほか、追加申請は随時、受け付ける。


- 99年4月27日 -

20日までに3割超の田植え(千葉・夷隅)

 関東の早期米地帯である千葉県の田植えが、昨年に比べ大幅に早まっている。

 県を挙げての“作期前進栽培”策が功を奏する形で、4月20日現在における県全体の進捗率が4.8%(前年同期実績3.1%)と10年産を1.7ポイント上回っている。

 特に県内でも早い地区である夷隅、安房、君津市庁管内では、それぞれ30.1%(同21.6%)、15.0%(同5.0%)、12.3%(同7.9%)と早期化が進んでいる。この地区では、今月末までにはほとんどが田植え終了となる勢い。

 天候が順調に推移すれば8月10日前後に刈取開始、出荷も継続して行える。早期米の中で核となるのはふさおとめ。狙いどおりいけば早場米の目玉となる。


- 99年4月26日 -

米現金問屋東部ストアが多店舗化も視野

 埼玉東部米穀の小売り部門である、米の現金問屋形式「東部ストア」(栃木県足利市)が好調を続けており、プロデュースに当たったアールダックでは、「米流通への挑戦とのコンセプトが消費者に評価された。今後は他店舗化にも前向きに取り組んでいきたい」としている。

 同店は毎月の入札による玄米価格に、流通経費をプラスして販売する“玄米原価販売”が売り。現在は3月26日に開催された第9回入札価格が対象となっている。

 新潟一般コシ30キロ購入時を例にすると、玄米入札価格1万0,830円+消費税542円+流通経費(税込み)600円=1万1,972円が支払額で、精米の場合は別途10キロ100円かかる。流通経費は10キロ300円、60キロ1,000円。

 他は(10キロ玄米価格のみ)魚沼コシ5,400円、会津コシ3,500円、富山コシ3,500円、宮城ひとめ3,100円、秋田こまち2,800円など。店頭では米小売りや、飲食店など業務用で購入する客が目立つという。


- 99年4月24日 -

◆申込倍率2.8倍、落札残も6銘柄(前場)

 第10回自主米入札の買い手参加状況は、会場175社、郵送70社の計245社で、前回より7社減。前場は、上場4万0,220トンに対して11万1,570トンと平均申込倍率2.8倍(前回前場と同率)。落札残が6銘柄2,486.4トン発生した。

 銘柄別では、庄内ひとめ28.8トン、福島ひとめ211.2トン、新潟一般コシ1,689.6トン、岩船コシ278.4トン、佐渡コシ268.8トンで後場上場に上乗せされた。

 また、落札残はなかったものの、競争倍率のボーダーライン2倍を切る銘柄も複数出ており、売り手に厳しい入札となっている。前場結果に対する入札会場での買い手の感想は「意外に安い玉が取れなかった」「もっと落札残銘柄が多いと思った」などで、「売れ手も前回の後場結果を踏まえての対応策を行っている」との声も聞かれた。


- 99年4月23日 -

3月の自主米、先月に続き前年割れ(主食うるち)

 食糧庁は4月22日、3月分の国内産主食用うるち米の売却・販売数量(速報値)を、自主米32万5千トン、政府米4万6千トンの計37万1千トンとまとめた。

 特徴的なのは、自主米が2月に引き続いて販売ペースがダウンしている一方、政府米が逆に拡大傾向を示していること。

 自主米に関しては、「2月までに所有権移転した玉(販売実績には計上済み)の引取に終始した」(全農)事情から、前年同月実績(43万トン)と比較すると大きくショートした格好。

 政府米は、数量は小さいものの前年の2倍超の数字で相変わらず好調。3月末までの累計を前年と比べると10万トン上回っているが、これは政府米の増加分とピッタリ合致する。


- 99年4月22日 -

◆入札の下げがもち米の作付増へ?

 早期米地帯の千葉ではもち米の種子配布数量が前年を上回ったとされ作付増加が見込まれている。

 一方、需要筋でも自主米入札が3月で下げ、4月も同傾向になると見られることから、もち米の作付は全体でも増えるのではないかと予測する向きも。市場での取引が減少したといわれるものの、相場自体はほぼ安定していることも要因になるという。

 取引が減ったのは卸筋が取扱を減らしているためのようだが、産地業者筋も系統の集荷が進んだせいで集荷量が前年より少なくなっている。値崩れがなかったことから産地筋も損を被ったということはなさそうだ。

 11年産自主米価格についてはもう一段の下げを求めるが、10年産米が1,100円(B区分)値下げされたのは前年度が古米を含めて販売されたため、新米だけになることから買い手の購入コストを踏まえて平均化したものといわれている。うるち米との兼ね合いも考慮されるはずだか、まだ高いか。


- 99年4月21日 -

初の卸間取引は「全量落札」(自主米センター)

 4月19日まで札入れ、20日に行われた自主米センター初の卸間取引の入札。

 福島ライスと丸三米穀の2社が合計で576トン(60車、9,600俵)を上場していたが、結果は「全量落札」された模様。

 福島ライスが会津コシ10車、中通りコシ5車、丸三米穀が秋田ササ(由利本荘)5車、秋田ササ5車、秋田ササ(由利本荘2等)10車、秋田こまち10車、秋田ひとめ(由利本荘)10車、長野コシ5車の明細で上場。落札価格は不明。


- 99年4月20日 -

◆米分析計ANー800が千台突破(ケット化学研究所)

 潟Pット化学研究所(東京大田区)の米分析計AN−800が、現在までに1,000台を超える販売実績を記録している。低価格機AN−700も、今月中旬時点で100台以上を販売。

 同社ではAN−800が全国的に高い評価を受けていることから、「経済連などへの浸透は成功した。今後は購入しやすいAN−700で小売り店を開拓したい」(営業部)とする。


- 99年4月19日 -

木徳備前岡山ライスセンター6月発足

 岡山の米卸・備前食糧と東京の米卸・木徳とが折半出資、資本金5千万円の竃リ徳備前岡山ライスセンター(邑久町)が6月に設立される。新会社は精米・保管物流業務を行う。

 かねてから本社・工場が手狭となったことや周辺の環境に配慮し移転を計画していた備前食糧と大手量販店との取引を持ち中国地区での展開に意欲を示す木徳との思惑が一致したもの。1万5千uの土地を確保、備前食糧は本社屋も同所に移る。

 新会社は月間生産能力2,500トンの設備を予定、来年秋の本稼働を目指す。新会社には役員として双方から3名ずつが参加。木徳は1〜2名のスタッフが常駐する。

 「業界で勝ち抜いていくため、より良い物を消費者に提供していかないと。ローコストでより良い物を作りたい」と、関係者は新拠点に待望。


- 99年4月16日 -

買い手も「止むを得ず」了承で決着(代金決済)

 自主米センターは4月15日、運営委員会を開き、懸案事項となっていた代金決済の別法人問題について協議した。結論的にいえば、全農が設立する別法人に対する買い手側の出資は見送り、また自主米センターの田中会長に一任した別法人との委託契約の内容についても、当日示された自主米センター案どおり了承された。

 買い手側が「止むを得ず了承した」委託契約の中身を要約すると、@別法人は、センターを経由しない取引も含めて営業行為(商談・価格交渉等)を行わないことA個別の買い手の取引価格に関する情報を洩らさないこと(買い手が代金を支払わない等トラブルが発生した場合にはこの限りでない)B売り手に対する精算は、産地品種銘柄ごとの加重平均で行うことC定期的に、及びセンターの要請に応じて事業の運営状況について報告を行うこと。またセンターは必要に応じて立入調査を行うことができること(センターは運営委員会又は取引監視委員会が必要と判断した場合には、必ず立入調査を行う)Dセンターから事業の運営に関し改善要請があった場合、これに従うことE別法人が上記のいずれかに違反した場合は、契約の解除、損害賠償請求を行うことができること−−の6項目。

 紆余曲折があった今回の問題もこれをもって決着した格好だが、今後の米流通に禍根を残すことにならないか。実行段階での運営状況チェックや将来の在り方についても引き続き検討を行っていくことが肝要と思われる。


- 99年4月15日 -

JA庄内たがわ、6万俵の直売でメリット発揮

 山形のJA庄内たがわの10年産米の直売は前年から倍増の6万俵(3,600トン)。このうち1万俵は米小売りからの栽培指定で、5万俵は米卸・小売りの産地指定。銘柄は半分がはえぬきで、ほかにひとめぼれ、コシヒカリ、あきたこまち。

 JA直売によるメリットとしては、農家の手取り価格の確保につながること、購入する流通業者にとっては流通経費減で安価で購入できることが挙げられる。こうした状況から11年産米も横ばいの需要が見込まれるが、「相場が上がると(直売の環境は)厳しくなる」との見方もある。

 生産者にとって出所のはっきりした“顔の見える取引”であり、JAも「責任の持てる米でないと生き残りは厳しいと思う」と受け止めている。11年産米の計画は7月〜8月頃に定まるとしている。


- 99年4月14日 -

十勝米穀が九州進出、10年度売上315億円

 北海道の米卸・十勝米穀鰍ヘ、先月10日に福岡営業所(博多区博多駅中央街8−36博多ビル3F)を開設した。現在受付られている他県追加卸登録の申請も九州全県に出すなど、本格的に九州地区に進出する。

 同卸は道内の本支店・営業所のほか、仙台・東京営業所を展開、他県追加卸登録も東北・関東・新潟・山梨・静岡の16都県に取得済み。

 全国展開を図る同社は環境が整ったところから進出を図る方針で、九州地区へは@量販店対応A卸再編の模索が進むなか、卸・流通業者・物流業者で組織するジャパン・ライス・ファクトリーの九州グループ等から進出への期待感が持たれたことなど−を理由に挙げている。九州から北上する格好か。

 同社の10年12月期(1〜12月)決算は、売上高314億8千万円(前期比106%)で増益増収。うちコメ売上高は211億円、前期比110%となっている。


- 99年4月13日 -

◆新米コシ、オープス品質良好とアピール(豪州)

 オーストラリアン・ライス生産者組合の陰山貞三駐日代表は4月9日、日本コメ市場の取引会後に豪州の「11年(99年)産米の収穫の見込みと現状について」と題して講演。

 この99年産は、昨年の9月下旬〜10月上旬に種播きをスムースに完了、その後の天候もほぼ理想的に進み2月18日に収穫を開始していると説明した。

 収穫の見込数量は下表のとおりで、総量で125万トン(籾ベース、以下同)の見通し。ジャボニカ種のコシ、新品種オープスの作付け増が特徴。

 4月7日現在における収穫量は短粒種2万2千トン、中粒種8万9千トン、長粒種13万6千トンの計24万7千トンとなっており、全体的な品質は昨年を上回るものと出席した卸売業者に対してアピールした。

■1999年産オーストラリア米の収穫見込み

品種名

99年見込み

98年実績

短粒種

  ジャポニカ(コシヒカリ)

25,000

21,369

  ジャポニカ(オープス)

10,000

0

  アルボリオ

9,600

21,854

中粒種

  ミリン

148,100

133,806

  アマルー

496,450

524,338

  ナマガ

213,400

268,610

  その他

38,000

31,280

長粒種

  ジャポニカ

246,000

250,232

  インディカ

22,750

33,395

  香米

40,700

37,016

合  計

1,250,000

1,321,900


- 99年4月12日 -

◆ブレンド指定銘柄に大幅変更の可能性(卸)

 裾物玉が枯渇気味なことから、中堅卸を中心に外国産米への関心が高まってきている。

 対象は加州産こまち、豪州産コシ、また中国産など、現在市場で一定の評価を受けている銘柄で、一部の卸からは「11年産からは各卸のブレンド指定銘柄が大幅に変わるかも」との声も聞かれるほど。

 これは業務用納入先からの、「安ければ国産米にはこだわらない。品質さえ良ければ外米でも良い」…という要望に反応したもの。

 業務用の世界では道産米や西日本玉、また政府米を3、4卸銘柄ブレンドして、キロ280円〜320円の価格帯を実現しているのが現状。それが裾物人気上昇で3月以降は、安値玉手当が極端に困難になっている。実際都内の某中堅卸では、2月から中国産米の試験を繰り返し実施している。


- 99年4月9日 -

10年産政府買入30万トン、3等4万トンで終了

 食糧庁によると、3月末で締め切られた10年産の政府買入れ数量は、買入れ枠通り30万トンとなった。都道府県別の買入れは、1・2次配分を調整(25県から一部返上された分を生産調整超過達成県に再配分)した経過から、最終配分通りになっている。

 上位県は、▽北海道11万9千トン▽青森2万7千トン▽秋田1万5千トン▽熊本1万トン▽群馬9千トン▽山口8千トン▽新潟7千トン▽岩手・宮城・栃木・埼玉・滋賀各6千トン(百トン以下、四捨五入)など。

 なお30万トン買入れのうち、3等米は4万トンで終了している。このため第1次分で提示し各県に配分(5割は2月までの持越米購入実績、5割は3月以降の持越米の販促に活用)した分で本年産は終了、追加の2次提示はない。

 10年産の11RYでの販売は、3等米の4万トンのほか、学校給食用・自衛隊用など直売分が通常なら10万トン程度売却されるが、@2月まで9年産を充当A助成措置カットで、学校給食向け自主米が増加(5万トン)−などから大幅に減少する見込み。このため、3等と併せても10万トン程度の販売に留まる公算。主食向けの販売は古米対策でも実施しない方針で、10月末の年度末在庫は20万トン水準となる見通し。


- 99年4月8日 -

3月末検査457万2千トン(10年産)

 食糧庁は4月5日、10年産米の3月末現在における検査実績を457万2千トン、前年比83%とまとめた。2月末より8万トン積み上がったが、前年同期より約91万7千トン減。

 種類別は水稲うるち428万トン(前年比81%)、醸造用9万9千トン(同98%)、水稲もち19万2千トン(同164%)、陸もち1千4百トン(同137%)。水稲うるちの1等比率は78.0%(9年産79.7%)で、近年では平成6年産の72.6%に次いで低い数字。

 うるちの制度別検査(検査後の制度変更は考慮せず)は、自主米401万8千トン、政府米2千トン、予定米11万トン、加工米23万7千トン、計画外米20万5千トン。計画外米は前年比92%で、うち売買取引業者の受検は1万0,218トン、同56%。


- 99年4月7日 -

◆複数年産ブレンド商品が増加

 消費者の低価格志向を反映してか、複数年産ブレンド米を投入する量販店が目立ってきている。

 ジャスコは米袋に「複数年産使用」とはっきり明記した秋田こまち(むらせ米穀)を5キロ1,980円で、長崎屋も9年、10年産ブレンド秋田こまち(ミツハシ)を5キロ1,980円、さらにマイカルのサティや食品SMポロロッカでもブレンド商品が展開されている。

 また特売を押さえ気味だったダイエーも、1日の「一の市」では蔵米北海道きらら10キロ3,380円と、思い切った価格を打ち出している。


- 99年4月6日 -

◆トーメン、中国からの精米供給アップへ意欲

 商社のトーメンは平成6年に中国・河北省に造った合弁での精米工場の処理能力を昨年秋に拡充し、年間2万4千トンへと高めたが、昨年1年間の精米実績は4千〜5千トンとなっている。

 設備増強は月間2千トンの精米処理を可能にしたことで、今年の精米量の拡大に意欲的。また、並行して、輸入米の供給先となる外食店など国内の販売ルートづくりも進めたい考え。

 日本の品種の種籾を中国国内に持ち込んでの栽培については、「研究はしている。興味はある」に留まっている。日本の品種の種籾は現地でも手当てできるとされることから、持ち込むことの効率性、さらには中国国内で生産した日本の品種が国内でプレミアム付きで売れるのかなど課題視している。


- 99年4月5日 -

◆持ち帰り米飯・回転寿司が2月落ち込む(JF調査)

 外食団体の(社)日本フードサービス協会(JF)が会員社を対象に調査まとめた外食産業市場動向調査によれば、今年2月は、新規店を含む全店ベースでの売り上げは全体で前年比104.8%と、店舗数に比例して伸張。客数は106.4%だが、客単価は98.5%。既存店ベースでの全体の売り上げは99.7%とほぼ前年並みに戻した。

 客単価は98.2%と前年割れだが、客数は101.5%と昨年5月以来の前年アップ。客数増の要因としては、キャンペーン等の販促活動の実施や新商品の投入によるところが大きいとし、業種業態あるいは企業によって増減のバラツキが見られる。

 ファーストフードの売り上げは103.1%と昨年4月以来のプラス。洋風と和風が伸びたが、持ち帰り米飯・回転寿司が大きくダウン。


- 99年4月2日 -

県南地区10農協に絞って田植え開始(千葉)

 11年産米でさらなる“作期前進栽培”を推し進める千葉県で田植えが始まっている。

 3月12日(TV用?)に一農家が行ったのが最も早い田植えだが、その後も順次開始しており、「今年は鴨川地区をはじめ県南中心に10農協に絞ってスタートさせている。品種は期待のふさおとめと初星。

 これらの早生物を早期に作付けし、超早期米の九州玉が切れる時期に照準」(経済連幹部)を合わせ出荷するのが狙い。昨年の初検査は8月14日だったがその後の出荷が途切れてしまって販売チャンスを逃した経緯がある。そこで「初検査を8月10日頃に早め、初出荷後も継続して出荷できる体制を整える」(同)考え。


- 99年4月1日 -

販売登録の通年化、検査早期民営化を(規制緩和)

 政府は3月30日の閣議で「規制緩和推進3か年計画」(平成10年〜12年)を改定した。

 農林水産省関連では、@農産物検査A麦の価格政策等B株式会社の農業経営への参加C農機具の検定−等71項目の改定計画が盛り込まれた。

 本紙関連(米穀販売業の規制)では、年2回とされている米穀販売業の登録申請期間及び登録期日の通年化について、早急に検討を行い、平成11年度中に結論を出すことになった。

 一連の規制緩和では通信販売規制や登録小売業者の標識規制はすでに昨年6月25日付けで、また販売業の登録・更新申請時の提出書類簡素化は今年3月10日にそれぞれ措置済み。

 農産物検査については、早期民営化に向け、市場原理を活用した関係者のコンセンサスが得られるような新制度のあり方の検討を11年度以降に進めることを盛り込んだ。