-2007年7月31日-

◆入札取引の仕組み、19年産版に更新(センター)

 コメ価格センターは、ホームページ上で解説する「入札取引の主な仕組み」を19年産版に更新した。(1)センター取引の改正方向(2)申請等に関する様式(3)業務規程・細則・関係法令(4)入札取引のQ&A-などを更新。

 最大の見直し点は、期別・定期注文取引の指値に値幅制が適用されること。市場実勢をより反映させるための措置で、落札率や販売進度が一定の基準に達した場合、±3%の変動値幅制が適用される仕組み。年内は落札率を基準(連続2回50%以下で適用)、年明けは販売・契約進度(全銘柄の平均以下)も勘案する。売り手の上場計画がまだ不透明だが、事前にルール変更点は確認しておきたい。

 なお、19年産からセンターの運営方法が会費主体から手数料主体に切り替わる。年会費が減額(5千t未満5万円、5千t以上1万t未満15万円、1万t以上30万円)される一方で、落札数量に応じた拠出金(60kg当たり・消費税込み)は、従来の2円から55t以下20円、55t超110t以下19円、110t超18円-となる。


-2007年7月30日-

◆落札は6割程度(千葉・27日食害米入札)

 千葉農政事務所で7月27日に実施された貯穀害虫(コクゾウムシ)による食害を受けた政府米入札(すべてコシヒカリ)は結果集計中とされるが、参加した関係筋によると、16年産7ロット約143トンが初度入札で全量落札、17年産が品位「下」の2ロット約12トンが初度で落札、再度入札で品位「上」の1ロット約29トンが落札、18年産は初度で品位「上」1ロット約2トンが落札(再度入札はなし)と…計11ロット約186トン余りが落札されたもよう。

 メニュー19ロット約323トンのうち6割弱が落札となったものと見られる。16年産は9千円台は不落で、1万円内外の水準か。17年産は1万トビ台が不落となっている。10業者が参加、落札は4業者程度のもよう。


-2007年7月27日-

◆南国そだち建値1万5,100円、ナツ1万4,800円

 高知産早期米の系統販売価格は、8月3日まで南国そだちが1万5,100円(大阪・裸)、ナツヒカリ1万4,800円となった。コシヒカリは収穫が8月にズレ込む見通しで、同期間内の販売は難しそうだ。概算金は7月27~31日まで▽南国そだち=1万3千円(前回比500円安)▽ナツヒカリ=1万2,700円(同)。

 農水省が公表した7月15日現在の作柄は平年並み。「当初は103と見られていた。曇天・台風の影響で生育の遅れや、一部の地域で若干白穂が出ている。コシヒカリの収穫が始まらないと何ともいえない」(関係筋)とされるが、いまのところは公表通り平年並み水準と受け止めているようだ。


-2007年7月26日-

◆8/3日まで1万6,900円に改訂(宮崎コシ)

 宮崎県経済連によるコシヒカリの販売価格は、7月28日~8月3日まで1万6,900円(JA米、大阪・裸)に改訂される。スタート価格に比べ600円安。4日以降は未定だが、第2期価格は前年と同じ下げ幅のため、同様の流れからいえば1万6千円前後が見込まれる。

 某卸は「JA米と一般米(300円安)を合わせれば前年並みの水準で、予想の範囲内」との受け止め方。別の卸からは「取扱いを考えていたが価格が高いうえ、小売店などからの要望がなく見送ることにした」という判断が聞かれ、台風により品質低下が大きいとなれば再検討するところが出るかもしれない。運賃については昨年、全農と別立ての従来通りで実施したが、今年も「特にその件での連絡は入っていない。昨年と同じと見ている」という。

 コシヒカリの検査は、JA宮崎中央で25日に250袋程度(若干のミルキークイーンを含む)で実施、JA西都でも同日始まった。県内の末端販売は「他県のように短期間のお祭りとはいかない。5kg2,180円程度の売価になる見通し」(県内業者)とされる。


-2007年7月25日-

◆宮崎コシ建値、27日まで1万7,500円


 宮崎県経済連によるコシヒカリの販売価格が、7月27日まで1万7,500円(大阪・裸)で卸に通知された。19年産米から取り扱われるJA米で、一般米は300円安。18年産米(7/26日まで)に比べ一般米比較で100円安価のスタート。

 県内の初検査は23日、JAはまゆう管内の串間支所で行われた。受検したのは「きらり宮崎・その他ともに360袋(30kg)。等級は2・3等と聞いている。コシヒカリは25日から検査が始まる見通し」(経済連)とされる。

-2007年7月24日-

◆宮崎コシ新米、大手量販店30日から発売(首都圏)

 首都圏末端販売における宮崎コシヒカリ新米の発売は、大手量販店で7月30日~31日、食品スーパー等で8月2日~3日のスケジュールになってくる見込み。スタート時の店頭価格は最安値が5キロ1,780円、全体的には1,980円周辺が中心価格となってきそうだ。

 販促企画では東国原知事関連の企画が目立っており、ここ2~3年で縮小傾向の百貨店キャンペーンも復活しそう。

 都内卸への聞き取りでは「産地と調整して28~29日までに工場へ一定数量が入荷する予定が立ち、7月最終週始めには店頭発売する見込み。今年は米袋デザインを含め東国原知事絡みで例年以上の販促イベントを企画する関係で、スタート価格を5キロ1,780円前後に設定し一挙に数量を稼ぐ考え」(有力A卸)、「無理すれば30日にも発売が可能ではあるが、数量がまとまる2日以降からのスタートを予定している。価格は5キロ2,000円台も考えたが、周辺店の動向から1,980円前後に」(有力B卸)という。


-2007年7月23日-

◆種子島コシ、20日に400袋強で出発式

 鹿児島・種子島コシヒカリのJA系統による出発式が20日に行われた。中種子・南種子分の合計約400袋強(30kg)が出荷されたようだ。

 【中種子管内】出発式用は前日に検査を行った約140袋(30kg)で、品質はおおよそ1・2等半々。2人分のみの結果で、品質の判断はこれからという。20日は約160袋の受検で、当日の出荷を考えている。20日は天候が良く、週末からは収穫も進む見通し。

 【南種子管内】出発式用は20日午前中に実施した約300袋が対象。検査結果ははっきりしないものの、受検したのは倒伏していない玉といわれる。20日は午後に300袋程度の検査を実施、23日頃からは1日2千袋以上のペースになる模様。7月いっぱいで「天候が良ければ、8~9割の検査が出来る見通し」。


-2007年7月20日-

◆青森まっしぐら、外食・中食が関心

 19年産米から県外販売が本格化する青森まっしぐらに対して、外食・中食企業の関心が高まっている。父、母ともにコシヒカリ系統の品種で、食味、粘り面での評価に加えて、大粒なことから白飯向きという点で定食、弁当チェーン業態が興味を示す。

 外食業界からは「既存仕入先卸からの提案で社内で炊飯試験を実施したところ、炊きあげた時に大粒な仕上がりで白飯に最適との意見が多く出た。当社は定食チェーン業態で白飯では見た目も大事な要素。19年産米ではサンプルを見てからの判断となるが、現時点では一定数量の導入に前向き」(関西外食チェーン)、「18年産米では弁当向けの白飯をゆめあかりから、まっしぐらに切り替えた。食味試験と炊飯時の出来からの対応だが、現時点では消費者評価は上々の反応。特に粒が大きいことで“見た目が美味しそう”との声が多く、19年産米では30%程度の調達上積みを検討している」(首都圏弁当チェーン)との指摘が聞かれる。


-2007年7月19日-

◆宮崎コシ発売、7月28~29日に延期(福岡)

 福岡など九州地区の末端販売では、台風4号の影響により宮崎コシヒカリ新米の発売が延期となった。

 大手量販店等では7月25日~26日の発売スケジュールが組まれていたが、「19日~20日に宮崎県内の指定先JAを現地調査して調整するが、第一弾として28日~29日の店頭発売を目指す。台風通過後は天候が回復に向かっており、楽観的な見方だが4週目の末には一定数量が入庫出来るのでは」(福岡卸)との状況が聞かれる。

 発売に向けては経済連が企画する新米キャンペーンに乗る卸が多く、「話題の東国原知事の写真やイラスト入り米袋を使用し、通常の精米売場とは別スペースを確保する形での販促を」(同)としている。

 店頭価格は5キロ1,880円前後が中心となる見込みで、「末端販売ではスタート価格を5キロ1,880~1,980円とする納入先が目立ち、一般米穀小売店では2,280円周辺になってくるのでは」と見られる。


-2007年7月18日-

◆地震の影響は低い(消費地卸)

 新潟中越沖地震について消費地の米卸は、「震度6強を観測した柏崎市、長岡市の周辺地区では、農協倉庫の一部が倒壊したとの話が聞かれるが、聞き取りの範囲内では深刻な話には発展しない感触」(首都圏A卸)。

 米の出荷に関しては「当社の指定先ではないがライフライン優先のため、柏崎、長岡周辺産地からの出荷はストップの状態。ただ、該当卸とも一定規模の玄米在庫は保有しているはずで、末端販売等への影響はない見込み」(同)とのこと。

 また北魚沼地区周辺を産地指定する卸でも「17日段階では詳しい水稲への被害状況は把握出来なかったが、19年産米生育への大きな影響は発生しない雰囲気だ。交通(道路)の関係で出荷に支障が出ているものの、手持ち在庫は十分で納入先に迷惑をかける可能性は低い」(首都圏B卸)としている。


-2007年7月17日-

◆千葉のコメ販売業者など5社に立入調査(関東農政局)

 関東農政局は12日、コメ偽装の疑いがあるとして、JAS法に基づき千葉県のコメ販売業者、神奈川のコメ卸売会社など5社に立ち入り調査を行った模様。

 今後、立ち入り調査で得た伝票などの資料を分析し、JAS法に違反する事実の有無を解明することになる。

 県などが調査を行っていたが、複数県に及ぶことから国に権限が移ったもの。小林農林水産事務次官も会見の中で、JAS法上の任意調査を実施していることを明らかにしていた。


-2007年7月13日-

◆東国原知事米袋も5キロ1,780円(宮崎コシ)

 関西地区の卸業界では、宮崎コシヒカリ新米の末端発売スケジュールについて、「7月28~29日に大手量販店を対象に店頭発売する計画で、今年も昨年とほぼ同水準の3,000トンを販売予定としている。スタート時には産地JA等の協力をもらって、精米売場で試食販売も実施する考え。やや台風の影響が気になるところだが、地場の食品スーパーなどでも同時期の発売スケジュールを立てている」(関西大手A卸)、「納入先の関係で宮崎コシヒカリの販売規模は小さいが、百貨店などでは28日の発売予定を組んでいる。当社では沖縄ひとめぼれを扱わない関係で、19年産新米の第一弾となる」(関西B卸)との予定が聞かれる。

 また店頭価格に関しては「米袋には話題の東国原知事のイラストをプリントし販売促進を期待するが、店頭価格は大手量販店で5キロ1,780~1,880円と昨年並み」(A卸)、「テレビなどマスコミで話題性十分の東国原知事のイラスト入り米袋で、百貨店向けでは5キロ2,280~2,380円を予定する。量販店に比べ割高だが別スペース売場を確保し、“東国原知事販促グッズ”で埋め尽くす演出で販促効果を狙っていく」(B卸)など、納入先の業態で差が出る模様だ。


-2007年7月12日-

◆末端高値で販売鈍る(沖縄ひとめ)

 沖縄ひとめぼれの県内販売は、「量販店を廻るとスタート価格の5kg2,180円で売られている。価格が高いことで、売れ行きは当初に比べ鈍っているようだ。

 系統の建値が7月11日から改訂されるため、納入業者は手持ち分とのプールにより末端価格の見直しを図る必要があるのではないか」(販売業者)とされる。系統の販売価格は7月10日まで1等1万6千円、11日以降は600円程度下げ修正されたものと見られる。なお、業者間取引で九州圏内に相当量が搬送されたという話も伝わる。

 第1期作の品質は1等7割程度と良く、石垣島以外の産地玉も例年より良好のようだ。「販売を考慮して検査が厳しいという話も聞く。実際、1~2等の格差は見られない。今年は食味も良く、販売のネックは価格」との指摘も。


-2007年7月11日-

◆ダイエーで玄米アイテムが充実(量販店)

 関西地区のダイエー店舗で玄米アイテムの充実が目立ってきた。売場では発芽玄米商品、雑穀米商品と同じ棚に陳列する形で、健康イメージを前面に出す演出が打ち出されている。

 7月初旬における大阪市内店のチェックでは魚沼コシヒカリ2キロ1,580円、新潟コシヒカリ同1,080円、秋田こまち1,050円、宮城ひとめぼれ880円、山形はえぬき特別栽培米同1,180円他が展開されており、4月下旬時に比べ棚割り配置、ボリュームとも拡大した感触が持たれる。

 最近の傾向については「関西量販店では精米の2・3キロ袋と、玄米アイテムの棚割面積を拡大させる動き。価格(セール)は控え目にしながらも、健康イメージで他店との差別化を打ち出す狙い」(府内卸)が指摘される。同じ時期におけるイズミヤ、ジャスコ、阪急オアシスどの店舗においても同じような動きが感じられた。


-2007年7月10日-

◆JAなど5者間で3ヶ年契約を締結(パルシステム)

 パルシステム生活協同組合連合会では、北海道米の安定供給を目的に、指定先JAなど5者間で3ヶ年の播種米契約を締結した。

 今回の契約はホクレン、指定先産地のJA北いぶき、JAふらの、精米及び商品化担当の全農パールライス東日本、農産物関係担当の子会社である(株)ジーピーエスの間で結ばれたもので、「稲の種まきを行う春先にその年の使用分を想定して取引数量を決定し、秋に収穫された新米を市場動向によらず優先的に供給してもらう」仕組み。19年産米については8月頃の正式な数量契約が予定されている。

 北海道米に対しては「近年、市場で人気の北海道産米はパルシステムでも人気が高まっており、現在のところ供給している道産米は予定より早めに完売する見込み。計画的な生産と安定的な供給を目指す」としている。18年産米ではきらら、ほしのゆめ、もち米のはくちょうもちが供給されている。


-2007年7月9日-

◆6月末引き取り200万トン超(全農)

 7月5日に行われた神明玄米サイロ会議で、全農の原米穀部長は、米穀の販売状況等について情勢報告を行った。

 18年産米については、「6月末の数字は集計中だが、5月末で販売計画280万トンのうち、契約は252万トン、卸からの引き取りは178万トンの状況となっている。6月末の速報値では引き取りは200万トンを超えてきたが、10月末に向けて各卸さんへは引き取りをお願いしていく」とした。また、19年産米に向けては、「南九州ではやや低温状況が入って2~4日程度遅れていると聞く。鹿児島の種子島では7月20日、宮崎では7月23日が初検査の見込みとなっている」と報告した。

 中国への輸出については、「6月24日に中国へ向け出荷が実現し、現在は7月20日から北京、上海市内で販売スタートが予定されている。銘柄は、新潟コシヒカリと宮城ひとめぼれで、第1弾の売れ行きに注目していきたい」と説明した。


-2007年7月6日-

◆和食業態の増加で東北JAが攻勢(関西外食)

 西日本地区の外食業界では、昨今の和食ブームを追い風に、和風ファミリーレストランや定食チェーンの新店増加が顕著になっている。特に目立つのが“釜炊きご飯”として女性客やファミリー層をターゲットにした店で、使用米は北陸産を中心にした単品銘柄が多い。そうした外食業界の動きに対応してか、今月中旬頃から東北産地の売り込みが目立っているという。

 「主に有力JAや比較的に規模の大きい生産者グループで、ひとめぼれ、はえぬき、あきたこまちでの営業を積極的に進めていると聞く。名古屋以西で東北銘柄の採用例は、まだまだ少ないことで巻き返しに出たのでは」(関西大手卸)としている。手法は産地が単独で出向くのと、米卸と一緒にの2タイプで、「当社でも今のところ3件の大きい商談が進められており、19年産米での採用に結びつくと思う」とのこと。

 和食業態の特徴は、白飯などで単品銘柄米の使用が多いことで、「距離的なこともあり北陸産コシヒカリの採用事例が目立ち、神戸や大津を本拠とするチェーンでは兵庫や滋賀コシヒカリを使う企業も」(同)とのこと。東北勢の攻勢でシェア変動も。


-2007年7月5日-

◆沖縄ひとめ検査、800トン・1等7割

 沖縄ひとめぼれの1期作は、近年にない良好な出来となっている。6月末現在の検査数量はおよそ800トン、1等7割で、比率は「昨年までの2等・3等・規格外がそれぞれ1ランク上がったという受け止め方で構わないのではないか」(関係者)とされる。作柄が良く、粒張りが2ミリ以上の玉も出ているという。

 2等以下の主な格落ちはカメムシによる部分着色で、1等が高い要因は(1)特定の検査場所で色彩選別機を導入(2)肥培管理などの徹底が進められた(3)初期のもの以外は天候に恵まれたため。ただし、今後は与那国などに続いて来週から本島北部でも検査が始まるため、等級比率は下方修正される見通し。

 一方、系統建値は1等1万6千円(2等▲500円)。例年通り2等主体の仕入れと見ていた販売業者にとっては、等級が良いのも単純に喜べないところが出そうだ。


-2007年7月4日-

◆出穂開始、検査は8/4予想(佐賀・七夕コシ)

 佐賀県・JAさが白石地区支部の七夕コシヒカリが出穂期に入った。「7月1~2日頃から始まったもので、今週いっぱいが目途。順調に進めば収穫開始は、1カ月後の8月2日頃が見込まれる」という。初検査は8月4~5日、出発式は8月7日頃の予想。

 JAによる6月27日調査では、移植後3カ月弱が経過。穂孕み期で、もうすぐ出穂を迎える。いくらか穂が見える状況で、好天に恵まれていることから、株はしっかりしており、生育は順調とまとめている。


-2007年7月3日-

◆会長に安田氏、社長に萩原氏が就任(米心石川)

 7月1日、石川県の3卸(石川県米穀、パールライス石川、北陸中央食糧)が統合した新会社「米心石川」(べいしん・いしかわ)が発足した。

 取締役会長には、安田舜一郎・JA石川県連会長、代表取締役社長には萩原貢・県米穀社長がそれぞれ就任した。

 役員人事は以下の通り。(敬称略)▽代表取締役専務=平田長久▽常務取締役(総務部・営業部・業務部・製造部担当)=城田章▽同(商事部・炊飯部担当)=松下正治▽取締役=竹田征三▽同=坂本繁▽監査役=増田明、林幹二、池田繁。


-2007年7月2日-

◆7月結果で8月以降の枠調整(政府米)

 出来秋までの需給・市況でポイントになるのが政府米。7月入札は、16年産4万トン、17年産1万トンの計5万トンがメニュー提示された。8月以降の月間枠についても概ね同程度だが、7月入札結果が反映される見通し。

 16年産は、個別銘柄ごとに不足する結果になれば8月以降の販売枠を増やす方向。一方、提示の4万トン全量が落札された場合、月間販売計画の3万トンを超えるため、8月以降で削減調整される可能性も。

 17年産は、銘柄ごと在庫数量が1千トン以上の52産地銘柄(各200トン)が提示されている。在庫銘柄は、1等・1等ばら・2等・2等ばらを含めて100銘柄以上あり、少ロットの産地銘柄は随時メニューに吊される予定。




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